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2006.07.21

その筋と私との関係から思うこと

私が18歳までの子ども時代を過ごしたのは福岡県北九州市小倉。

一概にいえるかどうかはわかりませんが、ケンカっ早い土地柄だったと思います。

小学校高学年になって、義父に「父の日」のプレゼントを買いに行った時、

確か、小学校6年生だったかな。

警戒して靴と足の裏の間にお金をはさんで買い物へ。

対策はこれで十分だと思ってました。

紳士服屋さんなどのある繁華街のメインストリートと、陰のある通りとはいくつもクロスしています。

何軒か回って、買う物を決めた時、ホッとして通りの脇へ。

そこで20代前半のお兄さんに声をかけられました。

「ちょっと、来いや」

角の視角で、「おまえ、何しとるんか、言え」と。

「買い物に」と答えた私に、

「金持っとるんやな」

「持ってないです。お金、忘れて」

「嘘言うな」

「ほんとです」

「これでもか」と言い、お腹にいくつものパンチが。

「あの父の日にお父さんにあげようって」

「出せや」

パンチは痛く、情け容赦なく、お金を出すことに。

こんな土地柄でした。

80年代の後半に、近くに大規模な健康センターができたあと、

連日新聞で発砲事件が取り上げられました。

自販機をおかないことへのその筋の業界関係の嫌がらせ。

健康センターに行って、大きなお風呂に入ろうとすると、体を洗うコーナーには、刺青のみなさんがズラリ。

気まずくなって、浴槽へと。

いくつもある浴槽のひとつへ行くと、薬湯でもない普通のお湯のはずが、刺青のみなさんの柄により、薬湯風に。。。

あわてて出て、母の出を待ったこともありました。

スポーツ新聞にデカデカと、また毎日新聞などでも取り上げられた記事を読んで、思うところがありました。

<暴力追放ビデオ>「組員の子差別」の請願 放映中止を

 福岡県警北九州地区暴力団総合対策現地本部が制作し、同地区の中学・高校への提供を予定している青少年向け「暴力追放ビデオ」を、指定暴力団工藤会が学校で上映しないよう北九州市教育委員会に求めていることが分かった。市教委は「まだ制作中で学校への配布も決まっていない段階。警察など関係機関と協議して対応を決めたい」と困惑している。
 市教委によると、6月29日に工藤会の林武男最高顧問と本田三秀幹事長の名義で「請願」という文書が市教委に郵送された。「学校で上映したら組員の子供がいじめられる。差別にあたる」と、上映中止を市教委に求めたという。
 暴追ビデオは、金や力にあこがれて組員になったものの最終的には組織に利用され「俺の人生
何やったんですかね」と嘆く末端の組員や家族を描いたドラマで、今月下旬から8月上旬にかけて完成する予定。突然の横やりに現地本部の薮正孝・統括管理官は「中身を見てもらえれば分かるが、いじめを誘発するような内容は一切ない」と、話している。
(毎日新聞) - 7月15日11時19分更新

 私の育った地域の被害とたたかいぶりは、以下の記事でおわかりいただけると思います。

http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/2003/report/1071.html

http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/shakai/20060331/20060331_evn_005-nnp.html

 「お気に入り」ブログの「はるのかんたんふ」さんの記事にコメントも書かせていただきました。

 私の母、上記記事で取り上げられた地域とそんなに離れていないところで飲み屋さんをやっています。上京して12年になる私ですがいまだに関係が深いです。

 あまり帰省しない私ですが、最近は「浄化」が掲げられ、街の再編がされています。その筋のみなさんだけでなく、屋台や古い商店、飲み屋さんの姿が見えなくなり、東京にもあるチェーン店ばかりが目立っています。

 治安と街づくりの難しさを感じていますが、「格差社会」と言われるようになったなか、10代の若者が本気でチャレンジできる社会をつくっていかないと。。。

 展開が中途半端ですが。

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コメント

怖い所だったんですね。お金を取り上げられる所なんか、まるで映画の世界。

思わずどこからか正義の味方が助っ人で出てこないかと期待してしまいました。(映画の影響大、苦笑)

それにしても父の日のプレゼント用のお金を巻き上げるとは(怒!)許せません。

かといってチェーン店ばかりの街も味気ないですが。

私も、同郷の高倉健みたいな人が現れて助けてくれるパターンを望んで、こんなピンチの時にキョロキョロしたことが何回かありますが、登場なしですね。。。

こんな被害、まわりでもたくさんあったはず。今は減ってるのかなぁとか、考えたりします。

一家そろっておっかない人で、息子の「お友達」だか「同級生」だかをシバキまくって殺してしまったという恐ろしい事件がありましたが・・。

そういう猛獣一家にも無痛分娩とか離乳食とか断乳とかオムツはずしとかの時代があったのだろうか??と。ニュースを見たあとで漆を飲まされたような苦痛を感じました。

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