うまくいくこといかないこと
昨日は、関係団体と実行委員会を組んで企画を開催。石原都政のもとでの東京の保育問題について考えあう企画(講演とパネルディスカッション)だったのですが、開催日まで10日を切ったなかで、急きょ会場と講師が変更になるという、今後たぶんありえない状況となりました。みんなでつくることの難しさを痛感したのでした。いろんな対応に追われ、おかげでこの1週間とても疲れました。
企画自体は成功したと思っています。普通のシンポジウムでは面白くないので講演をうけた後半部分では、6人のパネラーが司会者の設問に対して、まずフリップに書いて示し、それから短く話す「フリップトーク」を展開しました。私の発案がほぼ通ったのです。「石原都政になって増えたこと、減ったこと」「私は○○をがんばっています」「東京を○○にしたい」の3つの設問。
シンポジウムには学生のころから何度も参加していますが、人数の多いパネルディスカッションのとき、まわりをみるとウトウトしている参加者も少なくないので、新しいことをやってみようと。話したいことと聴きたいこと、話してほしいことと聴かせたいことに少しギャップがあると思っています。
昨日の後半部分はほとんどの参加者が自分だったらこう考えるというような、「参加」をしていたようにみえました。パネラーの個性やメッセージ性もはっきりみえて、よかったです。ほっと一安心です。
いつも同じパターンではなく、いろいろやってみて失敗もして、次にがんばろうとすること、その失敗をうけてアイディアを出し合って、積極的に取り入れてやってみること。大事ですね。今回のようなドタバタ劇が今後ないことを祈り、積極的にやってみることの大切さを感じた一日でした。
« 三宅島、たった一人の園児が見た夢は | トップページ | 欽ちゃんの労働トレーニングに思う »
「保育」カテゴリの記事
- 少子化で揺らぐ保育園 保育士などを増やせる政策を(2022.05.05)
- 就職したばかりだけど、職場がおかしいので退職したいという人へ(2022.04.16)
- ドラマ『逃げ恥』と『ダンダリン』のセリフが保育園の職員に何を問いかけているか~「やりがい搾取」を許さずに自分たちの手でよりよいものに変えていくという選択肢とは(2017.04.01)
- 保育士の賃金引き上げと増員を(2017.03.19)
- 保育士不足の背景に丁寧な取材で迫る (2015.03.29)
「政治」カテゴリの記事
- 若者が9条改憲に肯定的との先入観は誤り(2014.01.13)
- 政治に社会に組織に求められるプロセスの公開(2013.01.13)
- 子どもの権利を守るため、人にやさしい都政をつくる宇都宮けんじさんで~猪瀬さんでは保育施策は大・大・大ピンチ~(2012.11.28)
- 湯浅誠さん、都知事選に不出馬(2012.11.06)
- <声明>私たちは新しい都政に何を求めるか(2012.11.06)
コメント