立ち上がることの大切さ 3つの洋画がレンタルリリースへ
この1、2年、映画を観るようになった私。
今年、上半期に観た映画、洋画で特に感動したのは3つ。
全米初のセクハラ訴訟という事実にもとづき、不条理に対してたたかうことの大切さを示した「スタンドアップ」。この映画は6月にDVD・ビデオが発売&レンタルリリースされ、レンタル店にもすでにならんでいる。
独裁国家の抑圧の行く末と抵抗の姿を時に逆説的に描いた「Vフォー・ヴェンデッタ」はDVD・ビデオが9月8日に、弾圧への抵抗と守るべきものと生きていく意味を問う「白バラの祈り」は9月22日に発売&レンタルリリースされるという。
インターネットなどの普及により、情報の地域間格差はなくなったといわれているが、映画の公開や上映期間、映画館へのアクセスなど、文化的な格差はいまだに大きいと思う。
ただ、ビデオやDVDなどの普及は広がり、レンタルという形である程度うめられるようにもなっている。
この3作品に共通するのは、抑圧に負けないたたかい、それなしに権利の維持・向上はないということ。
想像力や抵抗する連帯を失いがちないま、これらの映画から得られるものは大きいとあらためて思う。
【ブログ内関連記事】
・映画「スタンドアップ」 立ち上がるということ(2006/2/11)
・映画「白バラの祈り」 強さとは、生きる意味とは?(2006/3/18)
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