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2006.08.19

8月22日午後9時から日テレ「ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール」

戦後・被爆60年の昨年に続いて、この夏も戦争や平和について考えさせられる特集番組が放送されていますね。

さて、長谷川京子さん主演で、沖縄戦の従軍看護と生き抜く姿にスポットをあてた話題のドラマが22日に放送されます。関東では明日20日のお昼過ぎ、22日の夕方に関連番組も。ドラマのwebサイトも充実しています。
 

・8月20日(日)14:20から15:00 日本テレビ(関東ローカル)
「61年目の証言 少女たちが見たひめゆりの塔」

・8月22日(火)15:55から16:53 日本テレビ(関東ローカル)
「終戦特別記念番組 ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール~出演者が語る沖縄戦の涙と今夜の見どころ」


◆日本テレビ終戦記念特別ドラマ 8月22日(火)21:00から23:24
ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール
http://www.ntv.co.jp/drama-sp/index.html

 以下、読売新聞の関連報道です。

戦争 女性の視点から「最後のナイチンゲール」日テレ22日放送(2006/8/15読売新聞)


 日本テレビは22日、終戦記念特別ドラマ「ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール」(後9・00)を放送する。沖縄ロケの模様を通し、ドラマの見どころを紹介する。(松崎剛)

 名護市の郊外。炎天下を、もんぺ姿の少女たち十数人が黙々と歩く。日本で唯一行われた地上戦に際し、従軍看護を担った女生徒たちだ。先頭にいるのは看護婦長、美智子を演じる長谷川京子。赤十字の印が入った看護キャップをかぶり、しっかりと前を見据えている。

 この学徒看護隊が行軍する光景は、ドラマの中でも重要なシーンの一つ。それだけに、幾度となく収録が繰り返された。強い日差しを避け、ロケは早朝から行われるものの、結局は夕刻までずれこんで、ほぼ一日がかり。出演者にとっては、「帰りのバスの中でクーラーが利いた席にすわるとホッとする」(女生徒役の一人・岩田さゆり)日々が続いた。

 こうして制作されたドラマは、脚本家の遊川和彦の企画。3年前に同じ沖縄戦を舞台にしたドラマ「さとうきび畑の唄」(TBS系)を手がけて人気を博したが、今回スポットを当てたのは、戦争の悲惨さとともに「出産シーンに象徴されるような生きることの大切さ、喜び」だったという。

 ドラマの佐藤敦プロデューサーは言う。「学徒看護隊というと、『ひめゆりの塔』を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、そうでない名も無き看護隊もたくさんいた。ドラマはそうした少女たちに目を向けました。また、看護隊を率いる美智子は助産婦でもあり、戦時下で新しい命が誕生していくという出産シーンを、重要な場面で盛り込みました」

 「演じる美智子は自分の考えをしっかり持っている女性。どんな状況で出産シーンに臨んでも、決して動じない。女性は強いんだと改めて思いました」と、長谷川。従来の戦争ドラマとはひと味違い、「女性の視点」から制作されているのも特徴だ。

 ドラマの出演者は、ほかに椎名桔平、成海璃子、市川由衣、サエコ、泉谷しげる、植木等、八千草薫ら。

【関連サイト】

ひめゆり平和祈念資料館

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