4月14日、映画人九条の会 映画と講演の集い
憲法9条を守ろうと、大澤 豊 (映画監督) 、小山内 美江子 (脚本家)、黒木 和雄 (映画監督)、神山 征二郎 (映画監督) 、高畑 勲 (アニメーション映画監督) 、高村 倉太郎 (日本映画撮影監督協会名誉会長) 、羽田 澄子 (記録映画作家) 、降旗 康男 (映画監督) 、掘北 昌子 (日本映画・テレビスクリプター協会理事長) 、山内 久 (脚本家・日本シナリオ作家協会理事長) 、山田 和夫 (日本映画復興会議代表委員) 、山田 洋次 (映画監督) の各氏が映画関係者によびかけて「映画人九条の会」が結成された。
4月14日、東京・文京シビック小ホールで、映画「第五福竜丸」の上映と新藤兼人監督の講演が企画されている。また、イラク戦争開始2周年にあたり、世界各国でとりくまれるイラク戦争反対の国際共同行動として開かれる日比谷野外音楽堂での「国際共同行動3・20中央集会」に、映画人九条の会を代表して、映画『草の乱』の神山征二郎監督が登壇し、決意表明をするという。
以下、映画人九条の会ホームページより
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★映画人九条の会★ 映画と講演の集い
映画「第五福竜丸」と新藤兼人監督!
映画人九条の会は、新藤兼人監督をお招きして、反核映画の傑作『第五福竜丸』の上映と講演の集いを行います。
映画『第五福竜丸』は、アメリカによるビキニ環礁の水爆実験で被爆した第五福竜丸事件の全貌を克明に描いた渾身の力作であり、新藤兼人監督の代表作の一つです。
新藤監督は、3月24日に新日本出版社から「新藤兼人・原爆を撮る」を出版されます。映画人九条の会は、初期反核映画の傑作である『第五福竜丸』をあらためて大勢の皆さんに観ていただくとともに、新藤監督に、なぜ反核映画を作り続けるのか、を語っていただきます。ぜひご参加ください!
日時 2005年4月14日(木) 18:45~21:15
18:45~開会
18:50~新藤兼人監督講演
19:20~映画「第五福竜丸」上映
映画「第五福竜丸」
1954年3月1日、遠洋マグロ漁に出ていた第五福竜丸の乗員たちは、暗闇の海上で天空まで立ち上る火柱と巨大なキノコ雲を目撃。やがて雪のような死の灰が空から降ってきた。静岡県焼津港に帰港した乗員達たちは原爆症と診断され、無線長は苦しみの末に死んでしまう──。
1959年2月18日公開/白黒・シネスコ
製作: 近代映画協会・新世紀映画
監督: 新藤兼人
出演: 宇野重吉・乙羽信子・小沢栄太郎ほか
上映時間: 1時間55分
場所 文京シビック小ホール
http://www.b-civichall.com/access/main.html東京都文京区春日1-16-21 TEL 03-5803-1100
地下鉄丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩0分
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
参加費 1000円
主催 映画人九条の会
http://www.netlaputa.ne.jp/~ei-en/kenpou/
〒113-0033 東京都文京区本郷2-12-9 グランディールお茶の水 301号 映演労連内
TEL 03-5689-3970 FAX 03-5689-9585
Eメール=ei-en@netlaputa.ne.jp
映画人九条の会は、皆様の任意のカンパによって運営します。カンパ等の振り込みは、以下の口座にお願いします。
郵便振替口座 本郷一郵便局
口座番号: 00140-9-278825
口座名: 映画人九条の会
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新藤兼人著「新藤兼人・原爆を撮る」
新日本出版社より、2005年3月24日発売(1,890円)!
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映画人九条の会は、文京区シビックホールで4月14日に「映画と講演のつどい」を開催し、新藤兼人監督の講演と映画『第五福竜丸』(1959年)を上映した(開会のあいさつを、大澤豊監督が)。
「お金がない」のは当たり前で、「儲かる映画を撮っていないから」、と平然と語る新藤監督。ユーモアあふれる語り口に、会場は魅了されていた。
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