石原慎太郎という「裸の王様」に対して
8月30日、日本オリンピック委員会(JOC)は選考委員会をひらき、2016年夏季五輪の国内立候補都市を東京都と決定した。55人の委員による投票で東京都が33票、福岡市が22票。東京は1964年大会以来、2度目の五輪開催をめざし、海外の立候補都市との争いに挑む。
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8月30日、日本オリンピック委員会(JOC)は選考委員会をひらき、2016年夏季五輪の国内立候補都市を東京都と決定した。55人の委員による投票で東京都が33票、福岡市が22票。東京は1964年大会以来、2度目の五輪開催をめざし、海外の立候補都市との争いに挑む。
「太陽みたいな子どもだった。太陽がなくなって、暗くて、暗くて・・・」と父。「かけがえのない太陽だった」と母。
山口県の高専学生が学内で殺害され、その娘を亡くした両親はそのように語っていた。
自民党の幹事長経験者でもあり、過去には小泉首相と盟友関係にあった加藤紘一氏。首相の靖国参拝を批判し続けた加藤氏は、その8月15日に右翼団体の構成員に地元の自宅兼事務所を放火された。
「暴力で言論を封ずることは決して許されることではない。われわれも戒めていかなければならない問題だ。言論の自由がいかに大切か、よくわかるように注意していかなければならない問題だ」と首相が初めてコメントしたのは、13日後の今日になってから。
26・27日、8月最後の週末は、20代・30代のおなかまと長野県で20人規模の交流会でした。
26日は始発の電車で一人出発して、途中で車に乗せてもらって、国分寺駅近くの肉の24時間スーパーへ。
この土日は、1泊2日で長野で交流イベント。戻ると地獄の1週間が待つ。1年間で一番余裕がない時。
そんななか、シンガー・ソングライターの川嶋あいさんの記事「あの人に迫る 川嶋あい やり遂げた先に見えるものある」(2006/8/25東京新聞夕刊)をたまたま目にした。
川嶋あいさんのことは、このブログでこだわって書いてきたものの1つ。
中学生の頃(1980年代後半)、学校でも「国際化」が言われ始め、英語や情報に強い生徒になるように強調されたように思います。
高校では地理と世界史を選択し、日本史は受けませんでした。
で、あれから十数年、本当の国際化・情報化はすすんだでしょうか。
8月22日の朝日新聞朝刊は、読みごたえ十分でした。新聞大好きな30代の私、20・30代の活字離れが言われる中、この日の朝日は読んでくれーと思うのでした。
8月もあと10日。休み明けの猛暑のなか、帰りの電車内もぐったりした様子です。
そんなに遅くない帰りの電車、座れました。
向かいには8人がけに8人が座り、端っこ2人と真ん中1人はウトウトと。
私が乗った駅の3つ後だったでしょうか。
この夏、親による育児放棄を含む児童虐待が連日報じられた。社会は、政治は、抜本的な対策を打っただろうか。
「うちはよかった」「ひどい親がいる」程度でおさめていないだろうか。また、典型的な世襲議員で、大企業の中枢の関係者を親類に持つ安倍さんは、養護を必要とする子どもたちが再チャレンジどころではなく、チャレンジさえしにくいことをどこまで知っているのだろうか。
映画「紙屋悦子の青春」公式ホームページによれば、
今日8月19日(土)(日付は20日)の深夜3時10分から4時15分まで、公開記念の黒木和雄監督追悼番組が放送されるそうです。
系列局の放送はないということなので、首都圏のみの放送と思われます。
また、24日の夜には映画「父と暮せば」がNHK・BS2で放送されるとのことです。
■8月19日 テレビ朝日「紙屋悦子の青春公開記念・黒木和雄監督追悼番組(仮)」
27:10~28:15 (※系列局では放送されません)
■8月24日 NHK・BS2「父と暮せば」放送
20:00~21:40
【ブログ内関連記事】
・映画「紙屋悦子の青春」、舞台挨拶にいってきた(2006/8/13)
・「父と暮せば」の黒木監督、最期の作品を撮り終えて・・・(2006/4/13)
8月6日に平和コンサートを20年間続けてきた歌手・さだまさしさん。そのコンサートは来年広島で開催され、終演となるという。私のまわりでもこのコンサートに足を運んでいる人が2人いる。
私は長崎を2年に1度訪れた際に、さださんが館長をつとめるナガサキピースミュージアムに立ち寄るようにしている。
少し前の記事になるが、長崎での最後の平和コンサートを終えた8月7日の夕刊紙「夕刊フジ」はさださんの強いメッセージを伝えていて驚かされた。
戦わないことについて「歌の中で表現している」とか「直接言う必要はない」などとするアーティストが日本には多いようだけど、直接言わなければ伝わらないときもあると思う。
この1、2年、映画を観るようになった私。
今年、上半期に観た映画、洋画で特に感動したのは3つ。
全米初のセクハラ訴訟という事実にもとづき、不条理に対してたたかうことの大切さを示した「スタンドアップ」。この映画は6月にDVD・ビデオが発売&レンタルリリースされ、レンタル店にもすでにならんでいる。
独裁国家の抑圧の行く末と抵抗の姿を時に逆説的に描いた「Vフォー・ヴェンデッタ」はDVD・ビデオが9月8日に、弾圧への抵抗と守るべきものと生きていく意味を問う「白バラの祈り」は9月22日に発売&レンタルリリースされるという。
インターネットなどの普及により、情報の地域間格差はなくなったといわれているが、映画の公開や上映期間、映画館へのアクセスなど、文化的な格差はいまだに大きいと思う。
ただ、ビデオやDVDなどの普及は広がり、レンタルという形である程度うめられるようにもなっている。
この3作品に共通するのは、抑圧に負けないたたかい、それなしに権利の維持・向上はないということ。
想像力や抵抗する連帯を失いがちないま、これらの映画から得られるものは大きいとあらためて思う。
【ブログ内関連記事】
・映画「スタンドアップ」 立ち上がるということ(2006/2/11)
・映画「白バラの祈り」 強さとは、生きる意味とは?(2006/3/18)
どうしても気になっていて、思っていたんだけど、言えなくて。
何度も寸前まではいったんだけど。
3年半前のイラク戦争開戦前後に、1つの会場で4万人前後の反戦アクションにつながった、WORLD PEACE NOW(ワールドピースナウ)。私も当時はそのうねりのなかにいた。
その後参加規模は小さくなったものの継続され、今度9月9日(土)に東京・明治公園で開かれることをメールニュースで知った。
驚いたのは、同じ日に同じ会場で開かれる「BE-IN 2006」に、タレントのインリン・オブ・ジョイトイさんが出演するということ。
ぶれない姿勢を示すとしながら、とても大切な日に憲法から大きくぶれた姿勢を内外に示したこの国のリーダー。
日本国憲法の公布の翌年に、文部省が作った、中学1年用の教科書「あたらしい憲法のはなし」。
昨日8月14日の非戦を選ぶ演劇人の会の公演のラストで、渡辺えり子さんや根岸季衣さん、麻丘めぐみさんらが朗読したもの。
終戦記念日と言いながら、戦争は終わっていない私たち。とても長い文章だけれど、この日にあえて、転載しておきます。
終戦の日が近づいていますが、「マガジン9条」の「マガ9シール」と「マガ9手ぬぐい」が今日届きました。よろこんでます。
明日は終戦の日。みなさん、どう過ごされますか。この日放送されるテレビ番組を3つ紹介しますね。
心の問題だから、よその国に反対されても関係ないと言いながら、その心の問題を公約だという小泉さん。総理就任以前は、靖国にまともに行ってなかったのに。。。
で、次にバトンをうけるらしい安倍さんは、亡きお父さんへの墓前報告を、何台ものカメラを前にやってみせる。これこそ心の問題なんだからせめて墓前でないところで取材をうけるという姿勢をとらないあたりがすでに劇場型。
派閥以外はついてこないタニガキさんやアソウさんはポスト安倍か安倍内閣の主要閣僚ねらいなんだろうけれど、靖国や歳出カット、地方と都市などで考えの違う人も総裁候補とならず、大きな流れにのっかってしまう。
戦闘機や爆撃のシーンは一切ない。「暗黒の時代」ともいわれる戦中にもあった、食卓のあたたかさと恋心。映画「紙屋悦子の青春」は、「父と暮せば」と同様に、味のある会話のやりとりで展開される。
軽妙なユーモアと、好物も盛り込まれるなか、戦時下の日常の姿を描き、非戦の大切さをにじみだす。
12日は、待ちに待った映画「紙屋悦子の青春」(監督:黒木和雄)を観ました。
公開初日の第1回、映画にも舞台挨拶にも感動しました。戦闘機や爆撃などの戦争映画にありがちなシーンがまったく出てこない、けれどもしっかりと戦禍のなかの日常を描いたすばらしい映画でした。感想はスポーツ紙などの報道を受けて、あらためて書くことにします。
第一線の実力派の俳優さんたちの演技と生のオーラを感じて、表現者ってすばらしいなぁと思いました。
そんななか、以前からこだわっているコミック「夕凪の街 桜の国」を原作とした映画「夕凪の街 桜の国」の広島ロケが始まったことを広島エリアでシェアが一番高い新聞・中国新聞が伝えました。
・こうのさんの原爆漫画、ロケ開始(2006/8/12中国新聞)
記事はもとより、写真に撮影現場の大変さとリアル感がにじみ、そして汗がしたたり落ちているようで、表現者たちのプロ性をやはり感じたのでした。
*ページの最後に訂正あり(2006/8/12)
TBS「サンデーモーニング」の「御意見番」で、大沢親分と「喝!」「あっぱれ!」を連呼する張本勲さん。日本で一番ヒット(3085本)を打ち、ホームラン(504本)や盗塁(319)もトップレベルであった選手。
その張本さんが終戦の日の8月15日、午後1時20分からテレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、全国ネットで初めて被爆体験を告白するという。
戦争・平和・憲法関連のネタ、続いていますが、今日も懲りずに番組のお知らせを。終戦の日、親子で観たい番組です。
◆NHK教育テレビ8月15日(火)午前9・00~10・15
「対馬丸 -さようなら沖縄-」
犠牲者のほとんどが、学童や一般人という、太平洋戦争中の疎開船「対馬丸」の悲劇を描いたドキュメンタリーアニメーション。
戦火激しい昭和19年、夏。日本軍は本土決戦に備え、沖縄の子供たちに学童疎開の命令を出す。8月21日午後6時30分。小雨の中、九州に出航する対馬丸。翌22日夜半。三発の魚雷が対馬丸を襲う。
約1か月後、かろうじて生き残った子供が沖縄に戻されるが、その運命とは過酷なものだった……。
(1982年制作・モノラル)[企画] 映画センター沖縄県連絡会議
[原作] 大城立裕 (理論社刊)
[製作] 対馬丸製作委員会
[製作協力] 映画「対馬丸」を成功させる会
[協力] 対馬丸遭難者遺族会
8月は戦争や憲法について考えるきっかけが身近にたくさんある。
このブログでも、テレビの特集や演劇、映画など、そのきっかけのいくつかにふれてきた。
雑誌はこの時期、お盆休みをはさむ関係で、2週分をつめこむ夏休み特集がくまれているが、『週刊現代』(講談社)の2006/8/19・8/26号(表紙は米倉涼子)の「8・15スペシャル対談」が興味深く、手に取った。8月7日に書店やコンビニにならべられた号。
「井上ひさしVS藤原紀香『私たち、日本国憲法の味方です!』」という特集対談だ。
8月15日の終戦記念日に「この国のかたち」を改めて考えたいと、いうリードで始まる。
原爆で生き残った後ろめたさと現代へのつながりを静かに描いたコミック「夕凪の街 桜の国」。しつこいくらい、このコミックの事をブログでも書いてきました。
来夏公開予定で映画制作が始まり、すでに撮影も始まっているようですが、キャストの発表がまだでした。
今日8月8日付の日刊スポーツ芸能面と佐々部清監督のほろ酔い日記で明らかになりました。
昨日は、8月12日に岩波ホールで公開される映画「紙屋悦子の青春」の舞台挨拶のチケット発売の日。すっかり忘れていたのですが、ギリギリで思い出して、移動中に問い合わせて、無事手に入れました。2年前の「父と暮せば」の舞台挨拶は、少し後ろの席でしたが、今回はかなり前。オーラ、感じてきます。
5日から7日まで埼玉県で開催された第38回全国保育団体合同研究集会(埼玉合研)、大感動でした。初日の全体会の現場からの報告、2日目の分科会、3日目の精神科医・香山リカさんの記念講演、アフガンの子どもたちによるサーカスパフォーマンス、保育者と子どもたちの疎開保育の構成劇、次の開催地への引継ぎのフィナーレ…。。。
特に印象に残ったのは、午後の講座・フォトジャーナリスト郡山総一郎さんの報告会。戦争や貧困にあえぐ子どもたちの写真の数々に驚かされました。レンガ工場で長時間働かされる子どもたち、じゅうたんづくりに従事されられる幼児。。。
そのあたりはあらためて詳しく書いてみたいと思います。
このような全国規模の集会のあと、感想を書いたブログを検索できる時代になっています。準備に携わったみなさん、ありがとうございました。
ふだんなかなかお会いできない方々にも会うことができましたし。小さな子どもたちと日々向き合う1万人以上の保育関係者が汗と涙を流す、大きな集会でした。
2年後は私のいる東京での開催。どっぷり関わることになる予定です。一生懸命準備して、開催して、大成功。さらに感想をたどって大感激。そんな流れになるといいなぁと思っています。
戦争と平和、そこにある庶民のくらしに焦点をあてた映画監督・黒木和雄さん。遺作となった映画「紙屋悦子の青春」は8月12日から東京・岩波ホールほかで公開されます。舞台挨拶のチケットがとれたらいこうと思っています。
映画「父と暮せば」は、原爆で生き残ったうしろめたさを描き上げたコミック「夕凪の街 桜の国」とならんで、私のなかの想い出の名作です。
原爆の被害にあいながら、実態とかけはなれた国の原爆症認定基準により、認定されないできた多くの被爆者たち。
5日から7日まで、埼玉・川越を拠点に開催される第38回全国保育団体合同研究集会に行ってきます。
実は、私、初参加でして。大変緊張していまして。
保育所の職員や園長、保護者などなど、全国から数千人が押し寄せるはず。
視聴率42%という大注目の中でおこなわれた3兄弟の長男の世界奪取戦。私も判定に疑問を持った一人です。以前に、同ジム所属で私と同郷のボクサーも疑惑の判定が続き、倒されなきゃ勝ちという感じでした。
今回は1ラウンドでダウンもあったのですが、勝ってしまいました。TBSには6万件近い抗議や疑問の電話が殺到したそうです。
8月6日か9日を、みんなが広島や長崎で過ごすわけではありません。でも、被爆国に生きる私たちがこの時期に考えるきっかけを持つことは大切なことだと思います。
先日、食品添加物を混ぜ合わせて市販のラーメンスープをつくってみせるテレビ番組をみた。コンビニのおにぎりの再現もやっていて、古米と添加物の使用に驚いた。
そんななか、毎日新聞で
◆イギリス~学校からジャンクフードが消える? 阿部菜穂子さん(毎日新聞2006/7/26)
という記事を読んだ。
バックナンバーの記事も含めて、現場の状況と施策の矛盾と改善の方策がみえてこないか。
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