「日本快勝!!」に異議ありだ!
日本快勝!!今日3月30日、サッカーワールドカップアジア最終予選の日本対バーレーン、相手のオウンゴールで日本は辛くも1:0とし、勝ち点3をあげた。
今日は珍しく午後6時きっかりに仕事が終わり、中継をテレビで観ようと帰路へ。いつもより電車が混雑したのは、サッカー中継の影響だと実感。
攻める日本、守ってカウンターをねらうバーレーン。予想された展開が続いた。後半に左サイドを中心に攻め込むパターンが増え、そのなかで日本はオウンゴールで1点を得て、なんとか逃げ切った。
テレビ朝日の中継が報道ステーションへと切り替わり、プロレスやF1など筋書きが予想される実況には向いても、微妙な問題を含むニュースや野球・サッカーには合わないと私が思う古館さんの仕切りへ。その仕切りはこの際おいておく。
ちょっと待ってもらいたい。サッカーファンのチャンネルをキープしたい、さらに報道ステーションのレギュラー層や結果を知りたい視聴者をつかみたいのはわかるが、「日本快勝!!」という表示を左上にずっと掲げ続けるのは、異常だ。しかも、スポーツ枠ではなく報道枠で。「報道ステーション」という枠で、辛勝を快勝とするのは、番組自体の見識が問われる。
ワールドカップが決まったわけでもない今、そして次の試合まで間隔があくなか、バーレーンの健闘もたたえて、冷静に喜びたい。
ジーコ監督も試合後「すごく拮抗(きっこう)したゲームで難しかった」とコメントしている。
共同通信も「オウンゴールの辛勝」という表現なのだが。
・日本、オウンゴールの辛勝 W杯予選バーレーン戦(共同通信2005/3/30)
※報道ステーションも、午後10時20分頃には日本勝利!!に変わったようです。
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