IT、ネット、ブログ、今のうちに~年代をこえて~
プロ野球の球団新規参入問題からライブドア、楽天、ソフトバンクが脚光を浴びていますね。お茶の間に流れるニュース・話題はライブドアVSニッポン放送へ移り、ソフトバンク関連の北尾さんが「新規参入」。テレビ、新聞、週刊誌でも大きく報道されています。
IT企業、ネット、ブログetc・・・。好むと好まざるとにかかわらず、また詳しいかどうかに関係なく、話題としての新規参入はすすんでしまっています。
私の周囲からも直接・間接的にいろんな混乱が聞こえてきます。特に年配層を中心に、勘違いとして。ライブドアのことをアウトドアと言ってしまう人、ヤフーはライブドアがやっていると思っている人、フジテレビが買収されるとインターネットに接続できる人しかフジテレビが見られなくなると心配している人などなど、いろんな混乱は広がっているようです。
私は所属している労働組合の会議に限らず、いろいろなところに参加して、意見を言うことが多くなってきました。人前で発言することはできるだけ避けたいというのが前提としてあるのですが。
ある団体の会議で、先日もライブドアなどの話題をつかみとしてふれたあと、インターネットの活用について発言しました。
その会議後、私の母と祖母の中間の年代の人から、あることを聞かれました。
「ちょっと聞きたいけど、○○(団体の名前)はホームページ持ってるんだっけ?」
がびーん(-_-;)。
4年前から会議のたんびに言ってきたぞー。何十回も言ってきたのに~(T_T)/~~~
(+_+)ま、実態はこんなもんです。
年賀状や日記を書くのに、60代以上の人がパソコンを始めたとか、ホームページを開設したとか、ブログを始めたとか、いろいろ聞くようにはなりましたが、まったくその世界と縁なく生きている人もいるわけです。
わからなかったら、もっと早く聞いてくれー。
でも、聞いてくれてありがとう、なんです。
そのあと、ライブドアはなぜ儲かっているのか、どうやったらインターネットを始められるのかなどなど、少しやりとりしましたから。
帰り道、別の年配の女性(この人も60代後半かな)とも話をしました。その人から話をしてきました。
「息子はそういうブログかホームページか知らないけど、自分の持ってやってるみたいなんだよね。最近増えてるよね。でも私、よくわからないのよね。」
(ToT)/~~~ 息子と会話してくれー。。。
と思いますが、なかなかそうもいかないようですね。
私、ライブドアとか楽天に好感は持っていません。ライブドアの堀江社長のことをよくは思いません。楽天の三木谷さんには早くフルキャストスタジアムの弁当持ち込みくらいは認めろよと思っています。でも、話題としては重要でしょう。
いま、話題は日韓・日中関係にうつりつつありますね。竹島問題などで、大ブームだった「韓流(はんりゅう)」ブームは下り坂です。ヨン様たちは脚光をあびたものの、韓国っていう国を私たちどれだけ知りえたでしょうか。
いま、プロ野球の新規参入、ライブドアとニッポン放送の騒動、プロ野球楽天ゴールデンイーグルスの見事な負けっぷりなどなどの流れのなかで、話題としてIT、インターネットは世代をこえてやりやすい状況です。ホリエモンの社長日記の記事から報道されていることも少なくありません。ブログがニュースになり、そのニュースを個人がブログに書く。そんな時代です。
60代以上の人にどうやって理解してもらうか、今何が起こっているのかを騒動だけでなく、ネットの普及とメディアの変化などとあわせて、だれもがその活用をしやすくなっていること、やろうと思えばできることなど、話題・ネタが十分にあるなかで、聞けるときです。
プロ野球新規参入騒動以前はまったく理解できなかったけど、実際に自分がやるやらないは別にして、IT企業やネットに少し詳しくなった人と、まったくと聞こうと思っても聞けない人、聞く気もない人、格差は広がっていないでしょうか。
ホリエモンがメディアに出なくなると、お茶の間に注がれるIT関連の話題が大幅に減って、聞くチャンスがなくなりませんかね。
少しだけ聞く気はある年配のみなさん、いまのうちに聞いてくれー。
教えられるみなさん、話題をどんどん展開させて、無理やりでも話していきませんかー。
いまのうちに、やっときませんか?聞くほうも聞かれるほうも。
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何もかも共有できるとはおもわないけど、関心をもったり、聞いてみようとするのが、世代間や階層間の格差を埋める唯一の方法です。
おりがみの職場や、PTAだって、野球の「や」の字も言わなかったような同僚、おかあさんばっかりでした。しかし、去年の「合併」「1リーグ」「ストライキ」などの際のおりがみの吠えまくりが効を奏し、今では「どこが首位なの?」「巨人はどうしたのかしらねえ」「タイガースラーメンってのをみかけたんですよ」など、雑談の中に「野球」が入るようになってきたもんね。
「戦争」や「憲法」についても、もっと大胆に語っていきたいです。
投稿: おりがみ | 2005.04.08 14:36
おりがみさん、同感です、はい。この格差を埋める努力、どの世代にも欠けているというのが私の実感です。わからないなら聞けと言ってきたつもりのベテランに、聞く耳があるのか、そんなことも含めて、いまみんなが見直すときだと思います。時代の変化が早いほど、コミュニケーションって、大事ですよね。それができる関係かどうかも大切だと思います。どっちがどう、ではなく、お互いに。
投稿: tamy | 2005.04.13 20:12