戦後60回目の夏に 共感と感動、そして違和感
戦後60年目の夏の特別企画を所属の組合の青年を対象に、20・21日と開催しました(こちら)。平和にかかわる学習会、シンポジウム等には何度も参加してきましたが、企画・運営にかかわるのは初めてで。5月に構想が持ち上がってから、どうなることやらと不安ななか過ぎていき、当日を迎えました。
中国戦線の最前線でたたかった、戦争体験者・小山一郎さん(元中国帰還者連絡会役員・北区平和委員会会長)の講演をうけて、青年組合員3人をパネラーに、ゲストに編集者でライターの熊谷伸一郎さん(季刊「中帰連」編集長、「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」事務局長)を招き、私の進行で会場の参加者の発言も交えてすすみました。
私、最初の20分くらいは緊張の波にのまれておぼれ、どうなることかとバタバタしましたが、まわりのみなさんの力で救出され、企画としては成功したと思っています。一人ひとりの思いが語られ、みんな自分の言葉で表現してましたね。会場全体でつくる企画をこころがけてこれからもがんばろうと。あと2・3年は、企画の中心にかかわるということはないと思いますが。
夕食交流会のあと、カラオケ、翌日は靖国神社、「女たちの戦争と平和資料館」、第五福竜丸展示館をめぐりました。内容が重く、うけとめるのが精一杯でしたが、初めて行った靖国神社の遊就館で背負った違和感はなかなかぬけないでいます。
いっぱいの感動、共感、そして重い違和感。戦後60年目の夏、私にとっても節目の企画となりました。詳細はブログで報告できたらと思っています。
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