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2006.07.24

NHK「夏の特集番組」、私が観たいのは

NHK「夏の特集番組」、好感を持って期待している。

特に「報道・ドキュメンタリー」の枠は注目で。番組告知を見ただけにすぎないけれど、私のおすすめは3つ。

ぼくはヒロシマを知らなかった~平和記念公園物語~

8月5日(土)BShi・後7・30~9・00

 俳優の田中圭(22歳)、趣味はマンガ喫茶と友達とのメール。田中は、修学旅行で広島平和記念公園を訪れたことがあるが何も覚えていない。原爆のことも、ましてや原爆死没者慰霊碑に何が刻まれているかも――。
 「ヒロシマを知らない」若者が今、増えている。
 広島の爆心地の跡に「平和の象徴」としてつくられた平和記念公園。1950年に建設が始まり、以来人類の平和を祈念する「聖地」となってきた。
 番組では、田中圭が再び広島平和記念公園を訪ね、被爆者の声に耳をかたむける。一つ一つのいしぶみが生まれた物語を丁寧に掘り起こし、平和記念公園が今日に至る歩みをたどり、知られざる物語に出会ううちに彼の中で着実に何かが変わってゆく。「ヒロシマを知らない」世代にむけて平和記念公園を舞台に「ヒロシマ」を伝える。
田中 圭(俳優):映画「東京大学物語」主演やドラマなどで人気上昇中

NHKアーカイブス 特集 平和
8月6日(日)総合・後11・10~深夜0・35

 NHKでは、核兵器による悲劇が二度と起こらないよう、原爆の惨禍と平和の尊さを描いた番組を数多く制作してきた。原爆の惨禍を克明に記録し続けたこうした番組は、世界的にも貴重な映像記録となっている。
 NHKアーカイブスでは、広島に原爆が投下された8月6日、広島で被爆し死亡した連合軍捕虜がいることを人々が知るきっかけとなった1978年放送のNHK特集「爆撃機ローンサム・レディ号~広島原爆秘話~」、 そして終戦から28年、新たに被爆者手帳を申請する人たちの苦難と、自らも長崎で被爆し光を失ったしんきゅう師が、手帳申請の手助けをする様を描いた1973年放送のドキュメンタリー「坂道の家~ある被爆失明者の戦後~」を紹介する。

 私は、福祉施設に関係する仕事をしているが、福祉関係者としてぜひ観たいと思っているのはこれだ。

にっぽんの現場
8月8日(火)、16日(水)、17日(木)総合・後10・45~11・30
8月20日(日)総合・後11・10~11・55

8月8日(火) 「48時間の約束」~埼玉・児童相談所の闘い~

 ひとつの現場を徹底して取材し日本の今を見つめるドキュメンタリー。
 第1回は児童相談所の現場から増加し続ける児童虐待の実態に迫る。埼玉県では虐待に関する通報を受けると48時間以内に子供たちの状態を把握し安全を確保する独自の取り組みを行なっている。埼玉中央児童相談所を舞台に苦闘する虐待対応チームに密着、現代の子どもたちが置かれた状況、虐待に走る親たちの心理と現実を浮かび上がらせる。

8月16日(水) 「"最期"までの日々~兵庫・ある特養ホームの模索~」(仮)

 高齢化の中で誰もが突きつけられる問い「死に方」と正面から向き合う現場をルポ。
 兵庫県尼崎市の特別養護老人ホーム「けま喜楽苑」では入居者や家族に看取り面接を行い「死に方」、「死に場所」の希望を汲み取り養護に反映させようとしている。特養ホームにカメラを据え、どうすればその人らしい最期を迎えることが出来るかを問い直す。

8月17日(木) 「ニートからの脱出」~大阪・「若者自立塾」の3か月~(仮)

 社会に背を向ける若者たちが自立をめざして苦闘する現場に密着。
 大阪・西成でNPOが運営する「若者自立塾」ではニートたちが3か月合宿しながら職業に関するセミナーを受け就職活動に挑む。塾の信条は「ニートは普通の若者。家庭や企業が育てることを怠っていただけ」。3か月の若者たちの試行錯誤に密着しニート問題の断面に迫る。

8月20日(日) 「世界にひとつだけの花壇」~新宿・超高層化団地の老い~(仮)

 家族や社会から切り離されがちな都会のお年寄りが集う現場を描く。
 高層ビルが並ぶ新宿・都営戸山団地では65歳以上の住民が7割に及ぶ。「孤独死」も話題に上る中、小さな花壇に36人のお年寄りが集い思い思いの草花を育てながらひと時の交流を楽しむ。花壇をめぐる人間模様を通じて都会での老後、終の棲家(ついのすみか)とは何かを見つめ直す。

 被爆者の高齢化、実態とかけ離れて抑制される原爆症認定、児童虐待、死の尊厳、働く権利の否定と希望格差の拡大、そして孤独死・・・。

 この国が抱えている過去、そして現在。まもなく遅い梅雨明けとなり、にっぽんの現場と向きあう夏がくる。


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» 2003年のシャノン空港での戦闘機破壊に無罪 [ペガサス・ブログ版]
またまたヨーロッパの西北で画期的な判決が出ました.イラク戦争直前の2003年,アイルランドのシャノン空港に駐機していた,イラクに出撃予定の米軍機への損壊行動が無罪となりました.96年のインドネシア輸出予定の戦闘機破壊への無罪判決,99年の「トライデントの3人」への無罪判決に並ぶものです.日本の平和運動・反核運動も,署名や集会だけでなく,実際的な行動方法も身につけていく必要があると思われます(もちろん最近では辺の古の実績がありますが).さしあたり,「ファスレーン365」はいい機会だと思います. ... [続きを読む]

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