帯をみて驚いてしまった本
子どもの頃、大家族を取り上げたテレビをよく観てました。最近はあまり観てませんが、3男4女1父1娘の大家族・青木家の長女のことが先日テレビで放送されていました。大家族のなかで17歳でシングルマザー。小さい頃は児童養護施設で育ったそうで。
竹書房の「今月の一押し商品」にもなっている「まっすぐに。」(著:青木あざみ 竹書房)が出版され、テレビや新聞でも紹介され、反響を呼んでいるようです。
TBS系列TVで大反響!!母親代わりの少女が真の母となる――。大家族(3男4女1父1娘)・青木家の長女、波乱万丈の全半生!「出産の秘密」「児童養護施設での生活」「相手の男性」…今まで明かさなかったホントの私、17歳のリアル。
という紹介文ですが、
書店に行って驚きました。書籍の帯のなかで「児童養護施設での生活」とされるべきところが、「児童擁護施設での生活」と誤ったものになって、売れ筋の本としてならんでいます。
まだ本を買っていませんが、この帯が目立って残念です。
こんな大きなミスに誰も気づかずに書店にならぶってこと、あるんですね。
児童養護施設の認知度が残念ながら低いということでしょうか。内容よりもまず、書籍の帯の誤植に驚いてしまいました。
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まっすぐに。
青木 あざみ
しばらくネットから離れていたら過去の青木家のコラム(1、2)が検索で上位に。なにかと思えば、これですか。週刊文春2006年4月20日号
『TBS「大家族!」感動できない青木家「秘話」「長女は17歳未婚の母」「母親は失踪」どころじゃない真相──TBSはなぜオンエアしない』
まだまだ色々ありますねぇ!青木家が増々好きになりましたね。
文春の記事を要約すると
『青木家の長女はあざみちゃんではない』『あざみちゃんは中学生の時すでに子供を産んでいる』『お父さん... [続きを読む]
「児童擁護施設」ですか。こういう施設も是非必要ですね。子どもの権利の国際水準とはかけ離れた、日本においては。
本文は、何度も何度も目を通すので、誤植は、正す機会がたくさんあります。でも、見出しや、表紙、ましてや帯は、最後の最後に「何にしようか」、「よし、これで行こう!」と決めるので、決めた時点で安心してしまい、予期せぬ変換を見落としてしまうことが多々あり、後で、恥ずかしい思いをすることになります。
近々、会えそうですか?
投稿: SASKE | 2006.04.19 01:52