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2006.03.16

政界劇場の裏で見えなくなっているものが

政界がややこしい。

4点セットの追及が期待された野党のなかで、第1党の民主党がガセネタメールで失速。

「兄弟」「息子」がいまだ保釈もされていない自民党・武部幹事長は、立場かわって民主党をせめつづけ。

誰も受けないなかで民主党の国対委員長に就任した渡部恒三氏の連日の迷言?がテレビやスポーツ紙などで連日報道されている。

マツモトキヨシの創業者の孫で自民党の松本和巳前衆議院議員が選挙違反でとっつかまったことをうけて行なわれる千葉7区の補欠選挙に、民主党の候補者擁立は二転三転した。同区をたたかって敗れ、比例復活した議員は出馬せず、党本部主導で26歳の女性県議・太田和美氏に内定したあと、地元組織からは決定が「密室」だとして反発。結局は太田氏に落ち着いた。

1年前の県議補欠選挙で初当選して、今度は辞職し国政選挙へということが私にはまったく理解できないが。

「会津のケネディ」の愛称?を持つらしい渡部氏は、15日の会見で太田氏について「君はジャンヌ・ダルク」だと激励したという。さらに党本部は渡部氏を応援演説に積極的に起用する方針のようだ。

「会津のケネディ」と「ジャンヌ・ダルク」。

15年以上前にもてはやされたマドンナ議員とか、政治家に対してつけられる愛称は、すべってないですか?

党や地元がつけるのと、マスコミがつけるのとでは若干違うとは思いますが。

言葉先行で実が伴わない、政界劇場の裏で、教育基本法や医療費負担増、国民投票法などなど、重要な課題が知らないうちにすすめられていってませんか。

「劇場」ばかりを伝える朝のテレビニュースで、上記の案件がしっかり取り上げられたのをみたことがないのですが。。。

「小泉劇場」を批判してきましたが、民主党のドタバタ劇場もいい迷惑です。

登場人物の浮き沈みよりも、その演出された政界・政党のあり方、シナリオ自体を疑ってみる。冷静な有権者の目が求められているように思います。

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