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2005.01.02

あなたの涙そうそうは? 遥かなるクリスマスを聴いて

 一番好きな歌は?と聴かれたら、夏川りみの「涙そうそう」と私は答える。BIGINの緩やかであたたかいメロディー、森山良子のせつなさとやさしさがゆたかな詞、夏川りみの圧倒される歌唱力(2004年レコード大賞最優秀歌唱賞)に、やすらぐ。涙そうそうとは、涙がぽろぽろ止まらないという意味。

 TBSは、50周年プロジェクトとして、「あなたの涙そうそう」をお寄せくださいとよびかけている。TBS放送50周年プロジェクト「涙そうそう」に詳細がある。応募要綱によれば、「大切な思い出をお預かりして、各分野のプロデューサーにより、ドラマやバラエティなどの番組や映画に」育てるというもの。1月15日締め切りで、形式は自由。すでに応募されたもののいくつかの要約も掲載されている。

 1月2日、新年早々に涙腺がゆるくなった。さだまさしが紅白で歌った「遥かなるクリスマス」を試聴して、歌詞を読んで。

 ※試聴は、大人のための「e+selection」PICK UP「さだまさし」遥かなるクリスマス「プロモーションビデオ」
 ※歌詞は、SCUM’S BLOGの「紅白歌合戦のさだまさし」

 紅白では、8分の曲を4分半に仕上げたという。「人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当の事が言えない」「子供達の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れていく」など、かなり直接的なメッセージを含んだ歌。

 私は2003年夏に長崎を訪れた際、「ナガサキ・ピース・ミュージアム」(発起人:さだまさし)に立ち寄った。とても小さく狭いけれど、強いメッセージ性を感じた。
 昨年、紅白は2月11日に再放送。今度もされるはず。さだまさしの部分は絶対聴いてみたい。「遥かなるクリスマス」を含むアルバム「恋文」も買おうと思う。

 かの国ではいまだ戦闘状態は続き、多くの市民が犠牲になり、裸の王様の国の兵士も1300人以上がいのちをおとしている。この国にも、「非戦闘地域」に送られた人の無事を祈って、涙する家族がいる。震災や子どもをめぐる痛ましい事件でも、多くの涙が流れている。

 あなたにとっての涙そうそう。応募しようとする思い出は私にはまだないが、この企画に寄せられた思い出が番組にどのように育ち、またどんな涙を生むのか、注目したい。

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コメント

SCUM'S BLOGのSCUMです。
トラックバックありがとうございました。
紅白のさださん、私は元パンクスなのですが、私のようなパンクスに衝撃を、あの紅白であたえるのだから、本当にすごいなと思わされました。
私の愛したパンクも、メッセージ性の強いものが多いのですが、今、ここまでメジャーの場で、これだけのメッセージを叩きつける事のできる人がいるのかと、むしろ心強ささえ感じた程でした。

夏川りみさんは良いですね。
彼女の歌声には、何か説得力というか、心の底まで潜り込んでくるような力があるなぁと思いました。

 トラックバックありがとうございました。Solid Inspirationです。

 現状の音楽業界には寒い思いをさせられっぱなしですが、"歌う"ということの原点を見せつけられた気がします。

大変失礼とは思いましたがトラックバック送らせて頂きました。

さだまさしさん、もうずっとファンです。20年くらい^^
紅白のさださんは見られなかったのですが、あちこちのブログでもかなり良い評価みたいで、ファンとしてはほっとしてたりもします。
この歌を歌う決心をしたさださん本人とNHKの英断(?)は、まだまだ捨てたものじゃないな、と思わせてくれました。

Marika's Essayの松崎茉莉花です。
トラックバックありがとうございました。

私も初めてさだまさしの「恋文」というアルバムで「遥かなるクリスマス」を聴いたときは、その直接的な歌詞に思わず手を止めて、じっくりとその意味を噛み締めるように聴きました。

それからはしばらくその歌詞と、そこから感じた「何か」を派生しながら、様ざまな思いや疑問や不安が交錯するように頭の中を燻っていましたし、それに対して何のアクションを起せない自分を歯がゆく感じてもいたのです。

私のブログにくれたコメントの中に「自分が何もできないことに自責を感じるのではなくて、「気づくことができた」ことにもっと自信と誇りを持てばいい」と書いてくれた人がいましたが、確かに「気づく」ということをしない人たちが多くなったように思えます。
さだまさしのこの「遥かなるクリスマス」を聴いて、ふと立ち止まり今の社会を振り返る。小さな出来事のようですが、こういったことができるという積み重ねがまた何かを変えていくのかも知れません。

ちなみに「恋文」というアルバムはかなり気に入りまして、今遡ってさだまさしの他のアルバムも立て続けに購入しています。

夏川りみの歌声ってとてもいいですね。高音で、どこまでも澄み切っていて清らかで。それでいて決して弱いわけではなく、優しさの中に強さが感じられる。「涙そうそう」の歌詞の良さを助長しているような、そんな感じを受けます。

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