義家さんの次の「現場」でのたたかいに期待
ヤンキー先生こと、義家弘介さんが北星余市高校を退職することを明らかにした。スポーツ新聞を含む新聞各紙はそれを大きく報じた。毎日新聞は義家さんの下記ブログのURLまで掲載した。
扉のむこうより、熱を込めて-ヤンキー先生 義家弘介の教育コラム-
義家さんのブログの「告白」記事には、2月16日午後5時現在で270のコメントと87のトラックバックが寄せられている。
私は学校関係者ではないが、過ごした中学校は荒れていて、さまざまなうわさもかけめぐっていた。授業のボイコット、クラスによる担任拒否などがあり、担任を外れ、翌々年には学校を去った教師がいた。私のいたクラスが原因で担任の先生の悩みが深まっている。その原因の中心が私だったなどといううわさを流す人もいた。学校というところのこわさを知った。
憶測による批判を乗り越えることの難しさ、連携の崩れなど、義家さんは誰よりも生徒のことを、学校のことを思い、悩んだ。私は労働組合の職員をしている。周囲からは「たたかうべき」との声も聞こえてくる。彼の「告白」ブログを読むと、熱血で繊細でやさしい思いが伝わってくる。残ってたたかうべきという声も理解できるが、私は次の「現場」でたたかう義家さんに注目したい。その前にありがとうと言ってから。
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