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2006.08.02

「イギリス~学校からジャンクフードが消える?」を読んで

 先日、食品添加物を混ぜ合わせて市販のラーメンスープをつくってみせるテレビ番組をみた。コンビニのおにぎりの再現もやっていて、古米と添加物の使用に驚いた。

 そんななか、毎日新聞で

イギリス~学校からジャンクフードが消える? 阿部菜穂子さん(毎日新聞2006/7/26)

という記事を読んだ。

 バックナンバーの記事も含めて、現場の状況と施策の矛盾と改善の方策がみえてこないか。

 2005年11月の月刊誌「世界」の阿部さんが書いた『イギリスで巻き起こる「給食革命」-はたして「民営化の失敗」から立ち直ることはできるのか?-』について、過去にこのブログでふれたこともある。給食関係者には、バックナンバーを取り寄せても読んでもらいたい記事だ。

「マルちゃん」と食文化 食育の責務を持つ私たち(2005/10/22)

 カップラーメンが大好物だったというより、それも満足に食べさせてもらえず、実母にあやめられた子、兄弟で虐待を受け続けて平均の半分しか体重が増えていない子・・・。

 保育、給食、教育などの分野が成長産業のためのサービス市場になる方向へすすむいま、子どもを大切にする国づくり、家庭支援という視点に立ち返るときだと思う。

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コメント

わが国も「食育」とかいって一方ではアブナイ米国産牛肉を輸入しようというお国ですからね・・。
親の世代の食にたいする考え方がダメダメな状況ですから、学校や保育所の役割は大きいですー。

こんにちは。食品添加物の合成で簡単に知っている味になる怖さを感じますね。この人、安部司さんの本「食品の裏側」を読みましたが、もっともっと怖くなります。

イギリスの給食事情と同じく、アメリカでもマクドナルドにピザが給食で食べられているのは、この味が「おふくろの味」として一生食べられていくことが狙いとも聞きました。
保育の現場でも、子供の食の問題があきらかなのでしょうね。

 この10年、コンビニとレンジと輸入バンバンでずいぶん乱れてしまいましたね。
 ちなみに、コメント打っているネット喫茶、「日本のおふくろの味と言えばカップラーメン」だとして、カップラーメンのプレゼントキャンペーンやってます。たまたまですよ。
 おふくろぉーーーー(ーー;)(ーー;)(ーー;)

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» 料理界のベッカム「ジェイミー・オリヴァーの給食革命」がWOWOWで19日から毎週木曜9時4回放送 [tamyレポート]
 学校給食が「八〇年代の民営化をきっかけに急坂を転がるように質が落ち、伝統的な料 [続きを読む]

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