応益負担導入やめて!障害者ら1万人以上が立ち上がる
今日は、障害者のサービス利用に原則定率で一割負担を強いる自立支援法案の応益負担導入に反対する「このままの"障害者自立支援法案"では自立はできません!7・5緊急行動」の要員をつとめました。日比谷野外音楽堂を中心に、日比谷公園で開催され、障害者など1万1千人が集まりました。
私は福祉施設や保育所の職員の労働組合にかかわるさまざまなことを仕事にしていますが、実際に障害者を支える姿をいくつも見ることができました。輝いているなぁと。雨もありえる予報のなか、晴れわたり、蒸し暑ささえあるなかで、自己表現する障害者と向き合う職員。障害者とふれあう機会が一般的にはほとんどない社会に生きていて、そこではキラキラとした様子を、あたりまえの姿としてみることができました。
所得保障もないままに、負担だけを強いる財政論で、人の権利やくらし、福祉を左右してはならないと思うのです。
今日、郵政民営化法案は、5票差で衆議院で可決されたとか。自立支援法の採決もまもなくされると言われています。人としての権利が守られるのか、議員一人ひとりの判断が問われます。5月12日には7000人の、今日7月5日の行動には1万1千人の障害者やその関係者の声が、行動としてあらわれたなかで。所属の政党・会派が賛成の立場と決めたとしても、それをこえた人間的な、国民の代表としての勇気を何よりも。その決断を、与党議員に求めたいのです。
【詳細は下記へ】
・「7.5緊急大行動」日比谷公園に11,000人超が集まる!(きょうされんHP)
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