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2005年7月の記事

2005.07.31

戯曲「父と暮せば」、世界へ

 井上ひさしさんの戯曲「父と暮せば」の海外への広がりについて、朝日新聞が大きく報じました。フランス語、ロシア語、英語など6ヶ国語の翻訳がすすんで、海外上映も相次いでいると。

 私、映画「父と暮せば」は3度観ましたが、芝居はまだ。映画は、8月20日から9月2日まで東京・岩波ホールで、戦後60年記念連続上映の1つとして、再々上映されます。6月24日に、DVDとビデオも発売されました。

 戯曲、次の機会こそは観たいと思っています。

  『原爆を落とされた日本人が、仕返しをするという発想ではなく、この悲劇が人類の上に繰り返されないようにと考えていることに感銘を受けた』という反響が海外から寄せられているとのこと。未来に誓って、そうありたいと思います。

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戦争と平和を考える8月のテレビ番組紹介

 明日から8月。戦後60回目の。今年は戦争・平和にかかわるテレビ番組が多く放送されます。まとめてみました。今後、追加もあると思います。ご活用いただければ。

◆8月2日(火) 21:00~23:24 日本テレビ
終戦60年特別ドラマ「二十四の瞳」

◆8月5日(金) 18:55~21:48 TBS
TBSテレビ放送50周年 戦後60年特別企画
「ヒロシマ あの時、原爆投下は止められた いま、明らかになる悲劇の真実」
※制作協力の中国放送(RCC)の関連ページはこちら

◆8月5日(金) 21:03~22:54 日本テレビ
金曜ロードショー・アニメ映画「火垂るの墓 」

◆8月5日(金) 23:30~0:47 TBS
「NEWS23」 元ちとせ、原爆ドーム前から「死んだ女の子」
*関連報道
【スポーツ報知2005/7/28】
元ちとせ反戦歌で復帰 坂本龍一プロデュース 8・5TBS「NEWS23」原爆ドーム前から生歌

◆8月6日(土) 8:00~8:50 NHK総合 
広島平和記念式典

◆8月6日(土) 18:10~18:42 NHK総合
「週刊こどもニュース 夏休み特集 戦争ってなんだろう?」
*戦後60年。現代を生きるこどもたちにとって「戦争」はあまりに遠いできごとになってしまっている。日本が戦争していたこと、たくさんの人が亡くなったこと、空襲に脅かされる毎日の生活があったこと、どれも現実感を持って感じることが難しくなっている。では当時のこどもたちは実際に「戦争」をどう感じていたのだろうか。番組では子どもたちが残した膨大な日記を手がかりに、彼らの「気持」を探ってゆく。現代の子どもたちは60年前の子どもたちの「声」をどう聞くのか。番組では8月6日にあたり、原爆を中心に、子どもたちの目に戦争がどう映っていたかを現代の子どもたちに伝え、子どもの視点で戦争について考えてゆく。

◆8月6日(土) 19:30~20:43 NHK総合
被爆60年平和巡礼2005 HIROSHIMA~世界に伝えよう 被爆者の心~

◆8月6日~12日 21:00~ NHK総合
終戦・被爆60年企画「NHKスペシャル」
・8月6日(土)「被爆者 命の記録 ~放射線と闘う人々の60年~」
・8月7日(日) 「ZONE・核と人間」
・8月8日(月)「追跡 核の闇市場」
・8月9日(火)「赤い背中 ~原爆を背負い続けた60年~」
・8月10日(水)「隣人たちの戦争・6年目の真実~コソボ・ハイダルドゥシィ通りの人々~」
・8月11日(木) 「こうして日本は焦土となった~第二次世界大戦・都市爆撃の真実~」
・8月12日(金)ドラマ「象列車がやってきた」

◆8月7日(日) 14:00~ テレビ朝日
「ザ・スクープスペシャル」終戦60年特別企画
検証!核兵器の真実~それは人体実験だった~
・第1部 第五福竜丸51年目の真実 ・第2部 知られざるヒバクシャたち
※折鶴の少女・禎子の甥がボーカルをつとめるバンド「GOD BREATH」(ゴッドブレス)も出演!

◆8月7日(日) 23:15~24:45 NHK総合
「特集 平和アーカイブス“きみはヒロシマを見たか”“市民の手で原爆の絵を”NHKスペシャル“長崎映像の記録”」

◆8月7日(日)深夜24:25~24:55 日本テレビ
NNNドキュメント05「ヒロシマ・グラウンド・ゼロ-消えた町並みからのメッセージ」※制作:広島テレビ(全国放送)

◆8月9日(火) 10:40~11:40 NHK総合
長崎平和祈念式典

◆8月15日(月) 21:00~ TBS
終戦の日スペシャルドラマ
「覚悟~戦場ジャーナリスト橋田信介物語イラクに散った不屈の魂~」

◆8月29日(月) 21:00~ TBS
TBSテレビ放送50周年 涙そうそうプロジェクトドラマ特別企画
「広島・昭和20年8月6日」

*関連報道
【2005/6/24スポーツ報知】
松たか子伝える 戦争 原爆 平和を信じ生きた…広島8月6日までの20日余り

※記載ミスはご容赦ください。
***
 中国放送(特集はこちら)や広島テレビ(特集はこちら)では、踏み込んだ番組が多数放送されます。全国ネットのものがわずかなのが残念です。

2005.07.30

「言葉の暴力を許すな」 スポーツ紙コラムが問う

 都議選が7月3日投票でおこなわれ、4週間。7月22日の初めての庁議で、石原知事は、「百条委で多少ゴタゴタしたが、そんな問題がこれからの都政の進むべき道を本質的に変えるものではない」とした。同日に辞任した浜渦副知事について「この東京のために彼をこれから活用しようと思う」と会見で語った。約3800万円の退職金を得て、浜渦氏は都も出資する第三セクター・東京交通会館の副社長に9月から就任する予定だ。ここでも退職金が受け取れる厚遇。いわゆる天下りだ。

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2005.07.28

7月29日のNEWS23に平原綾香出演!

 明日7月29日夜、TBS「NEWS23」に、歌手の平原綾香さんが出演するという。この日の番組放送は23:30~0:35まで。1つ前のブログ記事を送信したあと、数分後(ーー;)に気づいた。

TBS「NEWS23」 金曜深夜便

2005年7月29日 

■ 平原綾香 いのちのうたを歌う

8月5日に放送する、原爆60年の特別番組、「ヒロシマ」のテーマ曲、『いのちの名前』 を歌う平原綾香が、特別番組に先立って出演する。

テーマ曲を披露するほか筑紫キャスターとの対談を行い、そのなかでこの『いのちの名前』への思いやアーティスト平原綾香の音楽に対する世界観を語った。

 8月5日の夜(18:55~21:48)TBSテレビ放送50周年 戦後60年特別企画『ヒロシマ あの時、原爆投下は止められた いま明らかになる悲劇の真実』の主題歌『いのちの名前』を担当。その放送に1週間先立っての出演になる。筑紫哲也と何を語るのか、彼女を知らなかった視聴者(層・年代)は、ことば・歌からどんなメッセージを受け取るのか。また、彼女の歌をよく聴いている年代・ファンは何を感じるのか。

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元ちとせさん、8月5日夜に原爆ドーム前で生歌

 8月4日から6日までは広島にいます。

 そのまんなかの5日の夜、TBSで18:55~21:48に、

TBSテレビ放送50周年 戦後60年特別企画『ヒロシマ』
あの時、原爆投下は止められた いま明らかになる悲劇の真実

という大型番組が放送されることは、ブログ記事でもふれました。サブタイトルは変わっていますが。

主題歌を平原綾香が歌うとか、筑紫哲也と綾瀬はるかがナビゲーターをつとめるとか、吉永小百合さんの朗読も入るとか、世代をこえた豪華キャストだと驚いていました。

平原綾香さんのオフィシャルホームページのスケジュールにも出ています。

なんと、このあと、5日のTBS「NEWS23」(23:30~24:47)で、原爆ドーム前から元ちとせさんの生歌を放映するそうです。antiatom55というメーリングリストに流れたメールと、スポーツ報知の報道で知りました。

【スポーツ報知2005/7/28】元ちとせ反戦歌で復帰 坂本龍一プロデュース 8・5TBS「NEWS23」原爆ドーム前から生歌

元ちとせさんのホームページの「What's new」にもお知らせあります。

私のような行ってみたいシロートさん、みることできるのかなぁ。

2005.07.27

メロディーと思いが響く マガジン「東京大空襲~リンゴの唄」

 ここで宣伝した週刊「少年マガジン」(7月27日発売・第35号)、早速買いました。「東京大空襲~リンゴの唄」(三枝義浩 取材協力:早乙女勝元)、読みました。実は昨日まで、「東京大空襲」なのに、なんでサブタイトルが「リンゴの唄」なんだろうって、思っていました。読んで、わかりました。

 戦後の庶民を勇気づけた「リンゴの唄」(メロディーと歌詞はこちら)。歌った並木路子さん(詳細はこちら)自身の思いも歌声にこめられていたんですね。

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2005.07.26

あったらいいなと思うもの2つ

 最近、あったらいいなーと思うものが2つある。

 1つは、ノートパソコン。やっぱりすごく忙しくなっている中で、外の会議と会議の空き時間に少しやる。あとはやらないっていう区切りができたら、どんなに効率的だろうかと思う。

 でも、いつもお仕事を持ち歩くようになり、気になり、メールチェックも頻繁に、なんてことになると、わたしはつぶれていくなーという心配も。ということで継続審議に。

 もう1つは、デジタルビデオカメラ。私は労働組合の役員でもあり平和団体にも関わっている。率直に、どっちも学習会は難しい。言葉もわけがわからない。そんな声も聞く。そりゃそうだと思う。私にだって難しいんだから。

 で、参加型で楽しめて、がんばる人の表情も見ることができて、テンポよく、聞きたいこと知りたいことにピントがあたっている。そんなビデオがつくれるんじゃないかと。福祉施設や保育園の労働組合だから、仕事の様子なんかも少し入れつつ。演技派は多いわけだから。笑いもありつつ学べるもの。

 しかーし、どーしてなんだろうーと思うくらい、まわりがデジタルビデオカメラを持ってない。アナログ派がもともと多い中で。

 あーできるんじゃないかとか、こーできるんじゃないかとか、構想はたくさんあるんだけど。。。焦点をあてるべきところと、共感を得られるスタイルがみえてくるような。

 多チャンネル時代に、CMや休憩もなく1時間、場合によっては1時間半以上も一人の話を聞き続けるという忍耐スタイルに合わない人もたくさん増えている中で。

2005.07.24

7月27日発売の週刊「少年マガジン」に「東京大空襲~リンゴの唄~」

 7月27日(水)発売の週刊少年マガジン(第35号)に注目です。

 写真家の森住卓さんの視点で、湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾被害を告発した、「汚れた弾丸」はマガジン掲載の反響が大きく、単行本化もされました。また、ベトナム戦争で最前線で従軍した元海兵隊の体験を描いた「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」も、このブログで3度ふれてきました。

 今度の戦争関連漫画も三枝義浩さんで、作家の早乙女勝元さんの協力のもと、東京大空襲を取り上げています。

***(週刊少年マガジンwebより)

東京大空襲 ~リンゴの唄~(三枝義浩 取材協力/早乙女勝元)

 終戦60周年特別企画センターカラー58P!! あの夜の話をしましょう
 
昭和20年(1945年)3月9日。東京の街は一夜にして灰となった。後に東京大空襲と呼ばれたこの空襲は、東京の下町に住む女性や子供たちの生活を根こそぎ奪った。荒れ狂う北風とともにやってきたB-29は、抗うこともできず巻き込まれた戦争という暴力は、人々に何をもたらしていったのか。戦争の記憶を語り継ぐ、マガジンだけの徹底取材ドキュメントコミック! このメッセージ、キミの心に届いて欲しい!!

***

 10代・20代を中心に、世代をこえて読まれてほしいと思います。親・祖父母世代が子どもたちにきっかけをつくるいい機会。240円(マガジンの値段)で知ることができること、想像できること、たくさんあるはず。

【ブログ内関連記事】

週刊「少年マガジン」 ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?(2005/1/4)

「少年マガジン」に元海兵隊体験記2(2004/12/29)

「少年マガジン」に元海兵隊体験記1(2004/12/29)

【関連サイト】

 東京大空襲 戦災資料センター(館長・早乙女勝元)

2005.07.23

予算余って40倍の緑茶 お茶ことわざで斬る

 東京・足立区では震度5強の地震。都内の仕事場にいた私の地域は4だったようだ。都内では13年ぶりの震度5なんだそうで、私が上京したのはそのちょいあとだから、自分史上最大の地震となった。

 実は私、職場でその時、お手洗いに行ってまして、揺れましたっ。

 で、ネットで地震情報見たりして、いちおう安心して。さらに、ニュースを見ようとすると、飛び込んできたのは地震関連ではないけど、震度おっきい話題で。

 いまだにそういう無駄づかいやってるというか、やれるんだなと。

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「夕凪の街 桜の国」に続いて「手紙」を読もうと

 7月22日の朝日新聞朝刊に書籍広告が載った、小説現代特別編集「エソラ」第2号『esora vol.2』(6月28日発売)をネットで申し込みました。

 講談社のホームページによれば、

 「エソラ」は、「絵空事」の頭三文字から。想像力や空想力、虚構、絵空事の世界には、現実の個人や世界を変えうる力が秘められている —— そんな希望をこめて。漫画も、小説も、ぜんぶ読み切り、書き下ろし。若く独創性あふれる才能が集う、シンプルで新しい単行本型「物語雑誌」。

 なんだそうです。

 小説と漫画で構成されているこの「物語雑誌」。小説も漫画もほとんど読まない私、1260円に送料100円もかけて申し込んだのは、こうの史代さんの「手紙」という漫画だけを読みたかったんです。この「手紙」、読み返すたびに気づかされることの多い作品だと、ネット上の評判を読んで。

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サンデー毎日、「小説宝石」、雑誌を読んで平和と戦争を考えた 

 週刊誌「AERA」(アエラ)の「保育の市場化 ここが問題」という新聞広告が気になってから、雑誌ばっかり何冊も買ってます。

 アエラのついでに手にとってみた「サンデー毎日」(2005.7.31号)には、今の武蔵野にある「東京・中島飛行場空爆の不発弾処理」という最近の出来事がグラビアに、あわせて「衝撃証言 中島飛行機 消えた軍都 人間が肉塊となった武蔵野の戦後60年」という特集記事も。初めて知る出来事で、買って帰りました。中島飛行機の西工場は米軍に接収されて将校宿舎「グリーンパーク」になったそうで、そのあと返還運動が起き、「はらっぱ公園」に。都立武蔵野中央公園として、軍需工場の跡地は紙飛行機の聖地になっているそうです。

 雑誌の購入は続きます。「News week」(2005.7.27)は、在日米軍の姿を克明にしています。

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2005.07.22

署名行動とミニ講義を終えて

 梅雨があけ、今週は私にとっての区切りでもありました。20日は、被爆60年にむけてとりくまれてきた「いま、核兵器の廃絶を」署名の小岩駅前での駅頭行動をやりました。28人の組合員で。夕方でも暑いなか、半分の30分は私がマイクで話しましたが、皮膚が弱いのもあって、アセモだらけになってしまいました。そのあとは、交流会もあり、7時半から終電までずっと飲んでしまいました。

 21日は、組合の支部の平和のつどいに参加。4人の福祉施設職員(組合員)がそれぞれの平和の思いを発言。保育園の組合員5人による朗読「この子たちの夏」のあと、私がNPT再検討会議の要請行動の報告と、国内外の平和をめぐる状況と憲法問題、そして新しい動きについて30分ちょっと問題提起をしました。私の話の大半は、ブログに書いている範囲内です。

 もともと話をするのは得意ではない(文字を書くのは好きです)ので残念な出来になるのですが、この2ヶ月で、都政をめぐって5回、平和をテーマに4回、10人から50人近くまでを前に、20分から1時間半までお話させていただきました。がんばりました。いちおう、今後の予定はないので、区切りになります。

 難しいことを簡単に、という意識は常に持っているのですが、表現するって大変ですね。何度やっても緊張しまくるので、気持ちがなかなか忙しく。人に説明・表現をどうしていったらいいのか、反応も見つつ聞きつつ、表現力・企画力のビジネス書も含めて読んで、専門家になっていかねばと思ってはいます。

2005.07.19

AERA「保育の市場化 ここが問題」

 練馬区の光が丘団地にある区立保育園で、年度途中のこの9月から民間委託による保育士の一斉入れ替えが行われようとしている。

 新聞各紙もスケジュールありきの行政と、保育の質の担保を求める保護者側との対立を報じている。保護者が推薦した有識者3名が「区と保護者が合意した選定基準を満たす業者はいなかった」として、区側委員2名と合意できないとの結論に至った。が、その不適格とされた4業者のなかから区が選びなおすということで、混乱と波紋は広がっている。

 俳優の宇梶剛士さんが表紙の、7月16日発売の「AERA」(NO.38 05.7.25)、「保育の市場化 ここが問題」という3ページの記事のなかで、この件は大きく取り上げられている。

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2005.07.18

キューバ戦を観て バレーコートの外での不祥事に重い処分を

 女子バレー、キューバ戦をテレビで観ました。柳本ジャパン、おしかったですね。

 竹下佳江159センチ、菅山かおる169センチ、ブロックアウトをバシバシとった高橋みゆきも170センチ。最後のミスが痛かった吉澤智恵が172センチ。高さがないなかで、よくがんばったと思います。高橋みゆき選手、ファンになりました、はい。

 柳本ジャパン、曙に立ち向かった舞の海。と言ったら、怒られますか。今のじゃなく、昔の曙ですよ。

 いちおう私、中学時代3ヶ月だけバレー部でした。根性がなかったんで。(-_-;)

 竹下選手はある番組で、バレー教室の子どもに「身長がほしいと思ったことはありませんか?」と聞かれ、「この身長でしかできないこともある」「私はこのからだにうんでくれたことに、両親に感謝しています」(表現は正確ではないかも)と、力をこめて言ってました。

 159センチで、キューバの選手をブロックしたりするんだから、すごいですよね。出身も私と同じ北九州市で、肩入れします。

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2005.07.16

「若者は改憲派が多い」ってホントかな?

 先週、組合の支部の憲法学習会で1時間半ほど話をさせていただいた。その中で、若い世代は改憲に積極的かという問題提起を含めた。

 「最近の若い人は憲法を変えてもいいと思っている」「無関心で行動に参加しない」というような声を、ベテラン役員から聞くことがある。そうか?と私は懐疑的にみている。「若者は改憲派が多い」と決めつけてしまっている人もいる。

 具体的な資料を整理した。

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ファンタグレープにブドウは入ってません

 マイセンと言われても、なじみがない。というより、なじめない。

 コンビニのレジにならぶ。キレイなお姉さんが「マイセン」を求め、レジのお兄さんは何十個もあるタバコのなかから、取り出す。タバコの種類、増えすぎでは?

 私、タバコをまったく吸わない人。一度も吸ったことなく生きてきて。

 「マイルドセブン」とか「○○ライト」という呼称への批判、私も同感。

 タバコなのに、健康に害があるのに、マイルドやライトはおかしい。はい。

 で、話はズレますが、ファンタ・グレープ、オレンジ、ピーチ、フルーツパンチなどなど、コカコーラさんのファンタの部類も、名前変えるべきでは? 

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2005.07.14

8月2日、映画はイラク戦争の何を伝え、監督&ジャーナリスト、ボランティアは何を語り、私たちは何を思うのか

 8月2日夜、東京の文京シビックセンターで、映画「Little Birds‐イラク 戦火の家族たち-」の特別上映会がある。私はこの日、別のイベント(非戦を選ぶ演劇人の会の公演)に行く予定だが、ぜひ多くの人に参加してもらいたい企画として、上映会にふれておきたい。

 4月23日に東京で公開がスタートし、全国に広がっている映画「Little Birds‐イラク 戦火の家族たち-」。イラク戦争開始後もふみとどまって、ニュースステーションなどに映像を送り続けたジャーナリストの綿井健陽(わたいたけはる)さんの撮った現実が映し出されている。公開初日に、舞台挨拶も含めて観ることができた。このブログでも重ねてふれてきた。

 特別上映会(8月2日)では、監督の綿井さんが司会・進行をつとめ、トークゲストとして、広河隆一さん(フォトジャーナリスト・「DAYS JAPAN」編集長)、そして人質事件でバッシングをうけた高遠菜穂子(イラク支援ボランティア)も登場するという。

 

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8月2日、非戦を選ぶ演劇人の会 あきらめない、夏2005 イラクの「今を見る・聞く・話す」

 昨年5月、8月と、また一昨年にも、非戦を選ぶ演劇人の会のピースリーディング(朗読公演)を観に行った。

 表現者、演劇人のすばらしさとメッセージにふれることができたと思う。

 今年は、8月2日に公演『あきらめない、夏 2005 イラクの「今」を見る・聞く・話す』が開催される。

 早速1枚申し込んだ。リーディングに出演予定の俳優・根岸季衣(ねぎしとしえ)さんのホームページにも告知されていて、BBS(掲示板)に本人の書き込みもある。

 世代をこえて、いま私たちが想像すべきこと、守るべきものを考えあいたい。

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2005.07.13

平和と芸術、PIKADONと9条

 積極的な芸術から生み出されるエネルギーが平和をつくる。何かそんなイメージを持つことのできるPIKADONというウェブサイトを知りました。都はるみさんなんかも歌で協力しているそうで。ウェブサイトのつくりも芸術的で。黒田征太郎、近藤等則さんらのメッセージもすばらしい。

 7月16日から8月14日まで東京・夢の島にある第五福竜丸展示館でPIKADON展が開催されます。ぜったい行きます。

 「マガジン9条」の「この人に聞きたい」に黒田征太郎さんのインタビューが2度掲載されました。「その1」(2005/6/15)と、「その2」(2005/6/22)。「マガジン9条」に2度掲載されました。PIKADONプロジェクトについても語っている、読み応えのあるものです。

 さて、毎週水曜更新の「マガジン9条」。マガジン9条のブログに「キュウ cap?」という記事が。

 おお、私の尊敬する「憲法9条を守ろう、活かそう アピール用フリー素材&ネタ」のサイト主さんの芸術(?)が披露されとります。

 2ヶ月前、ニューヨークのメトロポリタン美術館に入ったはいいが、芸術がよくわからず、館内を迷いに迷った思い出しか残っていないような私にもわかるゲイジュツ、ホッとします、はい。

2005.07.11

7月11日にコンビニのキムチ冷麺に言っておく

 昨日7月10日は「納豆の日」。その夜少し遅い頃、晩ご飯を買いにセブンイレブンへ。10時を回っていたので、品数は少ないなかでも納豆巻はたくさんおいてありました。麺のコーナーに冷やし中華はあと2つ。10近く残っていたのは、キムチ冷麺でした。

 見た目はまずそうなのですが、キムチ冷麺を買いました。

 私、グルメじゃ全然ありません。だいたいコンビニのものもおいしく食べられます。

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ブログ始めて10ヶ月へ びびってますが

 私が思っていることを発信したい。日々の思いを確認していきたい。それではじめたブログももうすぐで10ヶ月になります。アクセス数はやはり気になるものです。どんなブログからアクセスがとんできたのか、またどんな単語でアクセスしてきた(してしまった)のかなども。

 ほぼ毎日更新しているせいか、常連さんが増えています。日常的に関係していない方々からのアクセスかと思われます。1週間で250から300件くらいは「お気に入り」か「ブックマーク」に入れていただいてのアクセスが。私にしては、ちょっと多すぎるなと、緊張します。「旅立ちの日に」「夕凪の街」などの検索で入ってくる人も含めると、週に2000から3000も。

 毎日細かくアクセスをみてるわけではないですが、今日だって常連さんから60件ちかくも。びびっとります。気が小さいので。

 最初から「カテゴリ」の分類も失敗してまして、わかりにくいブログになってますし、1年を期に大幅リニューアルなんてしたいなと。続けばの話ですが。

 今後、あれ?かみあわないなぁと思ったら、アクセス減らしのためだと思ってくださいませませ。 

2005.07.10

世代をこえて 8月5日、TBS特番「ヒロシマ 戦後60年、悲しみと愛の歴史ミステリー」

 TBSの戦後60周年企画の大型番組は続く。7月9日のスポーツニッポンの大きな記事で知った。

 8月5日に放送される大型特番TBS「ヒロシマ 戦後60年、悲しみと愛の歴史ミステリー」(8月5日18:55~21:48)は、「なぜ原爆が投下されてしまったのか」を検証したものだという。いま売り出し中の女優・綾瀬はるかさんと、筑紫哲也キャスターをナビゲーターに。サイパンやヒロシマでロケをおこなった2人は年の差50歳。吉永小百合さんが朗読し、主題歌を平原綾香さんが歌う。世代をこえたメッセージを伝える番組、家族そろってぜひみたい、語り合える番組になりそうだ。

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2005.07.09

8月4日から9日まで広島・長崎へ

 今年で被爆60年。私は1999年から原水爆禁止世界大会に毎年参加していますが、今年も参加することが決まりました。被爆60年の今年は、広島と長崎の両方をメインとして、広島に1万人、長崎に5000人の参加がよびかけられています。

 

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2005.07.06

ほっとけない!アフリカ支援を ホワイトバンドを手に

 ほっとけない。

 いま、この輪が広がっている。

 7月2日、アフリカ貧困救済コンサート「ライブ8(エイト)」が日本やイギリスなど、各地で開催された。日本では幕張で1万人を集め、ドリカムなどの熱唱に、貧困をなくそうというメッセージを示す白い腕輪「ホワイトバンド」がゆれて、つながった。

 

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2005.07.05

応益負担導入やめて!障害者ら1万人以上が立ち上がる

 今日は、障害者のサービス利用に原則定率で一割負担を強いる自立支援法案の応益負担導入に反対する「このままの"障害者自立支援法案"では自立はできません!7・5緊急行動」の要員をつとめました。日比谷野外音楽堂を中心に、日比谷公園で開催され、障害者など1万1千人が集まりました。

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2005.07.04

沖縄でまた悲劇 痛ましい基地被害はどこまで続くのか

 都議選が終わり、選挙関連のキーワードで検索して私のブログにアクセスする件数がかなり増えている。今日は都議選の感想をと、私も思っていた。

 日本の人口の1割が住む東京の議会選挙が大きく注目された。その一方で、人口1%にして米軍基地を75%を抱える沖縄で起きた、またも痛ましい、そしてやるせない事件。非日常的な事件が日常的に起きている。この現実がもっと大きく報じられ、私たちがもっと重く受けない限り、何も変わらない。

 実際に変えてこなかったではないか。この事件にふれずにはいられない。

 

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2005.07.03

決意と絆 札幌から世界チャンピオンへ ジムの会長兼トレーナーは女性

 たまにはスポーツもので。

 スポーツで女子選手が男子選手のなかでプレーする。たとえば、15歳のアマチュア女子ゴルフのウィー選手が男子ツアーに参戦したり、欽ちゃんが監督をつとめるゴールデンゴールズにも片岡選手が入団したり。高校野球でも女子選手の登録が認められるようになって、スポーツ新聞で取り上げられることも。

 男性指導者が女子選手を指導する。ありふれた、当たり前のこと。逆に、女性が指導して、男性選手が活躍する。そんな例はごくごく少ないと思う。それが一流レベルとなれば、なおのこと。

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2005.07.02

都議選は結果とともに投票率に注目

 明日は都議会議員選挙の投票日。私は石原都政のもとで福祉・保育に関する施策の影響をうけている労働組合の役員として、この4週間で5回、学習会で組合員を対象にお話をさせていただきました。投票日前日の今日が最後の学習会。早口で資料もしぼりきれず、得意ではないのですが。35分から1時間の話をして、やりとりをして。

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2005.07.01

都議選参加?都議選惨禍?7月3日は投票日

 2005年の下半期スタートの7月1日、出勤前のぎりぎりに東京都議会議員選挙の期日前投票をすませた。はがきをだして、住所・氏名と生年月日と投票日に投票しない理由を書いて、すぐ終わった。あまりに簡単なので、はがきを集めて本人を装って投票することもできるんじゃないか?そう思うほど。

 私、20歳になってから選挙には必ず行っている。今回は所用で期日前投票にしたが、いつもは指定された小学校で。

 独身で実家が遠く、親戚も近くに住んでいない私には、小学校の門をくぐることは選挙のときくらいしかない。小学校の運動会や文化祭があることは知っていても、当然行けるはずもない。入っていいのは家族限定という表示・掲示さえあって、警備の腕章をしたPTAが門前に見えたりするわけで。

 門をくぐって、運動場をむやみに遠回りして、体育館に入って、おどおどはしながらもゆっくり投票をすませる。こんなときしか学校に行けない地域社会は、開かれていない。

 さて、あさって3日は本番の投票日。

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