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2006.05.02

「友情のエール」5月31日発売 アフリカの子どもにサッカーボールを!

 サッカーのワールドカップが近づいてきましたね。世界の国々と人々を身近に感じるきっかけになるといいですね。

 去年は、アフリカの貧困をなくそうと「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンがホワイトバンドを身につけようとよびかけ、さまざまな反響をよびましたね。

Yell_from_nippon 「ほっとけない」キャンペーンとは違いますが、今日の日刊スポーツには、「アフリカの子供にサッカーボールを」という大きな見出しが打たれ、34組53人のアーティストがチャリティーシングル「友情のエール」を制作し、5月31日に発売されると掲載されています。

 1枚600円のうち、100円がボールの購入費用となり、アフリカのエリトリアの子どもたちにボールが贈られるそうです。

◆忌野、小泉、大黒…「友情のエール」制作(日刊スポーツ2006/5/2)

 サッカーW杯を前に、忌野清志郎(55)小泉今日子(40)大黒摩季(36)ら34組53人のアーティストが、アフリカの子どもたちにサッカーボールを贈るチャリティーシングル「友情のエール」(31日発売)を制作することが1日、分かった。1枚600円でその中の100円がボール購入費用になる。1曲を53人が歌うサッカー版「We Are The World」で、独立して13年を迎えるエリトリアにボールを寄贈する。

 同曲は、キック・ザ・カンクルーのMCUのラップから始まり、各アーティストがリレー方式でつなぎ、最後のサビを大合唱するミディアム調のポップスだ。参加者も歌手、女優、タレント、フットサル選手とさまざまで、歌手デビューしていない谷原章介(33)吉岡美穂(26)らも参加している。

 今回の企画は、サッカーファンで元フライングキッズの浜崎貴司(40)がレコード会社のスタッフと「W杯イヤーで、日本代表を応援する曲を作りたいね」と話したことから始まった。その際、サッカーボールがなく、布やペットボトルを丸めてボール代わりにしているエリトリアの子どもたちの現状を知り、収益金でサッカーボールを贈るチャリティーシングルの企画が持ち上がった。浜崎は作詞作曲を担当し、他のアーティストに参加を交渉。賛同した53人がボランティアで参加し約1カ月かけてレコーディングを行った。

 シングルは600円(31日発売)で、その中の100円がボール購入費に充てられる。発売元のビクターエンタテインメントでは「最低でも5万枚を売り上げ500万円分のボールを贈りたい」と話している。

 7月21日に日本を出航するNGO団体「ピースボート」の船にボールを乗せ、8月下旬にエリトリアの子どもに贈られる。浜崎も現地に出向き、子どもにボールを手渡す。秋にはエリトリア以外のアフリカの子どもにもボールを贈る予定だ。

 ピースボートのホームページには5月1日付のプレスリリースが掲載されています。アーティスト名にそれぞれのリンクをはってみます。

◆サッカーを彼らの手に――エリトリアの子どもたちにサッカーボールを贈ろう ビクターエンタテインメントよりチャリティーCD『友情のエール』を発表(ピースボート2006/5/1)

 ワールドカップの開催を間近に控える2006年初夏、ピースボートはビクターエンタテインメント㈱と共同で、アフリカ北東部の小さな国・エリトリアの子どもたちをはじめ、世界の子どもたちへサッカーボールをプレゼントするキャンペーンを発足します。

 5月31日、ビクターエンタテインメントが発売するチャリティーCD『友情のエール/YELL FROM NIPPON』の収益で、サッカーボールを購入。このボールを7月21日に出航する、ピースボート「地球一周の船旅」に乗せ、寄港するエリトリアの子どもたちに直接届けます。

■ピースボート「ピースボール・プロジェクト」とエリトリア
 1998年、ピースボートがエリトリアへ寄港した際、小さな「事件」が起こります。船で立ち寄る国々で、地元のサッカーチームと「サッカー交流」を行うことをひとつのテーマとしていたそのクルーズ。エリトリアでも、この国の子どもたちとサッカーを楽しみました。しかし、交流試合が終わった後、子どもたちが参加者のサッカーボールを持って行ってしまったのです。幸いボールは大人たちの注意もあって、無事に参加者の手に戻りましたが、そこにはエリトリアが抱える「小国の現実」がありました。エリトリアでは、本物のサッカーボールを手にすることができるのはほんの一部、多くの子どもたちは、空のペットボトルやビニール袋を「ボール」に、サッカーをしていたのです。

 世界にはサッカーボールすら持てない子どもたちがいる――そんな現実を目の当たりにした若者たちは帰国後、学校や家庭で眠っているサッカーボールを集め、世界の子どもたちに届ける「ピースボール・プロジェクト」を立ち上げます。
  99年から始まったこのプロジェクトは、日本全国に大きなブームを起こし、これまでに約40ヶ国に1万個をこえるボールを届けました。

 そして2006年、4年に1度のサッカーの祭典・ワールドカップに沸くこの年に、私たちは「ピースボール・プロジェクト」発祥の地となるエリトリアにボールを贈るキャンペーンを発足します。

■チャリティーCD『友情のエール/YELL FROM NIPPON』 
 このキャンペーンは、NGOピースボートと、ビクターエンタテインメント㈱との共同キャンペーンです。同社が、5月31日に発売するチャリティーCD『友情のエール/YELL FROM NIPPON』の収益が、サッカーボール購入費に充てられ、未来のサッカープレイヤーを夢見るエリトリアの子どもたちにボールが届きます。

『友情のエール/YELL FROM NIPPON』
●作詞:浜崎貴司/作曲:浜崎貴司、本間昭光
●参加アーティスト:
石井竜也 忌野清志郎ウルトラスMCU / MOMO-MC / 大黒摩季辛島美登里 / CAREZZA 伊藤俊吾(キンモクセイ) / 小泉今日子 / 松本素生(GOING UNDER GROUND) 中澤寛規(GOING UNDER GROUND) / 斉藤和義坂井真紀 / 崎山龍男(SPITZ) 佐藤タイジ(THEATRE BROOK) / 佐野史郎椎名純平白石美帆 / Diggy-MO'(SOUL'd OUT竹中直人谷原章介 / トータス松本(ウルフルズ) / NAOTO浜崎貴司 / 一十三十一 BOSE (スチャダラパー) /本間昭光 / 前田啓介(レミオロメン) / 南佳孝MOOMINMEGUMI  YO-KING吉岡美穂 

このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原、山本、中村)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/E-mail:tokyo@peaceboat.gr.jp) 

 前回のワールドカップの前には、「翼をください」を小田和正さんや藤井フミヤさんなどさまざまなアーティストが歌った虹の翼2002というプロジェクトのCDが発売され、アフガニスタンの子どもたちにサッカーボールが贈られたこともありました。(詳細こちら

 600円で贈ることができるエール。曲はまだわかりませんが、広がるといいなぁと今から期待しています。

 下記のタワーレコードのホームページにも演奏ミュージシャンなど情報が少し載っています。

◆『友情のエール/YELL FROM NIPPON』

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