「先生の教え子は私たち6年2組だけ」にふれて
1時間近い通勤に乗り継ぐ電車やホームで、少しだけ大きめのおろしたての制服を着た中高生に、「春」を感じています。
私はこのブログで、過ごしてきた学校、また教師についてかなり批判的に書いてきていますが、もちろんいい思い出もたくさん。自他ともに認めるトラブルだらけの学校生活でしたが、なかまといっしょにつくってきたクラス、そこでの思い出、後輩たちのためにもという努力、いろいろなことがありました。
嫌な教師もいましたし、尊敬する教師もいました。私にとっての唯一のとりえは書くことが早いということですが、それを厳しく指導する人もいれば、ほめて注文をつける人もいました。教師も本当にいろいろだなと実感があります。
クラスのなかまたちと教師、そして自分、2度とない瞬間です。当たり前ですが。学校というところを離れて10年以上、以降上京してひとり暮らしの私。最近、学校をめぐるさまざまな事件、また東京にいて日の丸・君が代の強制がおよぼす影響の報道などにふれると、やたら学生時代のあれこれを思い出します。
このブログで、いまもっとも多くの学校で歌われている卒業ソング「旅立ちの日に」を紹介してきましたが、その曲を聴けるブログとしてイチオシをさせていただいてきた★TAKさんのブログで Flash「先生の教え子は私たち6年2組だけ」という記事に最近ふれることができました。曲にのせて読みました。何度も。そのもとの「言葉の花束」http://blog.so-net.ne.jp/3732hana-taba/の記事
【先生の教え子は私たち6年2組だけ】(http://blog.so-net.ne.jp/3732hana-taba/2005-03-18)を何度も読みつづけました。
学校で出会う先生と仲間、その出会いと過ごす瞬間を大切にしてもらいたい。新しい制服の背中に、そんなメッセージを投げかけたいです。
高校の校長は、一期一会という言葉をやたら挨拶で使う人でした。この言葉がわからない生徒は優秀でないと言わんばかりの上から下への指導口調。校長の言葉から出会いや瞬間の大切さを感じること、私にはなかったです。
この記事とFlashに出会えて、一期一会の大切さを二重に今感じることができているように思います。
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コメント
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何度も何度も見て読んでくださって、TBまで、ありがとうございます♪
言葉でわかることと、実体としてわかることとは少し違うのかもしれませんね。
“実体”としてわかるって、すごい事だと思います。
それは時として震えるような感動があったり・・・。
制服姿の学生さんには
先生や仲間たちとの出会いやふれあいの一瞬一瞬を
本当に大切にしてほしい・・・と私も応援したくなります。^^
いろんなこと感じてくださって、本当にありがとう♪
投稿: Peko | 2005.04.20 10:24