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2006.03.16

都議会は学級崩壊、知事は・・・

石原都政になって7年。私の都議会傍聴も7年近くになります。

今日は、都議会の予算特別委員会を傍聴しました。

時間の関係で傍聴できたのは保育施策に関しての共産党議員の質疑のみ。

東京都は、非営利の認可保育園(公立・私立)ではなく、企業参入・駅前型の認証保育所制度をすすめてそれを保育の標準にしようとしてきています。

私立認可保育園への人件費補助は大幅に削られ、またこの春からは東京都としておこなってきた0歳児保育の看護師配置などに責任を持たなくなります。

今日の質疑でも石原都知事は、東京に保育園の園庭は必要ないという立場を答弁していました。

もともと都議会のヤジは学級崩壊をこえた状況だったのですが、昨年7月の都議選以降、さらに悪化。

すべての議員とはいいませんが、自民党、公明党だけでなく、民主党の一部もヤジに加わる始末。それでも、あまりのひどさに、民主党の女性議員が「うるさい!」という抗議の声を連発するほど。

考え方は違っても質問時間は質問者の立場を尊重し、質疑や論議でたたかうことが大切なのではないでしょうか。

まったくそうなっていないです。

石原慎太郎都知事は、共産党議員に質問をうけ、答弁で「何かのひとつおぼえ」と口火をきって。自民党、公明党などが共産党議員の質問中にすさまじいヤジを浴びせるなか、知事の答弁に対し「答弁になってない」と共産党議員がヤジを飛ばすと、知事は答弁中に「このヤロウ」と発する場面もありました。

これ、ありですか?

質問の仕方や考え方が違う相手に、何でも言っていいんでしょうか。

たとえば、小泉首相が郵政一本しか示さないなかで、国会の質疑で、野党議員が首相に「何かの一つ覚え」と言っていいのでしょうか。懲罰の対象になるんじゃないでしょうか?

首都東京の議会に品位がなくなっています。

こんな攻撃性が許されていることが信じられません。

与党議員に良心はないのでしょうか。

政策・理念は違っても、マナーとして品位として、正義を守るために勇気ある少数になる議員はいないのでしょうか。

所属は与党でも、議会のあり方として「それは違う!」「いいかげんにしろ!」と自らの会派の襟をただす議員がいて当然だと思うのですが。

影響力のある人、人気や権力のある人に何も言えない体質が広がっている。チェック能力を失っていることに私は危機感を感じています。

政策は違って当然。でも、議会の野党・小数会派の質疑をヤジでつぶそうとするあからさまな姿勢は、おかしいです。

良心にもとづいた勇気ある行動。常に考え方は多数派にいたとしても、これはというときに少数になってでも筋を通す姿勢。いま、社会にはその力がなくなってきていないでしょうか。

あまりのひどさにほんとに驚きました。子どもたちにとても見せられない異常な議会のもとで、保育施策の転換がすすめられています。

1年後には東京都知事選があります。私たちおとなはどんな判断を下すのでしょうか。

数日後に記録が都議会ホームページにでるはずですから、このブログでも詳細をフォローしたいと思っています。

【ブログ内関連記事】

公的な保育をどうするかの質疑にチンピラなヤジも(2006/2/25)

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コメント

都議会の発言に一言。
学校の学級会でも、友達の意見をしっかりと聞き、
手を挙げ、議題にそって話します。
もちろん相手話している間は、静かに聞きます。
また野次や嘲笑があったらその時にきつく叱っています。
子どもでもきちんと話し合い(民主的な)できるのに、
大人は出来ませんね。しかも東京都民の代表者だと思うと
がっかりします。
東京をよくしよう、学校をよくしようと意見をいうのに
その意見に野次を飛ばされてはやる気をなくしますね。
また、学校の学習内容を出来る人、出来ない人に分ける
いまの教育では、出来ない子はどんどん教育を受ける権利を
なくし、他人がいうことにただ従う人間になって
いくような気がします。
そんな厳しい中
学年の先生とも世の中に意見言える賢い子を育てようと
がんばっているところです。

 朝日新聞でも質疑の一部が報じられましたが、毎日新聞によれば、ヤジの自粛申し合わせがされたようです。

・・・
◆都議会:質疑中のやじ、自粛申し合わせ--各会派 /東京
 16日に開かれた都議会予算特別委員会の理事会で、各会派が質疑中のやじを控えることを申し合わせた。都議会では珍しいケースという。

 15日までの同委員会で、議場がやじで騒然とし、質問者の声が聞こえず、都側の答弁が質問と食い違うなどの影響が出た。傍聴者からも苦情があり、共産党がやじの自粛を提案した。

毎日新聞 2006年3月17日
・・・

 ブログで検索したり、報道記事を探したりしても、この問題は全然話題になってなく、がっくりきてたところです。

 共産党の議員がやじを繰り返して、知事が黙って聞きなさいと促していると、誤った解釈をしているブログもありますが、事実はまったく違います。チンピラなヤジが浴びせられて質問する共産党議員の声が聞こえない状況さえあるというのが実態です。

 申し合わせで合意しないとやめないってのも理解できませんが。

 今回ばかりは、退場処分も覚悟のお説教的ヤジを私が飛ばそうかなと思うほど、ひどかったです。ある議員にも「今回はちょっとひどすぎる」と伝えました。

 
 私は子どもの頃、学校の先生になるのが夢でした。いろいろあって実現しなかったけれど。
 中学校までは本気で向き合ってくれる先生がいたから、先生と学校が好きでした。でも、がんばりすぎると大変だろうなって思います。去年は、中学時代の恩師に年賀状を出したら「冬眠中」というお返事をいただいてショックで。たぶん、メンタルなお休みで。
 学年の先生や子どもたちと、また私たちとも力あわせていきましょうね。

 
 賛否両論ある「女王の教室」をちょうど観て、学校・教育についていろいろ考えました。ドラマが始まった時期に初めて観たときは驚きましたが、トータルでみると、問題提起の深いドラマだと思っています。

 話があっちこっちいってますけど。。。あらら。

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