アンパンマンのおくりもの
大きく紙面をさいた記事、読売の「優太ちゃんへ やなせさんからアンパンマン・グッズ」に感動した。新潟県中越地震で奇跡的に救出された優太ちゃんに、「アンパンマン」の作者・やなせたかしさんから、色紙と箱いっぱいのグッズが届いたことを伝えたもの。やなせさんは5歳で父親を亡くし、8歳で母親とも別れて、おじの家にあずけられた境遇をもつ。阪神大震災などの被災者にも義援金を送ってきたそうだ。病院への手紙には「優太君以外の子どもたちにも分けてあげてください」と添えたという。
児童健全育成推進財団のインタビュー(2003年秋)では、戦争体験や貧乏の経験などについて語っていて、今回のことにつながっていることがわかる。
11月27日、都や区市町村の行政について考えあう第5回東京地方自治研究集会が開かれる。ジャーナリスト・大谷昭宏さんの記念講演やコント集団ザ・ニュースペーパーのコントもある。14団体が連続して訴えるコーナーでは、私の所属する労働組合は保育について、アンパンマンの寸劇を予定している。5分程度のものだが、私が担当のシナリオもほぼできあがり、今の東京都の保育施策を問う内容に。ラスト14番目の出演で、アンパンマンのマーチの替え歌でしめくくることになっている。「いけ! みんなの夢 まもるため」と流れるアンパンマンのマーチにみられるように、アンパンマンは元気と勇気を与えてくれる。
「小中生1割強に抑うつ傾向、自殺願望も2割 北大調査」(朝日新聞)を読み、子どもたちが夢を持てるようにいま何ができるんだろうと思いながら、やなせさんの贈り物を伝えた記事に目がとまった。
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