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2005.07.23

サンデー毎日、「小説宝石」、雑誌を読んで平和と戦争を考えた 

 週刊誌「AERA」(アエラ)の「保育の市場化 ここが問題」という新聞広告が気になってから、雑誌ばっかり何冊も買ってます。

 アエラのついでに手にとってみた「サンデー毎日」(2005.7.31号)には、今の武蔵野にある「東京・中島飛行場空爆の不発弾処理」という最近の出来事がグラビアに、あわせて「衝撃証言 中島飛行機 消えた軍都 人間が肉塊となった武蔵野の戦後60年」という特集記事も。初めて知る出来事で、買って帰りました。中島飛行機の西工場は米軍に接収されて将校宿舎「グリーンパーク」になったそうで、そのあと返還運動が起き、「はらっぱ公園」に。都立武蔵野中央公園として、軍需工場の跡地は紙飛行機の聖地になっているそうです。

 雑誌の購入は続きます。「News week」(2005.7.27)は、在日米軍の姿を克明にしています。

 さらに、22日の朝日新聞の書籍広告で、月刊「小説宝石」8月号(光文社)の特集「戦争を描く」に、那須正幹(なすまさもと)さんが「ピカドンからの出発」というエッセイを掲載していることを知りました。児童文学「それいけ!ズッコケ三人組」の作者として知られている那須さんは3歳のときに広島でピカドンを浴びた被爆者でもあります。

 私も運営スタッフとしてかかわる原水爆禁止2005年世界大会のうごく分科会「被爆電車に乗って」に同乗、さらに後半の交流会では被爆体験をお話していただくことになっています。2ページにみたない、すぐ読めるエッセイですが、子どもの視点で「貧しい中にも、あっけらかんとした明るさがあった」と振り返り、いまを「私たちはもっとちがった未来を夢見ていたはず」と投げかけ、小泉首相と同い年だということだけで、「なんとも暗澹(あんたん)たる思いに捕らわれる今日のこのごろなのだ」としめくくっています。

 この「小説宝石」を初めて買い、目次で気になったものから読んでみました。イラクで殺害されたジャーナリスト・橋田信介さんを夫に持つ橋田幸子さんのエッセイ「イラクで犠牲になられた方々に捧げる」に感銘。

 イラクの首都バグダッドで拉致されて、6月に約5ヶ月ぶりに無事解放されたフランスの女性記者についてふれています。関係者に電話をすると、「政府は本当によくやってくれた」と答えが。イラクで亡くなった5人、人質になった5人に対する日本政府とメディアの対応を問います。フランスは政府をあげて、大統領も、外務省も、さらにジャーナリストも市民も協力して、解放をアピールしたと。

 日本人で犠牲者になった5人と、人質5人の事件の究明が何もされていないことにふれ、国情の違いを問うのです。

 戦後60年、世界のあらゆる組織にパイプを築き情報を収集しようという努力を怠ってきた日本政府のツケを払うのは私たちなのです。

 と。

 イラクで殺害された夫・橋田信介さんとの半生を描いたドラマ「覚悟」は8月15日にTBSで夜9時から放送されます。

・TBS終戦の日スペシャルドラマ 8月15日 午後9時~

  覚悟~戦場ジャーナリスト橋田信介物語イラクに散った不屈の魂~

 

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