公務員批判は簡単だけど
公務員って、クビにならないからいいなぁ。中学生のころ、思ってました。今も、クビにはならないから、いいなと少しは思っています。
今回の選挙では大きな政党ほど声高に、「小さな政府」「官から民へ」の大合唱。でも、今の公務員って、とっても大変ですよ。そう実感したのは、先日のこと。
厚生労働省内の労働組合の役員に用事があって、午後6時30分頃に省内に入って、午後8時過ぎに出ようとしました。厚生労働省の通路と食堂の近くにコンビニ(AMPM)があるのですが、人だかりですよ。レジ前は行列。夕飯です。夕飯買って、またエレベーターで上の階へ。金曜は泊まって土曜の朝に帰る人も少なくないとか。
異常です。ピザなどの夜の出前も多いと聞きました。国民の厚生行政や、働き方を正す労働行政を担当している所管の職員が・・・。ほんとにびっくりする光景でした。
サービス残業の規制などにとりくみを強めようとすると、どうしても人員がいるということになる。でも、仕事は増えても人員は増えない、むしろ減ってる。そんなことが他の公務分野でも起こっているはず。
ということは、やるべきことが後回しになっていく。国民サービスにも絶対影響が出てるはず。コスト論で公務員をたたくことは簡単ですが、もっと小さな小さな政府って、いったい何をしてくれるんでしょう。
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