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2005.06.09

チョコレートの甘味の裏で 子ども奴隷と軍事費とそして私たち

 抹茶のチョコレートを食べました。新商品、おいしいなと思いました。

 新聞を読みました。チョコレートの原材料、世界のカカオの4割以上を生産している西アフリカ・コートジボアールでは、15000人の子どもが奴隷として、そのカカオづくりにかかわっていると。webにも同様の記事が載っています(「お茶の間から世界を変えよう 身近なモノから国際情勢がわかる」の「奴隷チョコレート」。

 ミサイルや銃が向けられているかどうかという視点だけでなく、世界はまだまだ平和になっていない。苦味も感じなければ。そう思います。

 昨日、ニュース検索で、さらに矛盾を感じました。

 軍事費、冷戦後初の1兆ドル 対テロ戦争で米が突出

 【ロンドン7日共同】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は7日、2005年版の年鑑を発表、04年の世界の軍事費が推計で前年比実質5%増の1兆350億ドル(約110兆円)に達し、米国が全体の47%を占めたと指摘した。同研究所の推計で軍事費が1兆ドルを超えたのは冷戦終結後、初めて。
 同研究所は04年の軍事費について「冷戦期に最高だった軍事費を6%下回るにすぎない」と指摘し、米国の対テロ戦争やイラク、アフガニスタンでの軍事作戦の継続を増大の主要な理由に挙げた。
 世界の軍事費に占める各国の割合は、米国に続く英国、フランスがそれぞれ5%で、米国の突出ぶりが目立った。日本は4番目の4%で、中国までの上位5カ国で全体の64%を占めた。
 国際的な武器移転では2000―04年の5年間で、ロシアが米国を抑え最大の供給国となった。
(共同通信) - 6月8日

 国連世界食糧計画の計算では、世界の飢餓に苦しむ8億人を救うのに必要な1年分の食料は980億ドルなんだとか。この現実を受け止めるべき世界って、地球って、そこに住む私たちって、私って。。。アメリカさんと仲良く生きてる、ニッポン、ニッポン人って。

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