都議選参加?都議選惨禍?7月3日は投票日
2005年の下半期スタートの7月1日、出勤前のぎりぎりに東京都議会議員選挙の期日前投票をすませた。はがきをだして、住所・氏名と生年月日と投票日に投票しない理由を書いて、すぐ終わった。あまりに簡単なので、はがきを集めて本人を装って投票することもできるんじゃないか?そう思うほど。
私、20歳になってから選挙には必ず行っている。今回は所用で期日前投票にしたが、いつもは指定された小学校で。
独身で実家が遠く、親戚も近くに住んでいない私には、小学校の門をくぐることは選挙のときくらいしかない。小学校の運動会や文化祭があることは知っていても、当然行けるはずもない。入っていいのは家族限定という表示・掲示さえあって、警備の腕章をしたPTAが門前に見えたりするわけで。
門をくぐって、運動場をむやみに遠回りして、体育館に入って、おどおどはしながらもゆっくり投票をすませる。こんなときしか学校に行けない地域社会は、開かれていない。
さて、あさって3日は本番の投票日。
マスコミ報道によれば、争点が明確でなく、投票率は30%台ではという懸念もされている。97年が40.8%。01年は不在者投票が期日前投票に簡略化され、さらに2時間投票時間が延長されて50.08%に回復したものの、過去2番目の低さ。今回は3人に1人ということになるのか。
そもそもそんな選挙は有効なのか。一部の宗教団体がことさら力を発揮するようにならないか。都議会は必要なのか。
無所属の候補は減り、選択肢は少なくなったように思う。でも、それは2大政党制を少なくない人たちがOKとしたからでは?
よりまし感覚で、政党の候補者を選んで行く以外にはないと思う。違いはあるわけで、どれも嫌というのではなく。
今週朝日新聞に連日掲載された候補者アンケートは判断材料になると思う。また、他の新聞や女性団体がおこなった公開アンケートもぜひ読み比べて、投票にぜひ!
■都議の公用車に年2億円 会派・当選回数で利用に格差(asahi.com2005/7/1)
■’05都議選:「海外視察」、見直し大勢--候補者アンケート /東京(毎日新聞2005/6/30)
■選挙:都議選 女性問題で候補者にアンケート /東京(毎日新聞2005/7/1)
※アンケート結果はこちら
おっとっと。
こら、毎日新聞。「女性問題」っていうくくり方、表現として間違っている。「女性問題に関係のある人たちで作る」キャンペーンって、妙な印象与えないか?
私、前にも書きましたが、女性だけでグループつくって活動しているスタイル、違和感あり。男女参画っていうんならなおさら。でも、その評価は横においといて、この公開アンケート、回答数などに限界はあるといっても、それは回答者側のやる気の問題ですから、各分野にわたるすばらしい資料だと思う。
「女性問題」って報道されるのはやだなぁ。
とにかく投票に! 行く前に違いをしっかり見極めて。白木屋や魚民でパパイヤ鈴木にすすめられてる場合じゃないでしょー。
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選挙は、私も必ず行ってますが、自分の一票に価値が感じられません。日本を善い国にしてくれる人、弱い人を省みてくれる真に強い人、権力を私利私欲に心を支配され乱用しない人に、当選してほしいと思いますが・・・。ただ、その一票には私の心がこもっているので、それを神様が受け止めてくれると信じて希望を持っていきます。新しい善い国に日本が生まれ変わるのはいつなのでしょうか?
投稿: さやけかり・・・♪ | 2005.07.02 21:08
弱い人を省みてくれる真に強い人、そんな人が政治にかかわってほしいですね。ほんとにそう思います。子どもが子どもを刺すような事件が目立ちますが、おとなの責任って大きいと思います。いい国に、いい社会になるように、信じてやっていきたいです。あきらめないで、希望を持って、しっかり人とつながって。
投稿: tamy | 2005.07.03 00:41