サラリーマン川柳が映すもの
ブログサービスのココログの不具合で更新しにくい状況が続いています。不評はブロガーに広がっていて、私も乗り換え考え中です。更新しようにもすごく時間がかかったりして、昨日も途中でやめました。
今朝の新聞各紙に載ったのが第一生命が募集している「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10。毎年恒例になっていますね。1年半以上もブログをやってると、年間スケジュールのなかに2回目にあたるものが出てくることに気がつきました。
ベスト100から投票でベスト10が決まりました。
◆妻セレブ 俺セルフ…サラリーマンの嘆きが川柳1位(2006/5/16読売新聞)
「昼食は 妻がセレブで 俺(おれ)セルフ」――。第一生命保険は15日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の優秀10作品を発表した。
1位には、優雅な妻の生活をうらやむサラリーマンの嘆きと怒りを見事に表現した作品が選ばれた。
このほか、「二歳だろ トロ ウニ選ぶな 卵食え」(4位)、「妻の口 マナーモードに 切りかえたい」(5位)、「散髪代 俺は千円 犬 一万」(10位)など、家庭では妻や子ども、ペットにまで押されっぱなしの夫の悲哀を描いた作品が支持を集めた。
また、「年金は いらない人が 制度決め」(2位)、「ウォームビズ ふところ常に クールビズ」(3位)、「片付けろ!言ってた上司が 片付いた」(6位)などが上位に入った。
ベスト10のなかでは、「年金は・・・」が私のお気に入りです。
ベスト10は確かにおもしろいですが、11位から99位も深みがあります。上位の得票は大して偏っていませんから、どれも秀作ですね。
「マイブログ 立ち上げたけど 話題なし」なんていうのは、ご時勢の反映だし、共感もできます。
サラ川は、少子化や年金問題、選挙、夫婦間・親子関係など家族の形態、雇用、会社の変化など、さまざまな時代・世相をうつしていますね。
最近あまり気力が盛り上がりませんが、創作意欲を大切に、ちょっとした自己実現を投稿という形にしてみようかな、できればしたいなと思っています。
ブログの更新も小さな投稿ではありますが。
労働組合も、メーデー川柳とか、小泉退陣川柳とか、9条川柳とか、やってみてはと思う今日この頃です。
「つなごうよ くらしと平和 守る手を」は、全労連系の国民春闘共闘の2005春闘スローガン。私が応募し、最優秀賞となり採用されたものです。五七五調という規定はなかったのですが。。。
2006年は公募されませんでしたから、いまとなっては最後の公募作です。
【2006/5/17追記】
東京新聞が「川柳にみるサラリーマンの風景」(2006/5/17東京新聞特報)として、他紙と違い、具体的な事例と背景にふれた取り上げ方をしています。
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おじゃましま~す。おすぎです。
サラリーマン川柳、笑えますね~。
我が家のイチオシはこれです。
62位 「はい」と言え 俺は家でも 言ってるぞ (オレ亭主)
投稿: おすぎ | 2006.05.17 22:03