平和を求めるアピールを多彩に
昨日11日、「世界平和アピール七人委員会」の創立50周年記念講演会が開催され、共同通信や朝日新聞でも小さく報道された。
私は仕事があって行けなかったが、委員の一人で翻訳家の池田香代子さんから直接私の勤める組合に、メールでお誘いもいただいた。
以前に組合で講演をしていただいたことがあって、そのつながりがお誘いメールに。記念講演会のことを知ってから、このブログで紹介をした。私にできることとして。
憲法を守り生かそうと活動している人の中には、活動を取り上げないことについてマスコミ批判をふりかざす傾向が強いように思う。批判は当然だと思うが、平和にむけた多彩なアピールは一人ひとりに求められているはず。内向きでない表現力、言葉の力が。
昨日の講演会の内容は、まだどのブログにも書かれていないようだ。会のホームページや参加者のブログなど、さまざまな形での外に向けたアピールの発信が待たれていると思う。
「戦力不保持守れ」ノーベル賞・小柴氏ら7人がアピール
2005/11/12asahi.com故湯川秀樹博士らの呼びかけで結成され、7人の知識人が日本国憲法の平和主義や人道主義に基づく反核非戦の声明や提言を発表してきた「世界平和アピール7人委員会」は11日、創立50周年記念講演会を東京で開き、「戦力不保持などの現行憲法の理念と原則を守る」ことを求めるアピールを発表した。
現在のメンバーはノーベル物理学賞の小柴昌俊・東大特別栄誉教授、土山秀夫・元長崎大学長のほか、国際政治学者の武者小路公秀、写真家の大石芳野、作家の井上ひさし、ドイツ文学翻訳家の池田香代子、物理学者の伏見康治の各氏。
同日はビデオでメッセージを届けた小柴氏を除く6人全員が参加。「核兵器の完全撤廃のすみやかな実現」「日本国憲法の理念と原則を守り、いかしていくこと」などをアピールに盛り込んだ。
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