映画「父と暮せば」、DVDが6月24日発売
■次回作も戦争物 黒木和雄監督■
映画「父と暮せば」のDVD発売(6月24日)を記念して、黒木和雄監督と脚本家・井上ひさし氏のトークショーが31日、東京・新宿の紀伊国屋ホテルで行われた。11年前に井上ひさし氏の戯曲が舞台化された場所でのトークショー。黒木監督は次回作として、特攻隊の夫を持つ妻が、夫が戦死した後、夫が推薦した親友と再婚して暮らす話の構想を明かし「今度も戦争が素材になる」と意気込みを見せていた。
(スポーツ報知2005/6/1)
DVDは6月24日発売。
amazon.co.jpの検索結果によれば、
「プレミアム・エディション」(定価6300円)と、通常版(定価3990円)の2種類。
発売元は、バンダイビジュアル
この作品は3度観た。ブログにも何度も書いてきた。一人でも多くの人に観てもらいたかったが、上映される映画館が少なく、自主上映会が広がってはいるものの、多くの人にふれる条件はまだなかった。このDVD化で、一人でも多くの人の心に響けばと思う。
映画のオフィシャルホームページの「最新情報」には7月から9月にかけて東京・岩波ホールでおこなわれる戦後60周年連続上映の企画が告知されている。
東京・岩波ホール
2005年7月9日(土)~9月2日(金)まで
戦後60周年記念連続上映 「黒木和雄監督 戦争レクイエム」が予定されているという。
・7月9日(土)~7月22日(金) 「とべない沈黙」
・7月23日(土)~8月5日(金) 「TOMORROW/明日」
・8月6日(土)~8月19日(金) 「美しい夏キリシマ」
・8月20日(土)~9月2日(金) 「父と暮せば」
毎夜6:30より一回上映
【ブログ内関連記事】
・映画「父と暮せば」再上映、ありがとありました(2005/3/6)
・「父と暮せば」黒木監督、8万8千羽の折鶴を手に広島へ(2005/2/12)
・2004年をふりかえって、ありがとう(2004/12/30)
・映画「父と暮せば」2005春再上映(2004/12/24)
・「夕凪の街 桜の国」と「父と暮せば」(2004/12/18)
« 新宿西口でnavy&ivoryの歌 | トップページ | 石原&浜渦都政の異常さを証言からみてみる »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「女子アナという職業はない、アナウンサーという職業があるだけ」という言葉と過去を踏まえてジェンダー平等を考えあいたい(2022.07.03)
- もし自分の職場でハラスメントが起きたら… 映画「ある職場」(2022.04.23)
- わすれない~原発と牛飼い それから~(2013.02.24)
- キ・ボ・ウ~全村避難 福島県飯舘村二年の記録~(2013.02.10)
- 福島の女子高生の叫び、農家の今 2つのドキュメンタリー(2013.02.01)
「平和」カテゴリの記事
- イラク戦争から10年で580兆円、犠牲は18万9000人(2013.03.18)
- 日本の空は今も占領下? オスプレイと低空飛行訓練(2012.11.20)
- アメとムチ、沖縄と青森、基地と原発と(2012.10.02)
- あれから17年 矛盾の上に咲く花は(2012.09.09)
- 8月15日を過ぎても考え合いたい番組です(2012.08.15)
コメント