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2005.07.19

AERA「保育の市場化 ここが問題」

 練馬区の光が丘団地にある区立保育園で、年度途中のこの9月から民間委託による保育士の一斉入れ替えが行われようとしている。

 新聞各紙もスケジュールありきの行政と、保育の質の担保を求める保護者側との対立を報じている。保護者が推薦した有識者3名が「区と保護者が合意した選定基準を満たす業者はいなかった」として、区側委員2名と合意できないとの結論に至った。が、その不適格とされた4業者のなかから区が選びなおすということで、混乱と波紋は広がっている。

 俳優の宇梶剛士さんが表紙の、7月16日発売の「AERA」(NO.38 05.7.25)、「保育の市場化 ここが問題」という3ページの記事のなかで、この件は大きく取り上げられている。

 記事中、日本総研の新美一正研究員が指摘している。

「市場化がすすむアメリカの例を見ても、保育の世界では『競争で質がよくなる』とは必ずしも言えない。営利が成り立つためには職員が定着しないことが前提だが、保育の質の確保には経験と継続的な研修が不可欠。結局、官がやろうと民がやろうと必要なコストをかけなければ質は落ちる」

 経営者、保護者、さまざまな声が載っている。保育関係者必読の記事として、今発売中のAERA、強くおすすめです。 

〔関連〕

保育園民営化問題についてぶつぶつ言ってみた

練馬ふぼれん(練馬区保育園父母連合会)ホームページ

練馬区営の保育園民営化 区と保護者、対立激化〔東京新聞 2005/7/13東京版〕

練馬区の光が丘第八保育園問題:「区が民間委託事業者を選定」〔毎日新聞2005/7/13 東京版〕

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コメント

20年程前から着々と今の「保育政策」が進められてきたわけで、当時から今日の状況は簡単に予想がついてました。「お金儲けのための保育園が当たり前の世の中になる」その時期がきたのが遅いか早いかは意見が分かれるところでしょうが、「よくくいとめてきたよ」と保育運動の側の踏ん張りを自画自賛したいです。
国鉄並にもっと公立保育所がたたかれるかと思ってましたから。
AERAさん、書くならもっと早い時期に書いてほしかったよ・・・。

これで、少子化がおさまると本気で思ってるのか、厚生労働省は?

 このAERAの号は、いろいろ読むところがあったと思います。

 さて、一足お先に広島に来ています。昨日は、公立保育園の民営化問題の分科会に参加しました。
 その集会の性格からでしょうか、全国の保育士さんの取り組み紹介がほとんどでしたが、父母会もさまざまに取り組んでいる様子も聞くことが出来ました。

 とにかく、父母会と保育士の組織とギクシャクしてばっかりいないで、お互いに尊重し有っていく関係をなんとしても作っていかなければ、と思いました。

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