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2005.10.20

テレビ局と社員が守るべきものは

テレビ局の社員って、こんなに所得が高いのかぁ。

ライブドアとフジテレビの騒動でも、今回の楽天とTBSの統合問題でも、テレビ局社員の所得の高さが夕刊紙や週刊誌で指摘されている。

給与統合ができないもとで、どうやって企業の統合ができるのかというポイントがあるようだ。

確かにその格差は大きい。

「日刊ゲンダイ」(2005/10/18)の記事中の数字では、

楽天が575万円(30.8歳平均) TBSは、1443万円(43.5歳平均)

ネット関連企業は若い社員が多いことで、平均で10歳以上の違いはあっても、大きな格差となっている。

ちなみに、TBSは民放では3番目で、

フジテレビ1567万円

日本テレビ1462万円

TBS    1443万円

テレビ朝日1357万円

テレビ東京1135万円

なんだという。

30歳前後には、約1000万円か。

仕事の密度も長さもきついんだろうけど。。。

労働組合の関係者が言うのもおかしいけど。

東京都庁の職員は、係長級の40歳で約760万円(2004年度)。

こうやって、年収を比較する気分って、病んでるなと思いつつ、格差はあって当然なのですが、その差が大きくなりすぎることはやっぱりよくないことだと思うなぁ。

もちろん頑張ってる社員もたくさんいるんだろうけど、報道やテレビ番組観てても、専門性はどこなのかと思ってしまう。お笑いも報道も同じパターンに観えて。

選挙報道をみて、特に感じた。報道機関の役割、それを支える社員は何を考えているのかと。

NHKはトップダウンのぬるま湯体質から受信料拒否が相次ぎ、リストラ策をすすめている。 民放はそのような影響がない。テレビ局の社員が守るべきものは何なのか、問われているように思う。 フジテレビとライブドアの騒動を報道し続けていた他局が、今度は騒動の渦中に。自社の経営を監視できずに、政府や権力に何が言えるのだろう。

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コメント

 ご無沙汰しています。SASKEです。

>労働組合の関係者が言うのもおかしいけど。
 労働組合の関係者はこの視点は大事だと思います。

>東京都庁の職員は、係長級の40歳で約760万円(2004年度)。
 これは、安いのですか? 高いのですか?

>こうやって、年収を比較する気分って、病んでるなと思いつつ、
 どうしてですか? 年収を比べあうことはとても大事なことですよ。隠しあう今のあり方のほうが病んでいると思います。

>格差はあって当然なのですが、
 どうしてですか?

>その差が大きくなりすぎることはやっぱりよくないことだと思うなぁ。
 根拠のある差なら、その差の大きさも問題ではないと思います。

>もちろん頑張ってる社員もたくさんいるんだろうけど、報道やテレビ番組観てても、専門性はどこなのかと思ってしまう。お笑いも報道も同じパターンに観えて。
 お笑いと、報道と、どちらかが専門性が高く、どちらかが低いのでしょうか。

>選挙報道をみて、特に感じた。報道機関の役割、それを支える社員は何を考えているのかと。
 そうですね。上部ににらまれるような報道を避け、ジャーナリズム魂を失ったような報道番組作り、そこに高所得では変だと思います。でも、そうしないと、社員としての生き残り競争から脱落してしまうような、現状もあるのかもしれません。
 そもそも、番組作りは、正社員がやっているのではなく、外部スタッフや、いろんな、給与体系が異なる条件で働く人たちの共同作業でなされていると思います。それぞれの業務の高度さ、大変さに、高所得は照応していません。50台で過労死と背中合わせの働き方の中、都庁の係長さんの年収にも及ばないような……、とか、ね。

>NHKはトップダウンのぬるま湯体質から受信料拒否が相次ぎ、リストラ策をすすめている。民放はそのような影響がない。
 これって、リストラ策を進めるNHKがいいことをやっている、と言いたいかのようにも読めてしまいますが。

>テレビ局の社員が守るべきものは何なのか、問われているように思う。
 何なのでしょうか。今、企業の体質が問われていると思います。社員が、今、社員の処遇を、首を守る、そうした取り組みをしているのでしょうか。高給を守る、そうした取り組みをしているのでしょうか(もちろん、していなくはないと思います。しかし、それは、守れるだけの取り組みにまでするのは難しい)。

> フジテレビとライブドアの騒動を報道し続けていた他局が、今度は騒動の渦中に。自社の経営を監視できずに、政府や権力に何が言えるのだろう。
 まあ、そのとおりですね。でも、会社と社員の関係の現在の到達は、社員のみの責任とすることができる性格であるとは思いません。企業内の民主主義が成り立たないのが当たり前の、独特の企業社会の中での出来事と思っています。CSRについての監視を厳しくできるようになっているEU諸国との違い、社員、労働組合が果たせる役割は、同列に見てはいけないのではないでしょうか。

 今日、百数十万円の年収が珍しくない業界の全国総会に参加して感じたことですが、すぐにでも、4、5倍化しなければ、仕事に見合った所得とはならないだけ働いている。その上でどのあたりがふさわしいかというと、何年か前の三鷹市の保育士さんの年収。あれが、官民格差を毎年比べながら、平均として出され続けている水準であるわけで、同じように数十年働いて、それだけの力量を身に着けているのであれば、その水準がふさわしい、と思います。公務員は、あくまでも、民間の水準に準拠している、そうした建前で賃金体系が決まってきます。

 高いところの水準を高いと非難するのでなく、高いところが高い水準を維持することを応援して、その水準に自分らの水準も持っていくべき、とやるべきなのではないでしょうか。

東京都庁の職員は、係長級の40歳で約760万円(2004年度)。実際には超過勤務も含めれば約800万だと推測しますが、高い低いを言うつもりはなく、一つの目安として書いたまでです。


格差はあって当然というのは、すべての仕事が同じ所得であるはずがないという視点です。専門性や熟練、責任、変則勤務など、さまざまにあるなかで。一定の生活水準は保障し、あとはそれぞれの分野や資格、業種などにあわせ、さらに経験も踏まえて所得が決まっていくなかで、結果的に職種間などに格差が出るのはやむを得ないということです。


お笑いと報道と、どちらかが専門性が高く、どちらかが低いのか、という角度ではなく、いずれにもさすがテレビという専門性を感じることがあまりないということです。テレビを観ていての感覚で。


NHKはトップダウンのぬるま湯体質から受信料拒否が相次ぎ、リストラ策をすすめている。民放はそのような影響がない。100万件を超える受信料拒否が出て、その結果NHKの職員がリストラのあおりを受ける。財務状況がわかりませんから、想像になりますが、100万件も出てますから人件費を削らざるを得ないケースだとした場合に、その痛みを職員が背負うことになる。職員に自浄能力があれば、そのリストラも起きなかったはずだという趣旨です。

また、視聴者もNHKが不祥事を起こせば払わないという手段があるわけですが、民放は受信料システムはないですし、視聴率主義ですから、自浄能力の緊張感は今のNHKより薄い可能性があるということで。
 

テレビ局の社員が守るべきものは、お茶の間で観ている私たちも考え合っていく課題だと思います。TBSの労組と楽天は会うそうですし。今、企業の体質が問われていると思います。


数年前に雪印の牛乳再利用などの不祥事が起きました。以前から牛乳の水増しなどの疑惑報道がありました(週刊金曜日などでも)。でも、社内の浄化はされなかった。雪印本社社員の年収に遠く及ばない牛乳販売店のお父さんやお母さんの生活を、子どもの進学なども含めて、いくつもつぶしたわけです。どうして防げなかったのか、本当に疑問です。

今度は、NHKの地域スタッフ(歩合制・集金担当)に、同じようなしわ寄せが起きました。

社会的に影響力のある企業へのネットでの告発も少しずつ増えています。私たち国民のチェック能力も発揮していきたいですね。

まとまらず、すみません。ブログの方向性(更新頻度やテーマ、2つのブログへの分割など)を考え中ですので、この辺で。

親記事が中途半端で正確性に欠けたと思います。以後気をつけます。

おじゃまします。更新の度にいつもチェックしていますが、相変わらずいい記事が多いので今では「お気に入り」に入れています。
自浄能力に関して言えば、大抵の企業は成果主義(=点数稼ぎ)下にあるので、上の人間そしてその取り巻き(上から息のかかった人)が一旦暴走を始めてしまうと、どうしても歯止めが効かなくなってしまう。そして事が露見すればいわゆる「トカゲの尻尾切り」だけで解決を図り、事を起こした自身の責任は打ち消してしまう。そんな現実が実際にあります。最近では責任回避の為に予め逃げ道やスケープゴートを作る、という話を聞いたことがあります。完全に「いたちごっこ」になっていますね。
TV局、特に民放はCMの本数の異様なまでの多さに緊張感のなさを見て取れます。何せ本数には制限や規律、倫理に至っては今や全くないですから、このまま放っておけば自堕落の一方になる。それにもともと民放は広告料で成り立っているのが実態なので、自然見る側つまり視聴者側のチェック体制や能力は必要不可欠になると思いますよ。あとはどこをチェックするのかが今後の大きな課題になるでしょう。悪循環だけは何としても避けたいですしね。

私はおそらくライバル労組に勤めているのではないかと思います。
平和問題以外は話が面白くて、いつも愛読しています。
私も2000年前後、保育を担当して、保育コストが高すぎる、保育士の国定賃金水準は高すぎると非難される中を反論したり、現場を激励したりして仕事したことがあります。だからそうしたたたかいの現場の話がでてくると、ライバルながら「そうそう」と思うことが多いですよ。

で、今回はとりわけ「そうそう」と思いました。
公務員や福祉労働者の賃金が高いといって労働組合をハナからバカにしているのが、こうした世間離れした給料もらっているマスコミとりわけ民放なんですよね。妻が専業主婦の家庭が普通の家庭として扱われたり、ドラマではこんな広い家あるかよ、と思うような家しか出てこないのは、マスコミの生活水準そのものなのかも知れません。
そして、民放の職員たちは、現場仕事をすべて下請けや孫請けに押しつけて成り立っているのですよね。
政治家の秘書アルバイトをしたときに、議員が討論番組に出演して、舞台袖でその様子を見ていたのですが、子会社のカメラマンが、孫会社のカメラのリフトの動かす人をけっ飛ばしていたのを見て、恐ろしいヒエラルキー社会だなぁ、と思ったのです。

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