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2006年4月の記事

2006.04.30

久しぶりにちひろ美術館に行ってきました

 昨日は仕事だったので、私のゴールデンウィークは今日から。ちひろ美術館(東京)に行ってきました。

 初めて行ったのは10年近く前になるでしょうか。その後、10回まではいきませんが、学生のころから息がつまったときにきています。

 今日は連休中ということもあって警戒して、開館直後に到着の予定だったのですが、絵心と方向性に欠けている私、またもや迷ってしまいましたが、なんとか着きました。

 宮城ナンバーの車が駐車場にあり、連休を感じましたが、館内は混んでいませんでした。

 全館バリアフリーになっていて、驚きました。喫茶も充実していましたし。

 いわさきちひろの描く絵、ひとつひとつがやさしくて、私たちが忘れているもの、さらに失おうとしているものを、感じることができました。

 母子や子どもたちの一人ひとりに表情があって。

 今回、子どもの居場所について考えさせられました。

 企画展「コドモシャシン展vol.1」として、写真展「高橋邦典―ぼくの出会った子どもたち―」が開催されていました。

 知らない写真家だと思って見ましたが、展示場にあった掲載紙を読むと、週刊金曜日に掲載された写真と文は以前にふれたことがありました。アメリカに拠点を置く写真家で、レンズは紛争や戦争と何の罪もない子どもたちの表情と現実に迫っています。

 詳しくは、高橋邦典さんのホームページをご覧ください。特に「KUNI JOURNAL」は、紛争や戦争のもとでの子どもたちのくらしと表情を映し出しています。写真とレポートを克明に掲載しています。

 高橋さんが写真を提供した本『世界中の息子たちへ』(ポプラ社 詩:堤江美 写真:高橋邦典)を買って帰りました。

 8月に組合の企画で、長野に行く予定があります。その企画にはありませんが、長野・安曇野ちひろ美術館に初めて行ってみようかと思っています。館内のパンフで知ったのですが、ミヒャエル・エンデや松谷みよ子さん、ちひろなどの展示がある黒姫童話館という施設も長野県にあるそうで、アクセスが可能なら両方行きたいです。

 5月5日は子どもの日。国際化社会のなかで、世界の子どもたちに焦点をあてたテレビや新聞の企画はどれだけあるでしょうか。

 早朝から深夜まで各局が約20時間のテレビ放送をするなか、5月3日の憲法記念日に、賛否は別としてどれだけ憲法と向き合う企画を放送するでしょうか。

 記念だけで、実がない。そんな社会は殺伐とし、空洞化していくのではないでしょうか。

 東京のちひろ美術館は、高校生以下は無料で入れます。狭いですが、ほっとできる、子どもの居場所がここにはあります。

 感想ノートをのぞきましたが、全国各地から老若男女がこの場所を求め、やさしさと感動を持って帰っています。

 また来月、行くつもりです。東京近郊のみなさんもぜひ、どうでしょう。

NYでは35万人デモ、日本では・・・

 ちょうど去年の今頃は、核兵器の廃絶を求めて、ニューヨークの街を約1000人の日本人を含めて4万人の人々といっしょにデモ行進をしていました。

 日本時間の今日未明には、イラク政策に反対する人々が同じ場所をデモ行進したそうです。なんと約35万人。日本のように大げさな規制もないなか、にぎやかに歩くことができ、快感さえ覚えましたが、その10倍の行動は想像さえできません。

NYで大規模反戦デモ 35万人、イラク政策にノー(2006/4/30共同通信)

 【ニューヨーク29日共同】イラク情勢が混迷する中、イラク駐留米軍の早期撤退などを求める大規模反戦デモが29日、ニューヨーク・マンハッタンで行われ、約35万人(主催者発表)が参加した。
 「イランへの軍事攻撃反対」「お金は戦争でなく教育に」-。参加者はプラカードに反戦の言葉を掲げ、歌を歌ったり、自作のブッシュ米大統領批判の踊りを繰り広げたりした。戦死した兵士の写真をひもでつなぎ合わせて練り歩く市民グループもいた。

 イラクで息子が戦死し反戦活動を続けているシンディー・シーハンさんも参加し、「デモに参加して戦争を終わらせて」と通行人に呼び掛けた。

 昨日は日本でも、連合系の労働組合がメーデーを開催。代々木公園での中央大会には主催者発表で約4万3700人(警察発表で2万2700人)が集まり、全国では24万人(警察発表)の参加となったそうです。

 私の参加するメーデーは明日5月1日。コールしたり、歌をうたったりもする担当ですが、どんなメーデーになるでしょうか。

 私が労働組合の職員になって何度目かのメーデーの後、参加できなかった組合員に「今年の中央メーデーはどれくらい参加があったのですか」と聞かれ、「主催者発表で8万人、警察発表で2万数千人」と答えたら、あ然とされました。「どっちが実数なのですか」と聞くので、「警察発表がほぼ近いようです」と答えたら、さらにあ然とされ・・・。

 今春のフランスの抗議デモも、主催者発表で約300万人、警察発表で約100万人という開きはありました。

 ここ2、3年のメーデーでは、3倍以上の開きはなく、2倍程度のようです。

 でも、サバ読みの代表格だったプロ野球も「改革」のひとつとして、観客動員数が実数発表にし、さまざまな努力もほかにみえています。

 労働組合も「改革」の批判はしつつ、内部改革にむけて虚勢をはらずに、一人ひとりをほんとに大切にする姿勢をまず人数発表から示すべきではないでしょうか。私を含む参加者でさえ「えっ!?」と思う人数発表では、組合離れはますます進んでしまうのではないでしょうか。

【ブログ内関連記事】

国連で被爆者と外務大臣の姿をみて(2005/5/5)

2006.04.29

宮沢りえさんの「これからの私の課題」

今日はみどりの日。いつもはブルーの毎日新聞のロゴが緑になるので毎年この日は毎日新聞を買ってます。

でも、毎日新聞よりも、今日はスポーツニッポンがおすすめでした。

残念ながら、ネット上には掲載されない芸能面の記事。みどりでもブルーでもありませんが、色についての表現もされています。

女優の宮沢りえさんを取り上げたインタビューで、『どんな「監督色」にも染まりたいんです』と大見出しが打たれています。

6月3日公開の映画「花よりもなほ」での是枝裕和監督をはじめ、出会った監督や演出家にどこまでも謙虚に向き合う彼女は、もうデビューして22年。「数え切れないほどの色を持ってる鉛筆ケースになりたいです」と語り、コメディーへの意欲ものぞかせています。

 黒木和雄監督(2006年4月12日に逝去)のもと、ブルーリボン賞主演女優賞などを受賞した映画「父と暮せば」について、

岩波ホール(東京・神保町)での公開は去年で終わってますけど、あの作品を生き続けさせ、ずっと呼吸をさせるのが、これからの私の課題なのかなと思います。特にメッセージが強いですからね。やっぱり一人の人間として、いまこの地球上に住んでいるものとして、原爆というものに対する疑問だったりとか、一生持ち続けたいですし。そういうのをみんなと共有する手段として、映画がね、一緒にいてくれたらいいという気持ちはすごく強いですね

しなやかな笑顔の写真とともに、色あざやかな女優のメッセージが響きます。

原爆とのかかわりでは、吉永小百合さんが原爆詩の朗読を続けていますが、宮沢りえさんの「これからの私の課題」について、さらに期待していきたいです。

【ブログ内関連記事】

◆「父と暮せば」の黒木監督、最期の作品を撮り終えて・・・(2006/4/13)

◆吉永小百合さん「ずっと言い続けることで、みんなが言える環境を」(2005/5/20)

2006.04.28

強暴国家にむけた狂暴国会での共謀罪に反対しまっす

 息もゆっくりつけない余裕のない世の中、私のまわりは相変わらずトラブル続きですよ。今週はスクールバスの乗車証を交番に届けに行ったら、警官ゼロ。待機してる暇はないので、メモと拾得物をおいて帰ったのは数日前。

 今日昼に携帯に「○○警察ですが」と言われ、すっかり落とし物拾ったこと忘れていてびっくりしました。「今朝の三時に届けがあったのですが」と言うので、「三時には寝てました」と返したら、「私どもで書類をつくったのが三時で・・・」など、わけのわからない対応でした。私の応対もわけわかりませんが。

 落とし物、1日程度で対応できないんですね。警察官、疲れているのかな。

 月曜日には、私の数メートル後ろで、大型バイクと新聞配達のバイクが激突事故。居合わせた車のお兄さんが警察に、私が救急に電話する事件もありました。

 その場所、ここ1年で2回も死亡事故起きてて、1つは事故直後、もう1つは事故の現場検証を目撃。そして今回は大事にはいたらなかったものの、あやうく私が犠牲になるところでした。

 私のまわり、近づかないほうがいいですよ。警告しておきます。まったく信じてませんが、はやりのスピリチュアルに私の守護霊、試しに聞きたいなぁ。絶対フツーの守護霊じゃないはずです。

 さて、ゴールデンウィークに突入していくわけですが、いま、国会はメチャクチャですね。

 共謀罪って知ってますか。キョーボー罪。こっから本題です。

 世の中から、批判や抵抗など、毒をどんどん抜いていくことになりそうです。愛国心の強制も含む教育基本法「改正」も今日閣議決定されましたが、どんどんこの国の権力を持っている人たちにとって「愛国的な」「健全な」社会にされそうです。

 くわしいことは、

◆共謀罪って・・なんだ?

をご覧ください。ブログ「共謀罪ってなんだ?」も。

犯罪を起こせば、とっつまる。これは当然ですが、その準備までいかない段階、話し合った段階で、とっつかまる危険性がアリアリだってことのようです。

団体に適用されるもので、推進派は国際犯罪をとりしまると強調していますが、労働組合や市民団体、サークルなどを適用外にする文言は法案にはないとのこと。

この法案がいま国会で審議され、数の力で通りそうなんです。テレビや新聞などの報道はなぜか弱腰で、ブログなどネット上で、共謀罪があぶないってことがやっと広がってきている状況です。

弁護士団体の日弁連(日本弁護士連合会)なども正面から反対しています。

日弁連 - 日弁連は共謀罪に反対します

東京新聞の特報記事は、他の新聞と比較にならないほど大きく鋭く扱っています。

政府が執着 『共謀罪』とは(2006/3/31東京新聞特報)

きっこのブログも、トンデモ法案として斬りまくっています。

きっこのブログ「トンデモ法案炸裂!」(2006/4/22)

国際犯罪対策を名目に、盗聴やメールの傍受が当然されるようになるでしょう。トラブルを呼ぶ私のまわりで盗聴や傍受がされることもありえるでしょう。

しかも、私、労働組合の職員。

「あの経営者、ゆるせねぇよ」「あの知事、○○・・・・」なんていう会話が毒づいていくと・・・。また、盗聴などは編集などで、宴席かどうかの判断も前後が切られたりすればわからなくなりますから、お酒の勢いで・・・。

○○社をぐるっととりかこんじゃおう行動、都庁をぐるぐるかこんじゃえ行動なども、大丈夫でしょうか。

なんか、犯罪を取り締まろうという絶対正義が掲げられ、それにすすもうとするなかで、実際はこの社会がどんどんしばられていく。そんな空気、どよどよ感、ただよってませんか。

そんな理由で、私、共謀罪、反対でっす。

2006.04.27

誰かつくってくれー、石原都政NO!のブロガーズ・リンク

 東京都知事選挙まで1年をきりました。今日は石原都政にかわる都政を考える集会に参加してきました。

 石原都知事が就任したのが1999年4月。その後、再選をはたし、現在2期目の第4コーナーにさしかかろうとしているところです。

 私、石原都政の福祉・保育施策の切り下げなどについて、このブログで明らかにしてきたつもりです。

 でも、3年前の都知事選のしらけもあって、石原NO!の話題はまだ広がってきていないように思います。

 ネット上では、石原都知事に賛同する声が大きいようですが、批判的なブログもあります。

 人任せ、他力本願ですが、石原都政NO!のブロガーズ・リンクって、だれかつくってくれないかなぁ。政党とか団体とか世代をこえて、つながって、広がりの中で政党や団体なども動かしていけるような。

 私も、お金は出せませんが、ブログでの発信など、地味な協力はしたいと思っていますので。

 石原都知事に対する候補者擁立のにおいが身近に感じられないことに危機感が高まる私。一生のうちの3つの願いの一つ、よし、使ってもいいかなぁと思っています(残りの2つは大切にします)。

 だれかー、つくってくれー。お願いしまっす。

【ブログ内関連カテゴリ】

tamyレポート政治カテゴリ

【ブログ内関連記事】

東京都知事選まであと1年 候補者擁立へ動きも(2006/4/6)

2006.04.26

9条をまもれ意見広告運動 6月1日毎日新聞関東版に

 「憲法を守り生かす運動が広がっています」

 九条の会が全国に4700もできているとかいうことからすると、そうなんだろうなぁと思いますが、実感は・・・

 私、まだないです。

 どっかの団体とか労働組合とか、政党とかにもかかわっていない人たちが意思表示できる場は、ほとんど増えていないように思いますし。

 で、「憲法9条をまもれ 意見広告運動」というものがよびかけられています。

 6月1日(予定)の毎日新聞関東版での意見広告。

 1口1000円で、愛国を強要する教育基本法の「改正」、憲法を変えるための「国民投票法案」はイヤだという意思、憲法9条を守ろうというメッセージを、賛同者の氏名を紙面に載せて発信しませんか。

 意見広告のよびかけポスターやキャッチコピーの表現に、私、若干の違和感はアリアリです。「ゴメンだ」って共感よぶのか、またよびかけポスターになんでババンとURLが打たれてないとか、これが100点のアクションだなんて思ってません。

 おっきなところでつながろうと、夏目漱石さんを1枚、提供させてもらいます。

 希望する個人にも、よびかけポスターではなく、賛同団体と賛同個人の名前が入った意見広告ポスターが送られるということです。

 1000円で誰でもできるアクション、どうでしょう。

 賛同締め切りは、いまの段階では5月13日だそうです。賛同者名や参加の仕方など詳細は下記サイトをご覧ください。

憲法9条をまもれ 意見広告運動
※2006年6月1日の毎日新聞関東版への意見広告掲載が、個人1口1000円、団体1口5000円でよびかけられています。関東版ですからお間違いのないように。

 私のブログtamyレポートは、9条守ろう!ブロガーズ・リンクに賛同しています。

2006.04.24

子ども時代のいじめをふりかえってみた

 23日、24日と、箱根で合宿的学習会でした。私がキャッチできたのは、期待の半分くらいのものでしたが、これをどう生かすかも私の今後次第ととらえておきたいと思います。

 三十路の春ですが、年代をこえて交流できる大切な機会でした。宴会のあと、40代の小中学生のお父さんとその親世代の方と、教育・いじめについて話しました。

 悪質で継続的ないじめによって不登校になり、学校側の対応の不十分さの責任を問い、また不登校のなかでの教育に不安を感じるお父さん。それに対して、イヤと言えばいいんだ、親の口出しも昔はなかった、どうしてもわからないこともあるから親も教師も手をあげることもアリで、実際に子どもにそうしてきたという戦前生まれの年配の方。

 戦前生まれのお父さんの話は、子ども同士のけんかはOK。なぐってなぐられて痛みを知ることで成長するというものでした。でも、複数で暴力を一人にふるうのは卑怯、先に手をあげられたらどんなに反撃してもかまわないなど、一定のルールが前提だったそうです。

 私は1975年生まれ。世代論で言えるかどうかはありますが、いじめは徹底的なものでした。特に小学校5・6年から中学校の頃、女子のそれはすごかったです。クラスの一人の生徒と絶対に口をきかず、キタナイものとして扱って。しかも、その生徒と話をしようと生徒がいると、呼び出して「次はアンタになるよ」と脅かして、「秩序」を保っていく。

 あんまりひどいので、私など男子数名もほっとけずに強弱つけてとめましたけどね。「男子は関係ない」「あんたらに何がわかるん」みたいな、突き放す言葉がいつも返ってきました。

 休み時間になると、5つあるクラスでそれぞれいじめられている生徒が、休み時間にベランダの隅で複数集まって静かに過ごしているような状況さえありました。

 私、小中と、クラスでは毎年ほぼ学級委員でしたし、まとめ役なことも多かったですが、高学年になるにつれ、いじめられている子が追い詰められていく状況がわかりました。いじめのエスカレートとともに。

 クラスメイトとしてつきあいつつも、状況が状況だけに裏で先生に連絡していましたが、数人の友人や先生などの努力もなかなか実りませんでした。カバン持ち、カツアゲだけでなく、返却されたテストを取り上げてその低さを勝手に発表する、持っている好きなアイドルのグッズを捨てる、つばをはくというような行為も一部にありました。

 正義とか卑怯という考え方は、私の子ども時代、20年前にはもう崩れていっていたというのが実感です。

 そのときの傷を負った同級生、素敵な相手や子どもと過ごしているのかなぁと心配になりました。子ども時代を振り返るのも久しぶりの、いまだ独身の私に言われたくないかもしれませんけど。 

2006.04.23

小さな映画館で反響広がる炭鉱の物語

小さな映画館、ポレポレ東中野。ここで何度か映画を観てきたけれど、「三池 終わらない炭鉱の物語」(熊谷博子監督作品)は、土日は定員の倍の人が並ぶほどで1時間前でも入れないという。

そこで3週間の上映延長が決まり、さらに朝1回目のみだったものが、朝9時からと11時からの回という特別な設定になるそうだ。

私の出身は福岡県。でも炭鉱の話は聞いたことがない。

知人から譲ってもらったチケット。やりくりして平日に行くつもりでいる。

2006.04.22

むかし、学校の先生に言われたこと

子どもの頃に学校の先生に言われて、20年もたってるのに印象に残っていること、ありますよね。

学校の先生の影響力ってすごいですね。

小学校5年生の頃、担任は20代の女性の先生でした。すこしこわくて、でもやさしい先生でした。その頃同じ学校の年上の先生と結婚。結婚式にむけて、みんなでお祝いのメッセージを一言ずつ録音したのもいい想い出です。

クラスで何を言うかを一人ひとりが紙に書いて提出。定年を控えた粋なベテランの先生は、順番を話し合ったときに、「tamyくんがトップバッターでいこうよ」と言ってくれて。

「幸福駅へのキップをしっかり握って、しあわせになってくださいね」なんていう、くさい臭いプンプンの内容だったように思います。何かのドラマの影響かなぁ。

結婚式を祝う会、メッセージの再生のとき、子どもらしいメッセージを期待していたようで、トップバッターの臭いプンプンの言葉に爆笑だったそうで。

さて、10歳当時は勉強のできた私。政治的でないものはないといまは思っていますが、当時はもちろん政治のことなんてチンプンカンプン。

授業で何かを発言したあと、その担任の先生がほめてくれて、

「tamyくん、将来は総理大臣になったら?」

小学校5年の私、

「先生、それ、なれるんかね?総理っち、何?」

と答えた記憶が。

先生は、私のことをもっと物知りだと思っていたようでした。

これがきっかけとはいえませんが、小学校6年の頃から新聞を読むようになったのも、この先生のおかげかもしれませんね。

私が議員や総理になることなんてありえませんが、昔のことを思い出して、学校の先生の影響力、大きいなぁと実感したのでした。

※ブログデザイン、変えましたが、改行しても、行間をあけることができず、読みにくいのでまた考え中です。

労働運動の変化を求めて思うこと

 今週は、会議で浮く日々が続きました。ほかに誰もふれないなら私がと、建設的な意見、積極的な姿勢をと自分に言い聞かせながらの発言、疲れますね。私、もともと人前での行動に、消極的なタイプですから。

 さて、私は労働組合の職員で、組合のざまざまな仕事をやっています。平和運動にもかかわっています。

 会議に出ると、労働実態の異常さを変えるために国民的な運動をとか、平和憲法を守り生かすためにさまざまなとりくみを、なんて言葉が飛び交います。

 さまざまな分野の労働組合の役員と向き合う会議のほとんどは、団塊の世代が中心ですが、「いま、街頭での宣伝が重要だ」なんて発言があると、決意と共感が会議出席者に広がるのが表情を見てても伝わってきます。

 ほんとにそうでしょうか。

 ブロガーがこの1年で400万人から800万人に増えたという調査もあります。ここ数年で、情報宣伝をめぐって大きな変化が生まれている。変化し続けている。その動きをどこまでわかっているのかなぁ。国民運動という大きな看板を掲げながら、すべっていないかという検証はきちんとしているのかなぁと「?」だらけです。

◆<連合>団結、ネットで呼び掛け 集会よりもブログ(2006/4/19毎日新聞)

 大衆行動より、ネットで団結――。労働組合のナショナルセンター・連合(高木剛会長)は、サラリーマン増税阻止の反対運動で、初めて本格的にインターネットを利用した反対キャンペーンに取り組む。大規模デモにシュプレヒコールで反対の意思表示をしてきたの運動スタイルの転向。組織率が20%を切った労組が、ネットで大衆に投じる石は、波紋を広げることができるか。
 連合はサラリーマン増税への反対運動を始める際、ネットを使った意識調査を実施。対象は20歳以上のサラリーマン世帯の男女で、非組合員や主婦を含め約1000人が回答した。それによると、増税問題を知っていたのは約22%。知らなかった人には、問題を説明したうえで賛否を聞くと92.5%の人が反対した。また、6割の人が署名やブログ、ホームページ(HP)などで、何らかの反対の意思表示をしたいと答えた。
 増税問題は複雑で、ビラや街頭宣伝だけでは説明が難しい。連合は、アンケート結果も受け、広く反対世論を形成するには、大衆行動だけではなく、ネット利用が有効だと考えた。
 キャンペーンでは、増税になった場合に自身の増税額が試算できるコーナーを作成。著名なブログ作成者に連合の取り組みを説明し、ブログへの書き込みやなどを依頼、キャンペーンサイトへ誘導する広告の出稿などを行う。今月20日には、連合のHPとは別の増税反対HP「シンク・タックス.jp」も立ち上げ、6月中旬には、約5000人規模の要請行動、反対集会を計画している。
 連合本部は「街宣こそ運動との思いの人も多いが、アンケート結果を見ても、ネットで呼び掛ければ市民は応えてくれると期待している」と話している。

 労働組合大手の連合は、このようにネット活用に本格的に踏み出す方針を固めたようです。

 「増税について考えませんか」と、サラリーマン増税の試算もできる「think-tax.jp」というサイトも立ち上げています。

 このネット活用方針(という言い方もおかしいのですが)、下記調査が大きく影響しているようです。

サラリーマン増税に関する意識調査リリース~サラリーマン増税反対 92.5%(PDFファイル 連合2006/4/13)

 ブログなどインターネットで広げたいという声が出て、それを方針化したようですが、今までの宣伝戦略が何をもとに打たれていたのか、疑問です。

 労働運動の象徴とされているメーデーについて、連合も全労連も全労協も、ネットでの呼びかけや説明は、数十人が参加するシンポジウムや集会よりもされていないのが現状です。

 ネット活用、私もさまざまな会議で訴えていますが、なかなか響きませんね。このブログはその実践のひとつとして、やっている面もあります。

 街頭での行動や職場での学習会など、身近な連帯をアピールしていくことはもちろん重要ですが、それで終わってしまっては自己完結。

 組織率が下がり続けている労働組合、一方で不払い残業は解消されず、雇用の非正規化はどんどんすすんでいます。求められているのは、自己完結でない発進力。

 老舗の労働運動や平和運動の根幹から、宣伝戦略の見直しが求められているのではないでしょうか。

 浮くことをおそれずに、発言、表現、発信を続けていきたいです。

ママチャリとビールケースとジャンケンと千葉補選

ほとんど乗ったこともないママチャリに乗るのは鳩山夫人だけかと思いきや、小沢さんまで。

ビールケースの上での小沢さんの演説を、コイズミさんの街頭演説と比べて「どちらが身近に感じられるか」と親しみやすさを強調する菅さん。

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200604/sha2006041601.html

そのビールケースはピッカピカで、民主党の党マークのシールがバンバン貼られていて。

ホリエモンの兄弟か、お父さんだった武部幹事長は、「最初はグー、サイトウケン」をキャッチフレーズに支持を訴える。

ハマコーさんは、テレビ朝日のテレビタックル仕立ての演出で、土下座演説。。。

この補選、何が争われているのか、さっぱりわかりません。

2006.04.19

5月13日は憲法フェスティバル

 3年前、憲法フェスティバルというイベントに参加した。俳優の加藤剛さんの朗読、朝鮮学校のかわいい子どもたちの踊りと、躍動する琉球エイサーのパフォーマンス。数人で行った東京の文京シビックホールで、知り合いの顔もみつけた。

 東大教授の姜尚中さんと、翻訳家の池田香代子さんの対談は、やさしくも鋭かった。
 辺見庸さんの講演はそれとは対極的に、厳しく世相の流れを撃ち続けるものだった。

 憲法関連のイベントにしては高い2000円超の参加費も、完成度の高さと党派性のなさに納得できる、「憲法」と文化を軸にしたものだった。

 それ以来、参加のお誘いチラシはいただいているものの行けていない。

 今年は20回目だという。5月13日(土)午後1時から5時半、会場は東京・九段会館

 オペラ歌手の佐藤光政さんの歌とトーク、経済アナリストの森永卓郎さんの講演(仮題「平和・憲法を語る」)、放送作家でエッセイストの永六輔さんの講演(仮題「永六輔 時代を斬る」)が続き、神田香織さんの講談新版「はだしのゲン」というプログラム。

***

 私、行こうと思っています。みなさんもぜひぜひ行きませんか。

 今回は実現難しいでしょうが、憲法についてつづっているいくつかのブログを書いている人、読んでいる人がオモテのフェスティバルに参加した後、お酒を飲みながらの裏のフェスティバルに、というようなこともあるとおもしろいかもしれませんね。

 1度しか参加したことありませんが、憲法関連の集会などに参加したことのない人におすすめできるイベントです。

 チケットまだとってませんが、発売になったばかりのようで、これからです。

◆憲法フェスティバルホームページ

年金と自営と再出発と私

 今年は「格差社会」の広がりがその存否も含めて、さまざまなメディアで取り上げられている。もう1つ目立つのは、来年から定年期に入る「団塊の世代」にかかわること。

 年金支給開始年齢の引き上げにともなって、今春までに各企業は再雇用制度の創設か定年制の延長かという雇用環境の整備が義務づけられている。

 60歳だった年金支給が65歳へ段階的にうつっていくことへの対応として、企業がその間を雇いなさいというもの。団塊の世代の退職年齢と関係してもいる。

 私の母も団塊の世代。でも、会社員ではないので、一定の条件での再雇用や定年制の延長などの枠ははまらない。

 私が生まれてすぐに離婚。その7年後に再婚し、5年足らずで離婚。再婚時期を除けば、小さな飲み屋をやりながらの母子家庭。

 地方経済は厳しい上、小さなスナックにのみに行くようなつきあいも減っているご時勢、3年前に店をしめ、その後は貸していた。母はその後、ヘルパーや学生寮の食堂などで働いた。

 以前に帰省をしたときに、母とその店に寄った。店を借りているママさんは、40歳前のとても綺麗な人だった。早い時間でお客がいないときに、少し話を聞くと、中学生の男の子と二人暮らし。母子家庭に支給される手当が他市より若干高いそうで、「息子と役所のお父さんって呼んでるのよ」と笑っていた。

 そのママさんも3年足らずで店を閉めたようで、来週から私の母がふたたびお店をやることになった。報告をかねて開店案内が私に届いた。以前のようなスナックではなく、居酒屋風のお店らしい。

 自営の場合は、国民年金と自力の多少のプラスアルファがほとんどだと思う。開始年齢が何の保障もないままスライドしていく。再雇用なんてなく、くいしばって働くしかない。大きな影響は厳しい経営を迫られている自営とその家族にくるのではないか。

 「団塊の世代」や年金問題について、一般的とされるサラリーマン世帯の話は出ても、このような層のことはほとんど聞こえてこない。

 年金の切り下げ、母子家庭への手当や生活保護の母子加算の縮小など、母子家庭や自営業者をめぐる厳しさは強まっている。これでいいのか。

 母の再出発、そんなことを考えずにはいられない。

【関連報道記事】

生活保護基準引き下げ続く 適切な支援探る時期(2005/12/9京都新聞)

県内の母子家庭5年で36%増(2005/7/15東奥日報)※青森県の地元紙

母子家庭の年収は一般の4割弱…厚労省調査(2006/4/14読売新聞)

 母親が働いている母子家庭のうち、母親が正規雇用されている世帯の割合は、2003年で39・2%と5割を割り込んだことが、厚生労働省が13日に公表した、「母子家庭の母の就業の支援に関する年次報告」の骨子案でわかった。

 同省では、景気後退による就業状況の悪化が主な原因と見ている。

 調査は5年ごとに実施される。93年の調査では、母親が正社員などの形で働いている世帯は53・2%、98年は50・7%だった。

 一方、臨時社員・パートの割合は31・3%(93年)、38・3%(98年)、49・0%(2003年)と増加している。母子家庭全体の平均年収は234万円(03年)で、一般世帯の589万円より大幅に少なくなっている。

【関連調査統計】

・母子家庭の生活の状況はこちら(PDFファイル)

平成17年度版母子家庭の母の就業の支援に関する年次報告(厚生労働省2006/4/13)より

 

2006.04.18

帯をみて驚いてしまった本

 子どもの頃、大家族を取り上げたテレビをよく観てました。最近はあまり観てませんが、3男4女1父1娘の大家族・青木家の長女のことが先日テレビで放送されていました。大家族のなかで17歳でシングルマザー。小さい頃は児童養護施設で育ったそうで。

 竹書房の「今月の一押し商品」にもなっている「まっすぐに。」(著:青木あざみ 竹書房)が出版され、テレビや新聞でも紹介され、反響を呼んでいるようです。

TBS系列TVで大反響!!母親代わりの少女が真の母となる――。大家族(3男4女1父1娘)・青木家の長女、波乱万丈の全半生!「出産の秘密」「児童養護施設での生活」「相手の男性」…今まで明かさなかったホントの私、17歳のリアル。

という紹介文ですが、

 書店に行って驚きました。書籍の帯のなかで「児童養護施設での生活」とされるべきところが、「児童擁護施設での生活」と誤ったものになって、売れ筋の本としてならんでいます。

 まだ本を買っていませんが、この帯が目立って残念です。

 こんな大きなミスに誰も気づかずに書店にならぶってこと、あるんですね。

 児童養護施設の認知度が残念ながら低いということでしょうか。内容よりもまず、書籍の帯の誤植に驚いてしまいました。

これでいいのか、千葉補選

 マツモトキヨシ系の松本和巳議員の選挙違反による辞職で、千葉7区の衆議院補欠選挙がたたかわれています。

 元埼玉県副知事のさいとう健氏(自民党、公明党推薦)、太田かずみ氏(民主党)、徳増記代子氏(共産党)ら5氏が立候補。

 補選を生んだ選挙違反、金と政治の関係が争点になっていますか。また、愛国心を盛り込む教育基本法「改正」をどう評価するかは問われていますか。

 通常の補選の場合、直近の懸案が結果によって大きく左右されてきたと思うけれど。。。

 ネットや夕刊紙などでは、太田氏の水商売経験の批判も。親の地盤と金をバックにした上流経験しかない2世議員や、グレーな献金をもらっていても25年の表彰をうけて辞めないでいられる議員よりよっぽど生活感覚があると思いますが。キャバクラに1度でも勤めると、社会的な権利はなくなり、むしろ制裁をうけなければならないのでしょうか。

 テレビやスポーツ紙は相変わらず、「党首対決」「内助の功対女性大臣」「チルドレン」「改革」。。。あのー、政策、出てきませんけど。

 昨年9月の総選挙の状況がダブっていませんか。

 精神科医・香山リカ氏の著書「テレビの罠」(ちくま新書)、もう1回読み返してみることにします。

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小泉劇場を支える「テレビの罠」がみえてくる(2006/4/7)

2006.04.16

「ヒトラー」は「とってもすてき」な「当代一級の」「透徹した視座と直感」を持っているのか

 民主党の代表選で小沢一郎氏に大差で敗れた菅直人代表代行。一部マスコミでは、来春の東京都知事選への出馬がささやかれています。

 昨日、仙台市内でおこなった講演で石原都知事を「ヒトラーのような」と批判したそうです。

菅直人氏:石原都知事は「ヒトラーのよう」 講演で批判(2006/4/16毎日新聞)

 民主党の菅直人代表代行は15日、仙台市で講演し、東京都の石原慎太郎知事について「石原氏の目指す政治は、もしかしたらヒトラーのような自分の理想を権力で実現したい政治だ。権力を持つほど使い方を考えるのが(政治の)原点だ」と述べ、政治姿勢を批判した。石原氏は民主党の小沢一郎代表について「私は彼を評価しません」と述べ、菅氏についても「薄い感じがした」と酷評しており、菅氏が反撃した形だ。

 講演の全容や前後の文脈がよくわかりませんが、菅さんは都議会を傍聴したほうがよさそうです。

 民主党の元参議院議員の夫を持ち、自らもヒグチ薬局の役員をつとめてきた女性都議(当時)は、石原知事にベッタリでした。

民主党の樋口ゆうこ都議(当時 2005年7月選挙で落選)2002年2月27日の一般質問で、

「石原知事は、いつも若々しく、大変お元気でいらっしゃいます。また、ビジュアル系知事ともいわれ、そして誤解を恐れずに申し上げますと、知事はとってもすてきでいらっしゃいます。しばしば過激なご発言があり、また女性にはかなりご理解が深いと感じておりましたのに、年末には余りにも大胆なご発言をされ、女性ファンは大変ショックを受け、減ってしまったようでございますが、はっとするほど知事は生き生きとされていらっしゃいます。」と絶賛。

 古い話だということではありません。この都議の落選にかわって当選した、経団連職員あがりの新人議員・吉田康一郎都議(民主党)は初めての議会質問でここまで持ち上げました。

 2005年12月8日の都議会一般質問で、
当代一級の政治家であり、透徹した視座と直感を持つ文化人でもある知事に、ぜひお伺いをしたい。」

 都議会民主党は与党色の強い態度を都議選後もとり続けていますから、菅さんの「ヒトラーのような」という発言については違和感があるはず。

 菅さんが政策をすりあわせて知事になっても、いまの都議会民主党と実際に都政運営さえできない可能性が高いと思います。

 都議会の共産党や生活者ネットワーク、都議会に議席を持たない社民党支持層との提携も見据え、格差社会や強い政治に違和感を持つ都民の支持をあつめ、都知事選での圧勝を盾にリーダーシップを発揮していくことをにらんでいるのでしょうか。

 「ヒトラーのよう」という代表代行と、「とってもすてき」「当代一級の政治家」「透徹した視座と直感をお持ちの文化人でもある知事」とする都議との違いは、はっきりあるわけです。

 政策が一致しない寄り合い所帯の民主党。知事選まで1年をきったなか、菅氏の真意が気になります。

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国政と都政を振り返ってみた(2005/12/30)

石原都政の裏で「あんた右翼だろう。おれも右翼だ」(2005/6/11)

石原&浜渦都政の異常さを証言からみてみる(2005/6/4)

2006.04.15

笑瓶とウルトラマンメビウスと私

 地方出身者のみなさん、特に、地方で子ども時代をすごして上京などされたみなさん、テレビのチガイを感じたこと、ありますよね。

 私、福岡県の都市部の出身ですが、12年前に18歳で上京し、テレビの話題でちょっとつまる、そんな経験はもちろんありました。

 首都圏で当然放送されている番組が地方じゃ放送されていない。その事実を知っていくわけです。また、首都圏出身の人にはそれがわからないわけで。

 上京して学生の頃、友人や先輩などとテレビを観ていて、笑福亭笑瓶さんの「ハンターチャンス!」(柳生博さんのモノマネ)がしつこいくらいに出てきて、笑えない。ちょっと困りました。テレビ朝日系列の局はありましたが、「クイズ100万円ハンター」は放送されてなく。10年以上放送されたようですが、福岡県では放送されてませんから。知らないんですよ。

新作ウルトラマン、地元番組に屈す 福島・青森など(2006/4/15河北新報)

 8日にテレビ放送が始まったウルトラマンシリーズ最新作「ウルトラマンメビウス」(TBS系)が、福島、青森両県などで放送されない事態になっている。誕生40周年を迎えた同シリーズで放送しない系列局が出たのは初めて。ウルトラマンの生みの親、円谷英二監督(1901―70年)の出身地福島県では放送見合わせを残念がる声が上がっている。

 ウルトラマンメビウスはシリーズ第16作。再び始まった怪獣の襲来にウルトラ警備隊がヒビノ・ミライという人間の姿でメビウスを地球に派遣し、特捜隊「クルーガイズ」の仲間とともに闘う物語だ。東北放送などが毎週土曜日午後5時半から放送している。

 制作局の中部日本放送(CBC)によると、ウルトラマンシリーズの放送時間帯は第1作「ウルトラQ」から、前作「ウルトラマンマックス」まで、すべての系列局が放送するネット枠の扱いだったが、メビウスでは初めて各局に対応を委ねるローカル枠に移行した。

 このためTBS系列28局のうち、放送時間の調整がつかなかったテレビユー福島や青森テレビなど11局が放送を見合わせているという。

 テレビユー福島は「広告主の要請もあり、月曜午前に放送していた地域情報番組を土曜夕に移すことにしたため」と事情を説明。青森テレビは「この時間帯は長年『サザエさん』を放送しており、視聴者に定着している」と話す。

 両局には先月から「なぜ、メビウスを放送しないのか」といった問い合わせが寄せられており、テレビユー福島は「夏休み期間に特別編成で放送できるかどうか、検討したい」としている。

 円谷監督の出身地・福島県須賀川市で、円谷監督の顕彰活動やウルトラマンを生かしたまちづくりを進めるサークル「シュワっち」の岩崎哲久さん(43)は「子ども時代のウルトラヒーローで世代論が語れるのがウルトラマンシリーズの魅力の一つ。福島をはじめリアルタイムで見られない地域が出るのは、とても残念だ」と話している。

 「ウルトラマンメビウス」は、TBS系列28局のなかで11局では放送なし。少子化のなかで子ども向けの番組の視聴率が低迷するということも当然あると思いますが、ヒーロー番組は放送をつらぬいてほしい、地方出身だから大人になって話がかみあわない、テンポが遅れる、アイソ笑いが多くなるなど、できるだけないようにしてほしいです。

 ヒーローのセーフティネットはあるべきで、できないなら思いきってやめることもありではないでしょうか。

 1975年生まれで、ウルトラマンの盛り上がりの後半世代として、ヒーローのセーフティネット論でした。

2006.04.14

舞台「やわらかい服を着て」チケット発売

吉田栄作さん初挑戦となる舞台「やわらかい服を着て」が5月22日から6月11日まで新国立劇場で。

そのチケット発売がいよいよ4月15日午前10時から始まります。

***新国立劇場ホームページより***

NGOで活動する若者たちのハードな日々を永井愛が描く、骨太青春群像劇

朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞最優秀作品賞の受賞で昨年の演劇界の話題をさらった永井愛。シリーズ「われわれは、どこへ行くのか」第3弾は、その待望の書下ろしが登場します。

“青春”というかけがえのない貴重な時間を、他人の為に捧げようとする若者たちが日本にもいる!

無気力、無責任、無感動・・・日本の若者を批判する言葉がすっかり定着しつつある現代ですが、果たして本当にそうなのでしょうか。力の限りに真剣に生きようとしている若者たちはいないのでしょうか。
「やわらかい服を着て」は、戦争と貧困、人権、開発、環境問題など世界各地の人道支援に取り組むNGO団体に集う若者たちに焦点をあてます。己一人の幸福に安住することなく、他者との共生を求めて活動するメンバーたちは、それゆえの困難とも直面しなければなりません。周囲の無理解、無関心、バイトとの両立の難しさ、瑣末な人間関係に苦しむこともあるでしょうし、友情や恋愛など、青春特有の悩みだってあるはずです。
物語は2003年、イラク戦争開戦前夜から現在までの、メンバーたちの活動の軌跡を追います。反戦運動の高揚、イラクでの日本人人質解放や医療支援に向けての行動と挫折、そして再生への葛藤。グローバルな視点で人類の幸せを願い続ける若者たちのハードな日常が展開していきます。
映画やテレビ、音楽活動など、長年の豊富な経験から満を持して初舞台を踏む吉田栄作、鋭い感性で洗練された演技をみせる小島聖をはじめ、フレッシュなキャスト陣が集結しました。
永井愛が若い力と真正面から向きあう、骨太青春群像劇に是非ご期待下さい。

***

非戦を選ぶ演劇人の会でも中心的な役割を果たしている永井愛さんの作品(作・演出)。

演劇はほとんど観たことがない私ですが、明日早速チケットを申し込むつもりです。

【ブログ内関連記事】

吉田栄作さん初舞台「やわらかい服を着て」(2006/2/22)

※チケットとれたので、6月4日にいってきまーす。

2006.04.13

首長の暴言「ばかやろう」と「このやろう」

議場で議員に対して、町長が「殺すぞ」「ばかやろう」などと暴言を吐き、町議が脅迫容疑で告発状を提出したという町があるそうです。

愛知県大治町のホームページの議会構成をみると、議員は16人。そのうち12人が告発したという事態です。

議場で「殺す」と町長暴言 町議ら県警に告発状(2006/4/13共同通信)

 愛知県大治町の伊藤義範町長(58)が議場で「殺すぞ」「ばかやろう」などと暴言を吐いたとして、同町議12人が13日、脅迫容疑で告発状などを愛知県警に提出した。県警は内容を検討した上で受理するかどうか決める。
 告発状などによると、伊藤町長は昨年3月、近隣自治体との合併が破たんした責任について質問した所沢安好議員に対し、答弁を終えて着席する際に「ばかやろう、たわけ、殺すぞ」と言って脅迫。また今年3月には、休憩中にやじを飛ばした浅里周平議員に対し、「ばかやろう」と怒鳴り、侮辱したという。
 伊藤町長は同日まで出張中で、大治町企画課は「町からのコメントは一切ない」としている。

 記事中の所沢議員も浅里議員も前記のホームページによれば、当選6回のベテラン議員。確執は根深いものがありそうです。

 こんな町長を選んだ町民にも責任がありますから、二度と同様の事態が起きないようにし、よりより町づくりに尽力してもらいたいものです。

 と、他人事扱いしてる場合ではないです、私。

 「殺すぞ」という暴言が決定打になったようですが、「ばかやろう」を議場で答弁中に発したという町長に近い首長を私は知ってます。人口3万人弱の愛知県大治町に対し、その自治体の人口は1200万人。

 発表します。

 石原慎太郎さん@東京都知事8年目突入です。

 議会で議員に質問され、

〇石原知事 あなた方の何かの一つ覚えみたいな発言を聞いていますと、今回もそうですけど、国の……(「質問に答えて」と呼ぶ者あり)答えてるんだ。黙って聞けよ、このやろう。(「このやろうとは何だ」と呼び、その他発言する者あり)何だ、失礼じゃないか、人が答えてるときに。(発言する者多し)失礼じゃないか、人が答えてるときに。

(※東京都議会ホームページ速記録より)

(※録画映像はここから3月16日の大山とも子委員の質疑をクリックしWindows Media Playerを6時間50分頃にあわせるとこの場面に)

考え方が違うとは言え、知事の見解を問う議員に、「何かの一つ覚え」(=バカの一つ覚え)「黙って聞け、このやろう」ですからね。答弁中ですよ。

飲み屋で気が大きくなったオッサンではなくです。

私、傍聴していましたが、「失礼じゃないか、キサマ、人が答えてるときに」と聞こえました。キサマを入れた新聞記事もありました。

とっころが、告発どころか、批判も議会内ではほとんどないようで。

このやりとりについては下記ブログ記事を参照してくださいね。いつも読んでくれているみなさん、焼き直しですみません。

【ブログ内関連記事】

押しつけ教育を迫る都政と都議会のいま(2006/3/26)

都議会は学級崩壊、知事は・・・(2006/3/16)

東京都議会では、このような答弁はほとんど問題になってません。質問した共産党と一人会派の一部がこのような議会運営に異議を示しているくらいでしょうか。

異議どころか、公明党や自民党などの議員(会派名はヤジのひどい順)が知事といっしょにヤジを浴びせてる状況です。ヤジの競い合いというか、ヤジ・オリンピック(ないです)のような。

都議会では知事の暴言と議員や一部の都幹部のヤジが、都や与党会派と意見の違う議員に徹底的に飛ぶ一方で、都の幹部や都議会会派の公用車の私的使用が聖域扱いになっている。このような都知事と都議会のもと、本当に都民にとってよりよい施策が展開されているのか、私には疑問です。

「ばかやろう」がアウトなのは当然ですが、「何かの一つ覚え」+「このやろう」がセーフという判定は誤審だと思うのですが。

【ブログ内関連記事】

「都議の活動はみんな公務」と公用車で飲み会へ(2006/4/11)

都幹部が公用車で政治資金パーティーへ(2006/3/11)

福祉切り捨ての都出納長が「公用車を私的使用」(2006/2/19)

「父と暮せば」の黒木監督、最期の作品を撮り終えて・・・

「黒木監督の熱さ、優しさ、強さがいっぱい詰まった『父と暮せば』は私にとって大きな大きな宝物です。今でも『ヨーイ! スタート!』と、監督の元気なお声が心に響いてやみません。亡くなられたのは悔しいけれど、どうぞゆっくり、のんびり休んでください」

映画監督の黒木和雄さんが12日に亡くなり、2004年公開の映画「父と暮せば」に主演した宮沢りえさんはこのようなコメントを寄せている。

生き残った人のうしろめたさを見事に描いたこの映画が2004年から被爆60年の2005年にかけて幅広い反響をよび、それまで黒木監督のことを知らなかった私のような人も含めて、黒木作品にふれることができた。

岩波ホールでの公開初日の舞台挨拶で、宮沢りえさんや原作の井上ひさしさんらとともにそのオーラとメッセージを感じることもできたし、再上映でも挨拶に見え、著作へのサインもいただいた。

また、戦争体験者でもある監督は講演などのなかで憲法9条をめぐる動向などにもふれ、「傍観してきたことに悔しさを感じる。9条を変えたら憲法は死滅する」などと語ってきた。

【関連ブログ記事】

「9条変えたら憲法は死滅する」黒木和雄監督が講演(宮崎) Internet Zone::Movable TypeでBlog生活(2005/2/1)

最期の作品「紙屋悦子の青春」(公式ホームページはこちら)は、原田知世さん、永瀬正敏さん、松岡俊介さん、本上まなみさんらをキャストに撮り終えて完成していた。8月12日から東京・岩波ホールで公開される。

【報道記事】

映画監督、黒木和雄さん死去…「紙谷悦子の青春」遺作に(サンケイスポーツ2006/4/13)

黒木和雄監督死去…8月公開「紙屋悦子の青春」待たず(スポーツ報知2006/4/13)

黒木和雄監督 最新作完成後の悲報(スポーツニッポン2006/4/13)

映画監督の黒木和雄さんが死去(日刊スポーツ2006/4/13)

【ブログ内関連記事】

映画「父と暮せば」、DVDが6月24日発売(2005/6/3)

映画「父と暮せば」再上映、ありがとありました(2005/3/6)

「父と暮せば」黒木監督、8万8千羽の折鶴を手に広島へ(2005/2/12)

宮沢りえさんブルーリボン賞主演女優賞(2005/2/3)

2004年をふりかえって、ありがとう(2004/12/30)

映画「父と暮せば」2005春再上映(2004/12/24)

「夕凪の街 桜の国」と「父と暮せば」(2004/12/18)

「いま、核兵器の廃絶を」 上野駅頭でマイクをにぎって(2004/11/6)

父と暮せば 2 折鶴2万5千羽(2004/10/21)

父と暮せば その1(2004/10/1)

2006.04.12

九条の会メルマガ創刊と非戦を選ぶ演劇人の会ホームページ更新

 川原亜矢子さんや戸田恵子さんらも出演したことのある、非戦を選ぶ演劇人の会のホームページが更新され、今年8月14日にスペース・ゼロでピースリーディングvol.9を開催することを知りました。詳細は後日ホームページに掲載されるそうです。過去に3度行ったものの、昨年12月の公演は急用で行けなかった私。必ず行くつもりですので、チェックしてまたお知らせします。

 昨日4月11日は、作家の井上ひさしさんや大江健三郎さんら9氏が憲法9条を守り生かそうとよびかけてきた「九条の会」のメールマガジンが創刊されました。第1号が送られてきました。(登録はこちらからで、過去分も読むことができます。ぜひぜひ)

 すでに創刊1年がすぎた「マガジン9条」(ブログはこちら)のメールマガジンとセットで読んでいきたいです。

【ブログ内関連記事】

祝!『マガジン9条』進出 『今週のツッコミ』で紹介されましたー(2005/10/12)

8月2日、非戦を選ぶ演劇人の会 あきらめない、夏2005 イラクの「今を見る・聞く・話す」(2005/7/14)

CD発売「青い地球 青い空っていいな」(2005/2/21)

・チャリティイベント「愛と平和のひろば」 心にいのちにひびくはず(2005/1/30)

金メダル!(2004/9/18)

※私のブログ、「9条守ろう! ブロガーズ・リンク」に賛同しています。

2006.04.11

「都議の活動はみんな公務」と公用車で飲み会へ

東京都の局長以上の幹部と都議会会派の幹事長などに使用が認められている「公用車」。高級料亭で行う都議の同期会に乗りつけるのも「公務」なんだそうだ。

都議会自民党幹事長の野村有信都議は、「私的使用」と思われる現場で取材に対し、「われわれ都議の活動は、みんな公務です。議会は自立権を持つ組織ですから、われわれの考え方でやればよろしい。勉強してくださいよ」と、開き直ったという。

公用車の私的使用を追及している写真週刊誌「FRIDAY」(2006/4/21号・4月7日発売)の第4弾に「反省なし!東京都議会 同期と飲み会も公用車【血税のタレ流し】」という記事が。

追及を続ける「行革110番」の後藤雄一都議会議員のホームページの4月7日の日記に、同記事と自らも同誌に第1弾として掲載された幸田昭一出納長の産経新聞のインタビューが掲載され、全文を読むことができる。

「FRIDAY」の追及記事をうけて、このブログでも2度ふれてきた。

福祉切り捨ての都出納長が「公用車を私的使用」(2006/2/19)

都幹部が公用車で政治資金パーティーへ(2006/3/11)

 関西のある自治体では、公用車を幹部で相乗りして使うことを始めたという。聖域なき見直しが都庁・都議会で強調され、さまざまな事業・補助金が削減されてきた中で、東京都の公用車が見直されてきたということは聞かない。石原都政になって、シルバーパスの見直し(無料を有料化 住民税非課税1000円 課税20510円)が反対の声もあるなかで実施されたが、幹部と会派の車は聖域のようだ。

 ビデオカメラでの尾行も含めた活動をおこなう後藤都議に対し、その方法論の賛否はあるだろうが、議会の圧力が強まっている。法的な拘束力はないというが、改選前の案件も含めて対象とされ、後藤都議の議員活動について調査する特別委員会の設置が自民党、公明党と民主党の一部の賛成多数で決められた。共産党が会派の幹事長にあてられる公用車の使用を拒否しているということはつけくわえておきたい。

 都庁から徒歩1・2分の新宿三井ビルへ(位置関係はこちら)も公用車を使用する実態。告発方法をすべて好ましいとは思わないが、チェック体制が確立されていないなかで、今回の告発がなかったら、公私混同フリーパスは都民にここまで明らかにはされなかったはず。都議会では、少数と異論に対する圧力がさまざまな形で強まっていると思う。

2006.04.09

虐待、万引き、小学生の犯罪も 暗いニュースと向き合いつつも

 子どもの頃、2つ上の姉と2人で夜は留守番という生活で、テレビはつけっぱなしだった。いまだに、その傾向はあるけれど、いいニュースが流れてこない。

足に画びょう、鉄の棒で殴る…9歳長男虐待で父親逮捕(2006/4/9読売新聞)

 埼玉県警川口署は8日、同県川口市飯塚、無職田中裕良容疑者(45)を傷害の疑いで逮捕した。

 調べによると、田中容疑者は7日、自宅で小学4年の長男(9)の全身を鉄の棒で殴ったり、両足を画びょうで何回も刺すなどして、右手の指を骨折させるなど2か月のけがを負わせた疑い。長男が自分から児童相談所に行き、発覚したという。

 同署によると、長男は「掃除や洗濯がうまくできないのでたたかれた」などと話している。また、長男は以前にもネグレクト(養育放棄)の相談で児童相談所に行ったことがあるといい、全身に打撲の跡があることなどから、同署は長男が繰り返し虐待を受けていた可能性もあるとみて調べている。

 田中容疑者は妻と長男の3人暮らしだが、田中容疑者は「妻は1か月ほど前に家出した」と供述しているという。

 暴力という形でない虐待もある。

子供3人に万引きさせる、逮捕の母親供述(2006/4/8読売新聞)

 小学生のわが子3人に食料品を万引きさせたとして、奈良県警中吉野署は7日、同県下市町内の無職の父親(34)を窃盗容疑で逮捕した。

 父親は一部容疑を否認しているが、別の窃盗容疑で逮捕された母親(27)は「夫の仕事が長続きせず、生活費がなく、昨秋から週2、3回、スーパーで万引きさせた」などと供述しているという。

 調べでは、夫婦は2月28日午後4時ごろ、小学5~3年の長女、二女、長男に、同県大淀町内のスーパーでおかずや酒のつまみなどを万引きするよう指示し、3人に焼酎とバター、チーズ(計約1300円相当)を盗ませた疑い。

 妻が先月、下市町保健センターで女性相談員(29)のかばんから3000円入りの財布を盗んだとして、同署に逮捕されており、その供述からわかった。

 子どもが加害者という被害者になり、連鎖していく。少子化にもかかわらず、小学生の犯罪が増えているという。

未成年者検挙・補導:小学生が2割増 進む低年齢、凶悪化--県警まとめ /静岡(2006/4/3毎日新聞静岡版)

 ◇昨年、県警まとめ
 昨年1年間に県内で検挙・補導された未成年者数は前年より大幅に減った一方、14歳以下の割合が増え、特に小学生が2割以上増えるなど犯罪の低年齢化が進んでいることが県警のまとめで分かった。また凶悪・粗暴犯は、件数は減ったものの、高校生の実母殺人未遂事件や中学生の集団リンチ事件など特異・悪質な事件もあり、全体的には凶悪化が進んでいる。
 県警によると、未成年者の検挙・補導数は、万引きなどが大幅に減ったため、3523人と前年から502人減少した。ただ、成人を含めた総検挙数に占める割合は3割と依然として高水準にある。また、全体の7割を占める中高生の検挙・補導数は減ったが、小学生は150人と前年から26人増加した。刑事罰に問われない14歳以下でみると前年比54人増の472人となった。
 刑法犯での再犯者の割合は29%に上った。特に凶悪・粗暴犯では過半数が再犯者で占められており、一部の未成年者が重大な犯罪を繰り返している実態がうかがえる。
 女子へのわいせつ事件では、被害者のうち中学生が最も大きな割合を占めた。そのうち7割は児童買春によるものだった。

 20年以上前の私のように、子どもだけで家にいてテレビはつけっぱなし。そんな子どもたちが受け取るニュースがこのような事件。

 それぞれの春。このブログで厳しい話題を取り上げてきているけれど、暗いニュースとも向き合いながら、新しい年度、明るい話題も発信していきたい。

2006.04.08

「改革を止めるな」という改革をすすめてきた会議に議事録もない

 小泉さんやそのブレーンたちは、規制改革をおこなえば、タクシーの需給調整(台数規制)や料金体系の緩和により、競争でサービスがよくなり、価格も下がって、利用者にとって大きなメリットが得られるといってきた。

 で、その「改革」がすすめられたいま、どうなったか。

 新聞各紙がその実態を伝えるようになったように、台数とともに生活保護水準以下のタクシー労働者が増え、また異常な競争でタクシー会社も経営に苦慮し、労使がその「改革」にストップをかけようとしている。

 毎日新聞がその現場での影響を報じている。

 この記事は、規制改革と格差社会の最前線の実態と、その先頭に立ってすすめてきた総合規制改革会議と後継組織の規制改革・民間開放推進会議の動きを伝えている。

 記事によれば、介護ビジネスに参入している居酒屋大手チェーンの「ワタミ」グループの渡辺社長は、この教育・研究作業部会の委員に内定していたが、学校経営の規制緩和による株式会社の参入については「株式会社は利益の株主還元を優先するため不適当」とする持論を変えなかったために解任されたという。

 先に結論ありきで、異論は徹底して排除する。まさに「改革を止めるな」といったところか。

 今後さらに、保育所制度の自由化、保育・教育分野へのバウチャー(利用券)制度の導入、病院・学校経営の株式会社参入などがねらわれているが、そもそも会議でどのような論議がされてきたのか、その過程が非常に重要だと思う。

 ところが。。。

◆総合規制改革会議:設置法で定めた議事録作成せず(2006/4/5毎日新聞)

 規制緩和を推進するため内閣府に設置されていた小泉純一郎首相の諮問機関、総合規制改革会議(議長、宮内義彦オリックス会長)が、内閣府設置法に基づく規則で定められた議事録を作成していなかったことが分かった。毎日新聞の情報公開請求に、内閣府が「作成していない」として、不開示を決定した。公表されているのは発言者名のない議事概要だけで、規制緩和の政策決定過程が検証できないことになり、ずさんな会議運営が問われそうだ。

 同会議は01年4月、内閣府設置法に基づいて設けられ、構造改革特区の創設を提言したほか、約900項目の規制改革を首相に答申した。04年3月末で廃止され、宮内会長が引き続き議長を務める現在の規制改革・民間開放推進会議に役割を引き継いだ。

 毎日新聞は3月2日、規制緩和の検討内容を調べるため、情報公開法に基づいて計6回分の議事録の公開を請求した。これに対し、内閣府は「当該文書を作成しておらず、保有していない」と不開示を決定した。

 内閣府設置法の総合規制改革会議令に基づく同会議運営規則は「議長は議事録を作成し、一定の期間を経過した後に公表する」と定めている。

 内閣府の担当者は、3年分すべての議事録を作成していなかったことを認めたうえで「議事録を作成する担当者を置いておらず、当時の職員に聞いても記憶があやふやではっきりしない」と説明している。一部は手書きの速記録があったがテープは残っておらず、議事録を作成し直すことは不可という。

 堀部政男・中央大法科大学院教授(情報法)の話 きわめてお粗末な話だ。規制緩和は国民の関心が高く、会議でどういう議論があり、メンバーがどう発言したのか議事録に残し、検証される必要があった。作成しなかった原因を政府として究明し、同様のことが起こらないよう努めるべきだ。

 テープも録ってないし、最初から議事録をつくるつもりさえなかった。この総合規制改革会議を引き継いだのが今の規制改革・民間開放推進会議。前身の論議過程が十分に示されない、示せない中で、「改革を止めるな」と言われても。

 誰が何を言ったのかわからない、覚えてない。まるで居酒屋での飲み会。

 官製部門を崩して、とにかくビジネスターゲットにしたいという人たちが居酒屋トークで方向性を決めてきた、ということか。

 小泉さんのすすめる規制改革の中心となってきた会議に、議事録さえないという事態。お粗末・インチキ改革の象徴ではないか。このエラーがわかった今、そのプログラムを強制終了し、再起動してやり直すことが必要ではないだろうか。

2006.04.07

4月13日夜、森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』

続報の続報です。

これまで2度ふれてきた、ドキュメンタリー作家・森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」がテレビ番組として、3月26日にテレビ東京で、29日にテレビ大阪で放送され、その予定と感想についてはブログでふれてきましたが、4月13日(木)にBSジャパンで21:00から21:54に放送されるそうです。

【ブログ内関連記事】

【続報】森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」(2006/4/3)

森達也『ドキュメンタリーは嘘をつく』がテレビ番組に(2006/3/24)

私の成分とテレビ局は・・・

いつも読んでいるブログのいくつかで、「成分解析」をやっていたので、私も実際にやってみた。

tamyでやると、

tamyの72%は犠牲で出来ています
tamyの12%は歌で出来ています
tamyの8%はマイナスイオンで出来ています
tamyの6%はお菓子で出来ています
tamyの2%は成功の鍵で出来ています

犠牲は確かに、はい。でも7割以上ってことはないと思っていた分、ショック。

このブログ名tamyレポートでは、

tamyレポートの72%は度胸で出来ています
tamyレポートの14%は税金で出来ています
tamyレポートの7%はマイナスイオンで出来ています
tamyレポートの4%はお菓子で出来ています
tamyレポートの3%は成功の鍵で出来ています

度胸、まったくないんですけど。ブログ始めたのはかなりの度胸ですけどね。

いずれにしても、2%から3%のちょびっとの成功の鍵にかけてみまっす。なんか、すぐなくなりそうな数字ですけど。

その成功の鍵かもしれないと、テレビ欄占いもやってみた。

番組表は長くなっちゃうので出さないけれど、テレビ東京系列でした。平均視聴率は23.2%。

テレビ東京系列さんの性格
 天才肌です。人はあなたが何を考えているか、さっぱり分かりません。けれどそれはもっともな印象で、あなた自身にも、あなたが分かっていないことがしょっちゅうなのです。そのため普段は迷走しがちですが、ひとたびインスピレーションを得ると、周囲がついてこられないスピードでぶっちぎります。ただ、あなたの興味が一つのところにとどまっていることはなかなかありません。常に「次」を求めて、あなたはインスピレーションを待ち続けるのです。

インスピレーション、がんばりまっす。

もうお済みの方、多いと思いますが、おためしあーれ。もちろん、結果に責任は持ちませんよ。

◆成分解析 on WEB

◆テレビ欄占い

テレビの罠には気をつけましょうね。

小泉劇場を支える「テレビの罠」がみえてくる

政界のドタバタ。民主党の大揺れをよそにすすむポスト小泉レース。

突然の解散、自民党の圧勝という結果を生んだ小泉劇場とは何だったのか。

昨夏以降、その演出と支持の集まりという関係が私には理解できなかった。

なぜ、格差社会の闇の部分が大きく及んでいる青年層、フリーター層が小泉自民党を支持し、それまで行かなかった投票へ行ったのか。

なぜ、マスコミ関係者、特にテレビ報道は小泉劇場を演出したつもりはないと振り返るのに、スポットライトをあてた形になったのか。

なぜ、生活感と苦労のみえないエリート・セレブ層の新人候補が大量に当選できたのか。

そんな疑問に一冊の本がこたえてくれた。

3月に発売された、香山リカさんの新著『テレビの罠-コイズミ現象を読みとく』(ちくま新書)。

精神科医であり、また自らもテレビや新聞などでコメントする香山さんが、その劇場をさまざまな角度で診断し、この社会と意識の変化、この先にみえてくるものを指摘する。

劇場型選挙、小泉人気、テレビと選挙…。映らない「テレビの罠」がはっきりと見えてくる。

最後の小見出しは、「『小泉劇場』から『スピリチュアル占い師』へ」。

メディア関係者や政治家が新聞や週刊誌などで語ったものの引用を基本に、劇場の登場人物や背後を分析しながら、罠をしかける人々を明らかにする。

2006.04.06

東京都知事選まであと1年 候補者擁立へ動きも

石原慎太郎東京都知事が就任して7年。都知事選まであと1年。

ネット上でもいくつか動きが出てきました。

今日6日、なかのゼロでこんな集会も開かれるそうです。小平市や沖縄の共同候補の当選の経験も出されるということです。

07年春、市民の手で、平和と人を大切にする都知事を生み出すために、土台づくりをしようとよびかけている、
◆平和と人権の都知事を!市民連絡会ブログ

都知事選にむけて毎月1回の会議を重ねているグループも。

都知事選は2007年─ 東京はこのままでいいのか??という

◆東京都を女たちが変えるキャンペーン

これまで都知事選の候補者を原則として擁立してきた革新都政をつくる会の動きも始まったと聞いています。ネット上には出てませんが、候補者選考委員会をつくり、具体的な作業に入っているとのこと。

◆革新都政をつくる会

ゆれる民主党、都知事選への動きが始まったそうです。

◆民主都連で『政治スクール』(東京新聞2006/4/5)

 民主党の新代表選出をめぐる動きが加速するなか、同党東京都連の若手議員らが、代表選翌日の八日、政治スクール「民主党大学東京」を設立する。来年四月の東京都知事選・統一地方選をにらみ、地方選候補者の大量発掘を目指す。都知事選候補者としても根強い待望論がある菅直人氏の代表選出馬が濃厚となったことなどから、都連主導で都知事選候補者選定を進めようという思惑もある。

 政治スクールは、都連青年委員長の成沢広修氏(文京区議会議長)、柿沢未途都議(都連政調会長)、長島昭久衆院議員、鈴木寛参院議員らで事務局を構成。公募者に対し、地方自治から具体的な選挙戦術まで講義し、候補者として必要な知識を指南する。

 柿沢氏は「地方の足腰が弱くては政権は取れない。風頼みでなく、底力をつけたい」と話す。統一地方選では全議席の三分の一奪取を目指し候補擁立を進め、都知事選、来夏の参院選勝利に結びつけていきたい考えだ。

 前回都知事選で民主は、党本部が決めた候補に一部都議が造反、惨敗した。その反省から「現場が主体性を持たないといけない。地方選と連動してマニフェスト(政権公約)をつくり、それを受け入れた人を候補としたい」(柿沢氏)という構想を持つ。

 菅氏に近い国会議員の一人は「菅さんは知事をやる気はない。甘い観測は捨て、低い知名度でも能力のある人を早く見つけ、浸透を図るべきだ」と話している。

 注目していきます。

2006.04.04

みんなで歌える歌がない

 私、労働組合の職員ですが、メーデーまで1ヶ月をきり、準備にとりかかってます。毎年、替え歌をつくる担当(それだけをやってるわけではない)なのですが、曲選びが大変です。

 替え歌の曲、この4年の歴史をたどると、おさかな天国、「手のひらを太陽に」(当時フジテレビ系のめざましテレビでずっとやってたので)、「アンパンマン・マーチ」、「自分のために」(TOKIO)、「マツケンサンバⅡ」。

 メーデー歌やうたごえにどちらかといえばなじめない私のような人もいますし、全体で歌える歌にメッセージをこめた替え歌にと、試行錯誤します。

 まず曲から選ぶのですが、今年の曲を選ぼうと、20代から50代の数人で打ち合わせたときに「流行の歌、ある?」「知らないよ。これは知ってよね?」「知らない」「おれも」「みんなで歌える歌ないね」てな具合です。

 ここ数年見渡しても、世代をこえてみんなで歌える歌、3年ほど前に発売された「世界に一つだけの花」ぐらいでしょうか。

 で、結局、「青春アミーゴ」と「恋のダウンロード」にチャレンジすることに。最終的にどうなるかはわかりませんが。

 ウォークマンに始まり、iPod(アイポッド)などのデジタルウォークマン全盛へ。シャカシャカ漏れる音は聴こえても、誰が何を聴いているのか家族でもわからなくなってしまいました。

 打ち合わせで、紅白の視聴率低迷は、みんなで歌える歌がないことのあらわれだなぁとあらためて実感しました。

【ブログ内関連記事】

・メーデー準備 替え歌完成!(2005/4/27)

2006.04.03

【続報】森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」

 講演や書籍出版、コラム寄稿など、多方面で活躍するドキュメンタリー作家の森達也さん。その著作のひとつ「ドキュメンタリーは嘘をつく」(草思社)が、テレビ東京メディアリテラシー特別企画としてテレビ番組になりました。

 3月26日にテレビ東京で、29日にはテレビ大阪で、深夜枠でなく明るい時間に放送されました。放送されますよというお知らせをこのブログでも書きましたが、みなさんどうでしたか。

 番組という「ドキュメンタリー」のなかで、映画監督、製作者、映像ジャーナリストなど、最前線にいる関係者の「ドキュメンタリー観(感)」が語られました。

 この番組のラストに特に驚かされました。

 で、この「ドキュメンタリー」、続報がありまして。

 ビデオに録ったけれど、また観てないという方は、観てから読んだほうがいいです。私、観てない中で観た人のブログを放送後に読んで、流れを知ってしまいましたが、それでもなかなかおもしろかったです。人にすすめたのに、録ってたビデオを観たのは1週間遅れの昨日という私が言ってもあまり説得力ありませんが、続報を下記にお知らせします。

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2006.04.02

教科書検定、TAKUROさんのコラム削除の背景にあるものは

 私は、生まれてから小学校2年までの間と、母が再婚してまた離婚した小学校6年生から成人するまで母子家庭で育った。

 少し前の記事になるが、教科書検定でひとり親家庭などについての記述に厳しい意見がつき、修正を余儀なくされたという。

高校教科書検定:父子・母子家庭に意見相次ぐ(2006/3/30毎日新聞)

 教育図書「家庭基礎」の申請本には「自分の家族観」の項目で、ロックバンドGLAYのリーダー、TAKUROさんのコラムが掲載された。父親が亡くなり母、姉と生きてきた中、「父親がいないことを、不満に思ったりした形跡はまったくない」とのくだりがある。このコラムに対し「さまざまな家族形態を考えるページの中で、親が1人の家庭の記述が目立つ」との理由で検定意見が付いた。修正でこのコラムはなくなり、「CMの家族像」と題した父子・母子家庭には触れない内容に差し替えられた。

 私は、父親がいないことを、不満に思ったりした形跡はたくさんたくさんある。このあたりが大物と小物の違いだったりする。今は不満には思っていないけれど。

 両親がいる家庭が圧倒的ななかで、肩身の狭いマイナーな存在に対し、しっかりそのフォローをしておくということは大切なことだと思う。

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職員の半数が去る保育園

 ○○保育園、サイコーだったよ。センセイ、ありがとう。この保育園でもっと磨いてもっとサイコーになってね。

 年度末のある保育園に行くと、保護者と子どもと職員の別れの声が響いていました。保育士の目には涙が。。。

 卒園シーズンも終わり、新たな始まりのとき。初めての仕事に向き合う新卒の保育士や学校の先生は、緊張の日々が続きますね。

 そんな前向きのものではない緊張を、年度末に迎えた保育園があると知って、驚いています。以下にふれます。

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2006.04.01

うそ、ガセ、エイプリルフール

私、いよいよ、結婚することに・・・。(^^)v

なってないです。

そう、今日は4月1日、エイプリルフール。

1年に1度のうそ、大きくついていきたいところですね。

ただ、世の中、うそだらけのようですが。

私、電車で化粧をする女性にあやうく化粧をされそうになった顛末を書きましたが、昨日も早朝の電車にあわてて乗って、ほっとしてすぐ隣をみると、山手線の10時までは座席が使えないようにたたまれているその部分を化粧台に、化粧グッズをいくつもおいて化粧をする女性が。。。

この話を職場ですると、「そんな話がいくつもあるか。話、つくっとるやろ!」と、うそつきだと言われ。。。また、私のまわりで起きたさまざまな事件について書いてきましたが、私のブログをよく読んでくれている保育士さんから「話、大げさにしたり、ふくらませたりしてない?」と言われ。

つくってないですから!

さて、そんな話はどうでもいいのですが、

今日4月1日付の朝日新聞「be on saturday」で、エープリルフールについて、3098人が答えた調査結果が掲載されています。

◆テーマ:うそ ユーモア通じるか、不安 be between(2006/4/1朝日新聞「be on saturday」)

 旅先で仲間が女性に恋をした。打ち明けることなく帰って来た後、「相手もキミのことが好き」とうそを告げると、彼は喜び必死に彼女を探して告白。今はご夫婦です。

 という、あたたかいうそも紹介されています。

 また、4月1日ならではのこんな記事も。

◆お断り 今日はエープリルフール 東京タワー傾く 原因は足元の“おなら”(東京新聞2006/4/1特報)

 エープリルフールの前日の民主党執行部総退陣と永田議員の辞職。傾きっぱなしは民主党。うそ、ガセ、だます人、だまされる人。それで得する人、損する人。桜満開のもと、「うそ」について考えさせられる4月1日です。

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