自分の切り口で 古田敦也選手のブログを読んで
今日は、朝の街頭宣伝で初めて司会をつとめました。とても嫌で嫌でしょうがなかったのですが、断れない事情がありまして。緊張しすぎるので予定よりかなり早く着き、始まってからも足ガクガクはいつもの通りでしたが、終わった後「声、よかったよ」と言ってくれる人もいて、うれしかったです。ほめられるとうれしいもんですね。たとえそれが声だけでもね。
最近、ブログを始める人が増えていますね。メールを送る感覚でできるんだから、すごいです。私は自分のブログにコメントやトラックバックを寄せてくれた人以外の人のブログはあまり読みません。でも、やっぱり注目しているのはプロ野球選手会会長の古田敦也選手のブログです。古田選手の開設は私より後なので、ブログ界では私の方がちょっとだけ先輩なのですが。
リーダーの姿が見える、リーダーというよりは一人の人間としての表情や思いが伝わってくる。やっぱり大切ですよね。私は労働組合の職員で、平和団体の役員もやっていますから、その手のいろんな集会に参加しています。最近、めっきり開かれなくなっているのが残念ですが。
いろんな集会に参加して思うのは、意外性がないんです。何人もの人が発言するのに、自分の切り口、語り方が本当に少ないなーと思うんです。誰かが書いたんじゃないかなぁという発言が多いように思っちゃうんです。本当に伝えたいことは、自分の伝えたい言葉で伝えるべきなのに、同じ型にハマっているような。じゃぁ私にそれをくつがえす発言ができるのかといえば難しいのですが。
プロ野球の球団再編問題で古田会長が会見で紙を見ずに語りかける姿が昨年ありました。この人は伝えたいことが本当にあって、自分の責任でそれを話そうとしているんだと感動しました。ふだんどんなことを考えているのか、スポーツ新聞はかなりの加工が入ります。でもブログは書くのもまとめるのも更新するのも本人。その人の姿、生き方が見えてきます。
私も誰かの真似でなく、自分の切り口でしっかり書いていこうと思いました。
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