「子どものつぶやき あのね」がうつしだすものは?
今日3月7日の朝日新聞「子どものつぶやき あのね」の子どもたちのことばには、笑ってしまいました。
●一緒に風呂に入った母のおなかを見て、「太っ腹だね~」(6歳)
●花壇の花を見て、「ほら、チンパンジーが咲いてるよ」……パンジーだった(3歳)
●祖母がしわだらけの顔で笑いかけた。「何でそんなにややこしい顔をしているの?」(3歳)
私、仕事の関係で、新聞を結構読むのですが、暗いニュースが多く報道されるなかで、このコーナーは異色です。ほっとするものもあれば、やっぱりおとな社会を映し出しているんだなと思うものも。
●祖父からお小遣いでもらった千円札をじぃーっと見て、「これ偽物じゃないかなぁ…」。(4歳)
●母親に「謝りなさい」と言われ、「本当に申し訳ございませんでした」とすました顔でぺこり。テレビで見た、不祥事の後に謝っているエラい人のまね?(4歳)
核家族化と少子化がすすむなかで、子どもたちのつぶやきに直接ふれる機会は減ってますね。地方から上京して、一人で暮らしている私なんかは特にそうですが。子どもの姿さえない社会、ゆとりのない私たち。その姿を見ている子どもたちはどんな未来を担うのでしょうか。
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