メロディーと思いが響く マガジン「東京大空襲~リンゴの唄」
ここで宣伝した週刊「少年マガジン」(7月27日発売・第35号)、早速買いました。「東京大空襲~リンゴの唄」(三枝義浩 取材協力:早乙女勝元)、読みました。実は昨日まで、「東京大空襲」なのに、なんでサブタイトルが「リンゴの唄」なんだろうって、思っていました。読んで、わかりました。
戦後の庶民を勇気づけた「リンゴの唄」(メロディーと歌詞はこちら)。歌った並木路子さん(詳細はこちら)自身の思いも歌声にこめられていたんですね。
この漫画、今年1月に2週にわたって連載された「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」(三枝義浩)とあわせて、単行本に。「汚れた弾丸~劣化ウラン弾に苦しむイラクの人々~」と「アフガニスタンで起こったこと~不屈の医師 中村 哲物語~」が一冊になって以来の三枝義浩さんの単行本です。
銃を撃つ側、爆弾を落とす側、その一方にある暮らし。9月16日に発売されるこの単行本が戦後60年という節目を考える上で、多くの若い世代に読まれるといいなーと思っています。
なお、今回の「東京大空襲~リンゴの唄」は終戦60周年特別企画の第1弾だそうで、第2弾は「幻の甲子園」(寺嶋裕二)。
週刊少年マガジン第36・37合併号 8月3日(水)発売 特別定価 250 円
終戦60周年特別企画第2弾「幻の甲子園」(寺嶋裕二)ドキュメント読み切りセンターカラー66P!!
1942年、世界大戦の最中。その若者たちの姿に、人々は輝きを取り戻した! “敵性スポーツ”と指弾された、野球暗黒の時代。懸命に白球を追い、甲子園を沸かせた若者たちの実録ストーリー!!
と予告されています。
作者の取材先、時代背景などは発売日の8月3日に書くことにします。夏の甲子園の県代表も続々と決まってきています。多くの球児に読んでもらいたい。
【ブログ内関連記事】
・7月27日発売の週刊「少年マガジン」に「東京大空襲~リンゴの唄~」(2005/7/24)
・週刊「少年マガジン」 ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?(2005/1/4)
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