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2005.07.31

戯曲「父と暮せば」、世界へ

 井上ひさしさんの戯曲「父と暮せば」の海外への広がりについて、朝日新聞が大きく報じました。フランス語、ロシア語、英語など6ヶ国語の翻訳がすすんで、海外上映も相次いでいると。

 私、映画「父と暮せば」は3度観ましたが、芝居はまだ。映画は、8月20日から9月2日まで東京・岩波ホールで、戦後60年記念連続上映の1つとして、再々上映されます。6月24日に、DVDとビデオも発売されました。

 戯曲、次の機会こそは観たいと思っています。

  『原爆を落とされた日本人が、仕返しをするという発想ではなく、この悲劇が人類の上に繰り返されないようにと考えていることに感銘を受けた』という反響が海外から寄せられているとのこと。未来に誓って、そうありたいと思います。

井上戯曲「父と暮せば」、世界へ 6カ国語に翻訳・上演(朝日新聞2005/7/31)

 広島で被爆した父と娘の心の交流を描いた井上ひさしさんの戯曲「父と暮(くら)せば」が世界に広がっている。94年に発表されて以来、フランス語、ロシア語、英語など六つの言語への翻訳が進み、海外での上演も相次ぐ。日本の現代戯曲としては異例のことだ。被爆60年の今年は米国ニューヨークでも上演が予定されている。

 2人芝居「父と暮せば」は井上さんが座付き作者を務める「こまつ座」が上演を重ねている。

 海外ではまず、97年にパリで地元の劇団がフランス語で上演。こまつ座もモスクワ(01年)と香港(04年)で字幕や同時通訳付きで上演した。

 昨年8月にこまつ座が英文対訳本を出版したことで、上演や翻訳申し込みが一気に増えた。せりふが多いため、比較的上演が簡便なリーディング(朗読による舞台化)でも内容が伝わりやすい。それも後押しになった。

 こまつ座のまとめによると、カナダでは今年1月からトロント、オタワなどでリーディングが重ねられ、今後も続演の予定。ロンドンの劇団も5月に取り組んだ。9月12日にはニューヨークでもリーディングがある。

 イタリアでは本格的な上演が計画され、翻訳が進んでいる。来春にボローニャで開幕し、07年まで全国を巡演する。ドイツ語にも翻訳中だ。

 井上さんは「被爆した人たちの気持ちを総合するとこうなると考えて書いた。海外から『原爆を落とされた日本人が、仕返しをするという発想ではなく、この悲劇が人類の上に繰り返されないようにと考えていることに感銘を受けた』という反響が寄せられている。被爆者の思いが理解され、広がっているのだと思う」と話している。

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コメント

こんにちは、私も今日この朝日の記事に、気がつき紹介だけさせてもらいました。
舞台で見ることは、私の場合ほとんど可能性がありませんが、紀伊国屋書店から、ビデオか゜発売されていたようですね。
市内の図書館に、こまつ座の他のお芝居のビデオが一本ありますが、「父と暮せば」はありません。書籍以外はリクエストができないのが残念です。

http://www.komatsuza.co.jp/kouen_kako/chirashi/titito_06.html

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