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2005.06.04

5日放送NHK平和アーカイブス「夏服の少女たち」「アオギリの語り部」

 戦後60年の今年、憲法を変えようという動きが強まっているが、この節目の年に戦争・戦後を見つめ直す報道やテレビ番組も目立っている。

 NHKアーカイブスは、月に1回「平和アーカイブス」として、さすがNHKと思わせるドキュメントを再放送している。

 明日5日(日)午後11時10分から放送予定をみて、私の期待は高まり、ここでみなさんに放送のお知らせを。

●6月5日(日)NHK平和アーカイブス
午後11:10~翌午前0:30(80分)

NHKアーカイブスはこちら  平和アーカイブスはこちら

 6月の「平和アーカイブス」は、学徒動員の作業中に被爆した県立広島第一高等女学校の生徒たちが残した日記をもとに、少女たちのつかの間の青春と残された親たちの悲しみをアニメーションとドキュメンタリーを合わせた演出で描いた番組と、被爆した傷跡も生々しいアオギリの樹の下で原爆体験と生命の尊さを若い世代に語り継ぐ、平和の語りべの姿を描いた番組の二本です。

以下の2本が放送されます。

■NHK特集「夏服の少女たち~ヒロシマ・昭和20年8月6日~」(50分)
1988年(昭和63年)8月6日 放送

昭和20年8月6日、広島県立第一高等女学校の一年生220人は学徒動員の建物の取り壊し作業中に被爆し、全員が亡くなりました。この一年生が入学した昭和20年、日本は敗戦目前で布地も不足し、少女たちが憧れていた制服を手に入れることすらできませんでした。少女たちは、母親のお古などをほどいて夏用の制服を縫うことにします。しかし、完成した夏服を着た喜びもつかの間、8月6日を迎えることとなります。
番組では、少女たちの残した日記をもとに、その青春の最後の日々をアニメーションで描くとともに、娘の死を悲しみ続ける親たちの姿を追い、忘れることのできない原爆の悲劇を伝えます。

■新日本探訪「アオギリの語り部~広島 平和公園」(24分)
1993年(平成5年)5月28日 放送

広島市の平和記念公園に植えられた「被爆アオギリ」は、被爆後、再び芽を吹き返し「広島の復興のシンボル」となりました。広島で語り部として活躍する沼田鈴子さんは、この「被爆アオギリ」に自分を重ね合わせて自身の被爆体験を語り続けています。
番組では、若い世代に原爆がもたらしたせい惨な状況と平和の大切さを訴える沼田さんの姿を追います。

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