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2006.03.20

イラク戦争から3年 日比谷で銀座で考えた

昨日は、イラク戦争が始まって3年の反戦行動として、日比谷野外音楽堂での集会に参加。主催者発表は聞き忘れましたが、2500人ぐらいの参加。

国際的に連帯する行動が行なわれていますが、国内の共同行動とはならなかったようで、全労連系の労働組合の旗ばかり。主催が全労連などなので当然ではありますが。手づくりのアピールグッズもほとんどなく、年代も50代中心でした。

集会は、韓国平和団体の連帯あいさつのあと、住民投票で受け入れNOを示した岩国や基地沿岸案「修正」の動きも出てきた沖縄、2月にイラクに派兵された東京・練馬の報告、学生や高校生の発言も。参加者は幅広い層ではありませんでしたが、集会の発言自体は興味深いものでした。

集会後は、銀座パレードへ。国会デモならまだしも、休日の銀座の中心で威圧的にシュプレヒコールをあげて歩くことが、ほんとに共感を呼ぶのか理解がまだできない私。

最後尾に、イラク戦争前からつきあいがあり、その後就職しうちの組合に入った青年がサウンドカーを担当していたので、そこで歩くことに。

軽トラックにスピーカーなど音響グッズを積み、レゲェの音楽やアップテンポなコールで、イラク戦争から3年たつなか行動をしていること、いま歩いている「私」の思いが語られて。私、地味に生きてきまして、レゲェ聴いたの初めてで。平和を求める行動で、レゲェ・デビュー。。。

集会のみで帰った人もいるので、全体でおそらく1500名のパレード。その最後尾を軽トラに先導され、高校生や学生、平和団体のなかまなど、約20名で。

新しい発信、表現として、銀座の街・人にアピールしていました。

前日の3月18日には、WORLD PEACE NOWが同じ場所で集会&パレードを行われました。私は参加しませんでしたが、「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」にも賛同している、インリン・オブ・ジョイトイさんの賛同メッセージが紹介(録音された声が再生)されたそうです。

 報道によれば

 「ブッシュのうそのせいで、イラクでは無数の家族に悲劇が生まれ、多くの罪なき人々が犠牲になった」「平和を守るのは戦争ではなく、対話と理解と柔軟な外交。日本は侵略戦争に手を貸さないでほしい」などという内容。

【関連報道】

・イラク開戦から3年 自衛隊撤退求め集会・デモ(朝日新聞2006/3/19)

・『戻れ自衛隊』2000人訴え(東京新聞2006/3/19)

連日の集会。どうしていっしょにやれないのか、お互いに努力と工夫が必要なのではないでしょうか。

私の記憶が確かなら、

イラク戦争開戦前後、反戦行動が近くであれば参加したいですか、という毎日新聞の調査(携帯アンケート)に、24%がYES!と答えていました。

昨日の集会では、初めて参加する人への配慮(マイクでの案内や表示)はまったくありませんでしたが、初めての人自体いないような行動で、その必要もない状況でした。

ビラの普及も団体内にむけてのみで、ネット上にもほとんど載らず、ビラをPDFで掲載したのが数団体。

もっと外にむけた発信と、集会も含めた行動の工夫をしていかないと、いつも参加している人が都合がつけば参加するという狭い幅では、YES!と答えたことのある24%とつながれない。となると、憲法9条を守り生かそうとか、国民投票が実施されたときにNOを示そうとか、大きな運動につながっていかないと思います。

平和を求めたアクションをするのは変わった人たち。そんなイメージこそ変えていく行動を少しずつやっていきませんか。

昨日のパレードには、年配の3人も20人のなかに誘って歩きました。ガチガチに今までの運動をそのまま新しい世代にやらせるという形ではなく、青年層のアイディア・スタイルを主体に、年配層はそこにいっしょに参加してみる。老舗型運動のK点越え、チャレンジが求められているはず。

不平不満のように感じる方もいるかもしれませんが、2800人が集まった行動をもっと広げたい。もったいない運動にしたくない。そう思うんです。

1時間の集会と、さらに1時間のパレード。そこに参加できたのは、9条を守ろうと思っている人たちからみても、ごく一部。

その手の行動だけが意思表示ではないと思います。参加した感想をこうして載せるのも行動。また、自分に何ができるのか考えてクリックしてみるのも行動。

そんなちっちゃい行動の積み重ねやつながりのなかで、新しい動きやうねりが起きていくのではと信じています。

イラク戦争から3年。イラク戦争や自衛隊派遣などについて考え方はいろいろでも、見つめなおす、大切な機会。

昨日はいろいろ考えました。

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コメント

労組の役員も経験したことのあるものから感想です。

三年前のイラク戦争反対集会が全国各地で開かれたときには、歌を歌いながら行進するというやり方がはやりました。そういう若者のデモについていきながら、年寄たちも、「なんか力が出ないなあ」といいながら、いつも見ないよな層が来ていることに元気を貰いました。

おっしゃっていることは良く分かります。一方で、そういう若者たちの行動はあの時限りで、恒常的な力がないのも確かです。年寄りたちの労組は頭は固いけど、動員力もあるし、行動力もあるのです。

土日のどちらの集会がどういう運動主体なのかどうかは分かりませんが、継続的に頭をやわらかくするようにしていくしかないですね。

でも、新しいシュプレヒコールの仕方は一度は年寄たちも覚えています。彼らは若い人たちががんばってくれることを願っているのです。(少なくとも岡山は(^^;)ぜひ、その不満を直接ぶつけてくれたらいいな、と思います。

私も大阪の集会で、tamyさんと同じようなことを考えたのですが、どう書いたらいいか考え込んでしまって、ブログでは書かずに済ませてしまいました。
うーん、でもやっぱり、もっと「いっしょにやれよ!」という声を下から上げていかなくてはいけないんですね。
tamyさんは、そこらへんが素直にさらっと書けて、うらやましいです。私より若いぶん、頭が柔らかいんだろうな。いや、歳のせいにして言い訳できたつもりになってはいけない。喝!
独り言なコメントでごめんなさい。

tamyさん、はじめまして。書き込みに納得です。私も、どうしてもっと一緒にやれないのか(歴史的経緯があろうが)、また、ピースウォークも集会も一般大衆相手にやっているのにどうして世間的にウケルようなアピールの仕方を考えないのかと、この3年間思い続けてきました。

私はイラク戦争に興味を持つまで平和運動にはまったく縁のなかった人間ですから、余計にそう思うのかもしれませんが・・・。それで、個人的に「ピースワードプロジェクト」なる活動を続けています。これはもっとテクノロジーを使おうとか、見掛けって大事やんっていうことを言いたいからです。

3周年に際し仲間内(といっても二人でですが)で新しいコンテンツを作りました。昨年にひきつづき2回目です。ここで、日本中の抗議イベントをリスト化しています。それから、欧米と日本を中心に3周年イベント告知ポスターやフライヤーも集めています。せめてサイバー上では協調しているように見せたいから。世界中でやっていることをもっとアピールすべきだと思っているから。本当はもっとスゴイのをさっさと作り上げて、ひたすら宣伝したかったところですが、力不足は否めず。こんなもんです。でも、来年も必要と感じれば、やりたいと思っています。

KUMA0504さん、私は新しいコールが絶対にいいとは思っていませんが、威圧的な今までのやり方を疑ってみることが許されないような組織・運営では次の世代にとって魅力がないと考えています。
メーデーにしても、シュプレヒコールに特に若い世代からさまざまな声があるのは事実です。年代をこえて意見が言い合えるか、また主催者の年代が偏っている場合、新しい年代のアイディアを受け入れる工夫がどこでされているかはとても大切なことだと思っています。
いろんな意見が直接出されるといいですね。


うにさん、いつも思っていることだし、いろんな場面で意見は言っているので、さらっと書けてるというより、しつこい思いをつづってる感じです。やわらかくは・・・ないですね。やわらかくありたいです。

やまぐちさん、サイトみました。びびりました。幅広く、各地のさまざまな情報が掲載されていて。さっそくmixiのコミュニティを登録しましたよ。さまざまな新しい動きが問題提起を含んでつながると、いままでつながれなかった人と。。。無理せず、ちょっとずつがんばっていきたいですね。

tamyさん、ご覧いただきありがとうございます。
自分たちには自分たちの役割があって、分をわきまえつつこなしていこうと思っています。
それには、例えばもっとスキルを磨いたり、機材や宣伝活動に投資しないといけない。アメリカやイギリスの手法を勉強することも必要と思っています。
また、ある程度マーケティング的にものを売るがごとく売り込むことも必要かと考えています。社会運動には対話や思索が大切であることは言うまでもありませんが、ひとの心はもっと柔らかくて刺激的なものにも向かいがちですから。
*「ブログでみる、イラク戦争3周年」という書き込みのなかで、一部引用させていただきました。

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