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2005.05.20

吉永小百合さん「ずっと言い続けることで、みんなが言える環境を」

 このブログ、憲法関連の話題を続けています。さすがに続けすぎ。私の日々のつぶやきや7月3日投票にむけ実質的な選挙戦が本格化している都議選・都政に話題を移していこうと思っていたところ、今日も憲法から切り離せず。

 最近、憲法を守ろうというような論調を少しでも見せる雑誌・書籍、あまり売れていないようですね。論調で言えば私のブログも「売れない」側で、かたいテーマが多いのですが。

 私は学生のときから、まじめすぎてかたすぎる『週刊金曜日』を時々読んできました。定期購読の経験もありますが、いまは置いている本屋に立ち寄ったときに気が向いたら買う程度。筑紫哲也さん(「NEWS23」キャスター)や佐高信さん(評論家)、石坂啓さん(漫画家)らが編集委員をつとめています。

 今日都庁に行く仕事があって、立ち寄った書店で手にした『週刊金曜日』(第557号 2005.5.20 定価500円)を、少し読んでから迷わず買いました。吉永小百合インタビュー「いまなぜ平和を語るのか」のタイトルを見て。

 「戦後60年を迎えて 佐高信・編集委員インタビュー」として、吉永小百合さん(俳優)のインタビューが3ページにわたって展開。

 映画「戦争と人間」や広島の原爆や戦争についての思いを、

 「言わないで後で後悔する、というのは一番、よくないと思うんです。またずっと言いつづけることで、みんなが言える環境を持ち続けられると思うのだけれども、なんとなくみんなが沈黙してしまうとそういう流れになってしまう」

 と語ります。

 さらに、

 日本が外に向かって戦争をすることに「どっちでもいい」などというのはね、悲しいですよね。「わたしは賛成、私は反対」とみんながならないと。

 

 ライフワークの原爆詩の朗読の申し込みの多さとそこからくる苦慮にふれたあと、楽しんでみんなで考えることが広げていくことにつながっていくと、積極的にふれるのです。

 さらに、取材の申し込みがあふれるなかで『金曜日』を選んだ理由を、

「その真面目さですね。生きている私たちのことを考えていることが伝わってくるような雑誌だと思うのですよね。」

 と表現した後、最後に編集委員の佐高氏がよせばいいのに「本誌の編集委員として加わっていただけないですか?」という問いかけを。

 これに、

 「いえいえ、そんな力はないですよ。あの、応援団で(笑)。」

 と答えて、記事は終わります。

 3ページのインタビュー、昔の映画の話題も多くすべての経過を理解することは若い世代には難しいとは思いますが、メッセージの強さを感じる記事です。『週刊金曜日』、私は熱心な読者ではありませんが、この記事を含んだ号はおすすめで、読みごたえは十分だと思います。置いてない書店の方が多いのが残念ですが。

*【追記】*2005/5/21

tama * fuwari(たまふわり)内のNEWS Watching「〔活躍する女性〕吉永小百合さん」(2005/5/21)で当記事についてふれていただきました。

【ブログ内関連記事】

吉永小百合さん「声にださないと大変なことに」、朝日夕刊「ニッポン人脈記」スタート(2005/4/2)

 

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コメント

こんにちは
繰り返し言い続けることは大切ですね。
「サヨク」な人間は現前の課題に引き回されて、けっこう憲法や原爆のことに言及しないところもあります。で、ことの大切さを忘れたりします(汗)これは自分に対する戒めでもありますが。
「週刊金曜日」誰かに差し入れを頼もうと思います(笑)

 傷みやすいからか、内容的なことか、店頭に出ていないお店が多いような気が私もしていました。
 近所の書店はたずねてみたら置いてありました。薄くてめだたないので、↑この記事を読んで興味を持たれた方はぜひお店の方に確かめていただきたいなと思います。
 また、図書館の話ですが、館によれば週刊誌もバックナンバーは貸し出してもらえるので、利用させてもらってました。館内で読んで帰られる方が多いのか、最新号はたいてい書架には残ってませんね。
 

 この記事書いてから、アクセス数が増えまして、ちょっとびびってます。以前よりは少しやわらなくなったとは思いますが、硬派なのはしょうがないとは思いつつも、石坂啓さん(漫画家)が加わったことに期待したり。

 去年の4月、女優の紺野美沙子さんがある記者会見で、「私もいつか、吉永さんのように平和を願う反戦的なものを読んでいきたい」とコメントしたのをスポーツ紙で知りました。あとに続く人がでてきてほしいなぁと思います。

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» [活躍する女性]吉永小百合さん [tama * fuwari : NEWS Watching]
(原爆詩の朗読などは、たくさん申し込みがあるのですか?と問われて) もう五年ほど前からのものがたまっていまして、今はそれを少しずつ消化しているところでね。お申し込みがすでに1000近くあって、なかなかすぐには応えられず、中には怒る方もいらっしゃるのですよね。 「“ライフワーク”と言って、なんでやってくれないんだ」とか、「いくらお金を出せばやってくれるんだ」とか。お金は一切いただいていないのですけれども、そういうような方もいらっしゃって、なかなか苦慮しています。 tamyさんのブログを読んで、... [続きを読む]

» 吉永小百合原爆詩朗読 [変見]
 05年7月3日山口市の県教育会館で吉永小百合さんが被爆者が作った原爆詩を朗読した。悪天にもかかわらず約500人の聴衆で満席だったが、朗読中私語はもちろん物音一つたてず全員が飲み込まれていた。  被爆者の平和への思いが小百合さんの思いと重なってストレートに伝わったからと思う。家族にも見せようとヴィデオを買って帰り、見たが感じが違う。朗読中に挿入された補足が邪魔をしているのだと思う。朗読を聴衆の位置からそのまま撮影した方がよいような気がした。朗読中の挿入は必要ない。  小百合さんはこの朗読に20年前か... [続きを読む]

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