吉永小百合さん、紅白にゲスト出演し、原爆詩を朗読
戦後・被爆60年の今年をしめくくる紅白歌合戦。俳優の吉永小百合さんがゲストとして出演し、中継で原爆詩の朗読を行うという。
平和についての記事をテーマの一つに展開してきたこのブログのなかで、吉永小百合さんに何度かふれてきた。戦後60年をしめくくる企画をぜひ紅白のなかでと思っていたが、今年だけでなく、ずっと続けてもらいたい。
NHKは15日、大みそかの「第56回紅白歌合戦」に女優の吉永小百合さんがゲストとして中継で出演すると発表した。
吉永さんの出演は、戦後60年をテーマにした今年の紅白の中心企画。吉永さんは、1986年から全国各地で続けてきた原爆詩の朗読を行う。場所は未定で、吉永さんは「核兵器の廃絶、非戦の願いを込めて、しっかり朗読したい」とのコメントを寄せた。
ゲスト審査員には、俳優の上川隆也さん、料理家の栗原はるみさん、新大関の琴欧州勝紀さん、女優の長澤まさみさん、宇宙飛行士の野口聡一さん、落語家の林家正蔵さん、女優の森光子さん、映画監督の山田洋次さんが決まった。8人は審査だけでなく、プレゼンターや応援ゲストの役割も担う。
(時事通信) - 12月15日
NHKの紅白歌合戦のホームページにニュースとして発表され、直筆のコメントも掲載されている。
◆紅白歌合戦ニュース「戦後60年の今年だからこそ、大みそかに平和の尊さを伝えたい。吉永小百合さん、中継での出演を快諾」(2005/12/15)
紅白歌合戦には場違いではないかと、初めは悩みましたが、スタッフの方達の熱い思いに心を動かされ、出演を決めました。
核兵器の廃絶、非戦の願いを込めて、しっかり朗読したいと思います。
吉永小百合
吉永小百合さんによる原爆詩の朗読の後、SMAPにぜひ、新曲「Triangle」(歌詞は「うたまっぷ」参照)を歌ってもらいたい。
【ブログ内関連記事】
・吉永小百合さん「声にださないと大変なことに」(2005/4/2)
・吉永小百合さん「ずっと言い続けることで、みんなが言える環境を」(2005/5/20)
・SMAPの新曲「Triangle」をぜひ紅白で(2005/11/29)
【追記2005/12/21】
「Triangle」が紅白で歌われることになりました。
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