世界平和アピール七人委員会創立50周年記念講演が11月11日に
「世界平和アピール七人委員会」を知ってますか。
1955年に、日本初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹さんや平塚らいてうさんら七人によって結成された委員会です。
委員構成はかわっていっていますが、この「世界平和アピール七人委員会」が創立50周年の記念講演会を11月11日に開くということです。
昨日、チラシを手にして知りました。
労働組合や市民団体主催の講演会は何度も参加していますが、改憲への動きが強まる中、七人委員会が何を発信するのか、期待しています。
以下、ホームページより転載します。
***〈以下、転送転載歓迎〉***
世界平和アピール七人委員会・創立50周年記念講演会
平和に生きる世界のために
2005年11月11日(金)午後6時半(6時開場)
新宿・四谷区民ホール (地下鉄「新宿御苑前」、TEL・3354-6173)http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261300yotsuya/kuminhall/
(申し込み不要。資料代500円)
総合司会 委員 池田香代子(翻訳家、ドイツ文学)
あいさつ
世界平和アピール七人委員会の50年
事務局長 小沼 通二 (物理学、慶應義塾大学名誉教授)
第一部 インタビュー構成
科学者と社会
ビデオ・インタビュー 委員 小柴 昌俊 (物理学、東京大学特別栄誉教授)
インタビュー 委員 伏見 康治 (物理学、大阪大学名誉教授)
聞き手 池田香代子、小沼通二
第二部 講演
戦禍のなかの子どもたち 委員 大石 芳野 (フォトジャーナリスト、東京工芸大教授)
市民の連帯が平和をつくる 委員 武者小路公秀(国際政治、元国連大学副学長)
「平和」と市民の意思 委員 井上ひさし (作家、日本ペンクラブ会長)
平和に”核の傘”は要らない委員 土山 秀夫 (病理学、元長崎大学学長)
第三部 フリートーク
平和を求めて50年、いま世界に語る
世界平和アピール七人委員会全員のフリートーク
アピールの発表
「平和に生きる世界のために」
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主催 世界平和アピール七人委員会
「世界平和アピール七人委員会」は、1955年11月11日、世界連邦建設同盟理事長・下中弥三郎、日本初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹、日本YWCA会長・植村環、日本婦人団体連合会長・平塚らいてう、ユネスコ日本委員会理事長・前田多門、日本学術会議会長・茅誠司、日本婦人平和協会会長・上代たの によって結成されました。
以来、発表したアピールは、1955年からことし10月までに86回。これらはすべて人道主義と日本国憲法の平和主義に依拠した、不偏不党の立場からのものでした。
その中では一貫して、すべての核兵器をはじめとする大量破壊兵器の廃絶と研究開発の禁止を求め、国家主権を無制限に絶対視することなく、国際紛争の武力によらない解決を図る世界秩序を確立し、戦争を廃絶する必要性を求めてきました。
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これまでの委員
(1)最初の委員
下中弥三郎、植村環、茅誠司、上代たの、平塚らいてう、前田多門、湯川秀樹
(2)その後参加した委員(参加順)
川端康成、朝永振一郎、大河内一男、田畑茂二郎、井上靖、桑原武夫、関屋綾子、
隅谷三喜男、内山尚三、久保亮五、永井道雄 平山郁夫
現在の委員
伏見 康治 (物理学、大阪大学・名古屋大学名誉教授、元日本学術会議会長、元参議院議員)
武者小路公秀(国際政治、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長、元国連大学副学長)
土山 秀夫 (病理学、長崎大学名誉教授・元学長)
大石 芳野 (フォトジャーナリスト、東京工芸大学教授)
井上ひさし (作家、日本ペンクラブ会長)
池田香代子 (ドイツ文学翻訳家、口承文芸研究家)
小柴 昌俊
(物理学、平成基礎科学財団理事長、東京大学特別栄誉教授、2002年ノーベル物理学賞受賞)
事務局長
小沼 通二(物理学、慶應義塾大学・武蔵工業大学名誉教授、前パグウォッシュ会議評議員)
連絡先:ファクス:045-891-8386
世界平和アピール七人委員会のウェブサイト
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はじめまして、私もらいてう先生に賛同するひとりです。
いまだに女性の権利や自立など、日々の生活の中ではまだまだだと感じざるをえません。
また、人類を破滅させる危険のある核兵器の全廃は、これからの我々の課題であり、使命だと思います。 生命の重さは地球よりも重い~という認識を絶えず発信していくことが大切ですね。
私もブログでらいてう先生について記事にしました、よかったら遊びにいらして下さいね~、ではまた!
投稿: ルーシー | 2006.06.18 14:18