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2005.04.20

米軍の無人兵器・戦闘ロボットがイラクへ?!

 米軍の無人兵器・戦闘ロボットがイラクへ派遣? 

 そんなテレビゲームのような話が現実に向かっている。驚かされた。

 米軍がイラクでの治安対策に、地上を走行する無人兵器・戦闘ロボットを投入する計画をすすめているという。無人兵器はすでにイラクやイエメン、アフガンなどの実戦で使われ、さらに開発がすすむなかで今度は本格的なものになるようだ。

 情報源は、ときどきのぞかせてもらっている「つぶやき手帳」さんの記事「戦闘用ロボットがイラクへ」。おととい18日の朝日新聞は天声人語(2005/4/18)でふれている。

 また、アメリカ学研究所というブログには、踏み込んだ興味深いレポートが掲載されている。

 
「米軍、イラクにロボット兵士を派遣」(「アメリカ学研究所」)
「アメリカ人が死なない戦争」(「アメリカ学研究所」)

 加害の側に「犠牲」のない戦争。無人兵器に殺される時代へ。大量破壊兵器の保有などを大義名分に掲げたイラク戦争の反省さえなく、それを「私」は支持しなくても、集団としては支持してしまった「私たち」。アメリカそのものが大量破壊兵器、大量破壊国家ではないのかという検証はしなくていいのか。

 無人兵器・戦闘ロボットの研究がすすみ、投入が現実味をおびているなか、戦場は限りなく遠いものに。戦闘は報道などで言葉として身近になっても感覚としては縁遠いものとして、私たちに見えているのかもしれない。

 でも、私たちにとって、戦争が非日常だとしても、ロボットの標的になる側は戦争という日常を迎え、どう抵抗しえるのだろう。その戦場での出来事は「成果」として今以上に加工され、戦うことでの平和・民主主義がことさら強調されていくだろう。

 ありえないことが次々に起きていくなかで、時に事後的に、あたかも「想定内」として枠を広げてとらえ、何でもありの状況をつくりだしているのは誰なんだろう。

 戦後60年目の年、世界で一番強い国では、アトラクションも含む核実験博物館もオープンした。この国では、コンビニに戦車・戦闘機が「配備」され、野球盤的な「魚雷戦ゲーム」が30年ぶりに復刻された。戦争とゲーム、日常と非日常・・・。私たちは分別のある大人なんだろうか。

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コメント

私の拙い記事をご紹介いただきありがとうございました。
きっかけは朝日の「天声人語」でしたが、ここまできた現実に本当にやりきれない思いがしました。
殺人のゲーム化が進んでいるという感覚です。
私自身はかつて(今も?)ミリタリーマニアでありました。ですが、やはりある部分後ろめたい感覚があり、それが実際の戦争を見つめる際の分別を意識的になしていこうとする矜持につながっていたと思います。
どうも最近はそういう分別を為すことなく、そのまま現実の力のポリティックスに流されていくミリタリー好きが多くなっているような危惧が・・・

兵器に求められるモノは何か?
答えの一例として挙げられるのが、「自軍の被害は最小に、敵の損害は最大に」「少ない作戦行動で広範囲を制圧する能力を有すること」

こう言った事を考えると無人化は非常に合理的である。機体は所詮消耗品、パイロットさえ生きていればいい。こういった実情があるかぎり現実的には陸軍より空軍つまり戦闘機の方が無人化は早いだろう。上空から目標や人間を破壊する方が効率がいいからである。また、次世代の兵器は物理兵器ではなくエネルギー兵器に移行しつつある。無論このような兵器を開発している国は1つ(2つ)しかない。このような兵器が実戦に投入された場合大量破壊を起こした犯人の特定は非常に難しくなる。なぜなら、全ての生命は消滅してしまう。あまり長くなるのは良くないのでこの辺でやめておこうと思う。ただ、もう某国に勝てる軍事力を有する国は、国連の多国籍軍を持ってしても地球上には存在しないと言う事実を知っておいて欲しい。また、その国に資金や精密工業製品を供給している国が何処の国か・・・頭の片隅に置いておく必要がある。
兵器を作っている人は、自分が作った兵器で人が死ぬことなんか考えていない。勝手なようだが使わなければいいのである。エネルギー兵器など、SFの世界で、妄想ばかりしてるんじゃねぇ~よ。と思う方もいるはずである。当たり前である、信用するしないはあなたの自由である。しかし、いずれ極大量無差別殲滅兵器は完成してしまう運命にある。なぜなら、私も開発している1人だから・・・

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» 戦闘用ロボットがイラクへ [++つぶやき手帳++]
昨日(18日)の朝日新聞の「天声人語」で、イラクでの治安対策のため米軍が無人兵器を投入する計画を進めているという話を読んだ。 この兵器についての詳細が知りたいと思い、検索などして調べてみると↓こんなサイトに行き当たった。 「米軍、イラクにロボット兵士を派遣」(「アメリカ学研究所」) 「アメリカ人が死なない戦争」(「アメリカ学研究所」) 今はまだ性能やコスト面の問題から、生きた兵士の完全な代用にはならないだろう。しかし、これらの一方的な殲滅兵器は確実に、これからの「非対称」戦争の主戦力... [続きを読む]

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