日の丸・君が代強制違憲判決に対して示された2つの意見
9月21日に東京地裁は、入学式や卒業式などで国旗への起立と国歌斉唱を教職員に義務付けた東京都教育委員会の通達を違憲とする判決を下しました。「少数者の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置」とし、義務は存在しないとしました。
29日、東京都はこれを不服として東京都は控訴しました。
今週、この件についてさまざまな論議がされましたが、私が注目したのは2つ。
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9月21日に東京地裁は、入学式や卒業式などで国旗への起立と国歌斉唱を教職員に義務付けた東京都教育委員会の通達を違憲とする判決を下しました。「少数者の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置」とし、義務は存在しないとしました。
29日、東京都はこれを不服として東京都は控訴しました。
今週、この件についてさまざまな論議がされましたが、私が注目したのは2つ。
今週、いつものメンバーでチェーン居酒屋へ。
おにいさんたちの接客の勢いのなさなど気にせず、
時間も遅いのでテキトーに注文してグビグビ。
追加で、「子持ちししゃも」!
ジャーナリスト斎藤貴男さんの講演を先日聞いて、格差社会批判の短いレポートがないかと思っていた。書店に寄って、雑誌「SIGHT(サイト)」8月31日号の特集「格差正当化社会と闘う―誰が格差を肯定しているのか」に斎藤さんの特別寄稿があるのをみつけて、レジへ。
7月23日に放送されたNHKスペシャル「ワーキングプア ~働いても働いても豊かになれない」の反響が広がっているという。(番組予告はこちら)
私のまわりでも観た人は多い。録画したDVDも何人かに観てもらい、驚嘆の感想も返ってきた。
うーん、2対7で負けです。
今日9月28日の朝日新聞の世論調査の安倍内閣支持率。
不支持18%、支持63%。
5年半にわたった小泉劇場が終わりました。
ブログの過去記事へのリンクでふりかえりましょう。
アメリカ繁栄の象徴としてのツインタワーへの衝撃的なテロ事件。
その9・11同時多発テロ事件が起きて今月で5年。
いま、どうなっているだろう。
ヒトラー政権の抑圧に抵抗する21歳のゾフィー・ショル。
暗黒が押し寄せる時代に、日常と自由、正義を守ろうと貫く信念。
この春に観た映画「白バラの祈り‐ゾフィー・ショル、最期の日々」が9月22日、DVDリリースされた。レンタル店にはすでにならんでいる。
映画館では、屈しない彼女の言動、まっすぐな表情に、すすり泣く声が響き渡った。
感動の名作。
【ブログ内関連記事】
・映画「白バラの祈り」 強さとは、生きる意味とは?(2006/3/18)
・立ち上がることの大切さ 3つの洋画がレンタルリリースへ(2006/8/17)
・正義と自由のたたかいを描いた映画・四大作品がDVDに(2006/9/10)
夜帰ると、留守番電話のメッセージが点滅中。メッセージありです。
自宅電話はほとんど使っていないので、月に数件しかメッセージは入りません。
母からかなぁと再生。
世界を牛耳る「悪魔」に、協力しないなら「空爆して旧石器時代に戻すぞー」と脅されたらどうしよう。
恐怖を感じても、実は自分の家がその悪魔と関係が深かったり・・・。
昨日今日の報道でびっくり。
9月4日に判決が出た元保母の過労自殺労災認定。その後、国は控訴せず、判決が確定した。
今の憲法(9条)を持っていても、小型なら原子爆弾を持てると公言した政治家が自民党総裁に当選した。来週には首相となる。
「教育改革」と「憲法改正」を掲げている。この国を大きく変えるということになる。
私は、平和憲法の理念や被爆国としての内外への発信について今こそ積極的におこなう国であってほしいと思っている。
少なくとも、核保有論は完全に否定してもらいたい。
【ブログ内関連記事】
・核保有論の安倍さんが広島での献花後に出馬表明(2006/9/1)
その舵取りをよそに、原爆で生き残った後ろめたさを抱えて生きる女性とその後の世代への影響と継承を静かに描いたコミック「夕凪の街 桜の国」。来夏の映画公開(監督:佐々部清)にむけて撮影がすすむなか、国際的な作品になることが明らかになってきた。
ずっと心配してきた。野党分裂の危機が伝えられるとやるせなささえ感じてもきた。それでもなんとかまとまった。
11月の沖縄県知事選。自民党・公明党が推す保守系候補に対じする野党の統一候補として糸数慶子参議院議員(公式ホームページはこちら)が擁立されることになった。
仕事って、こんなにたくさんの種類があるんだ。
9月16日の朝日新聞夕刊「ネットに職の百科事典 500超す仕事 適性や賃金公開」という記事で紹介されたサイト「キャリアマトリックス」が興味深い。
職種の内容、賃金水準、平均年齢、その仕事に必要な資格と適正などが細かく掲載されていて、関連サイトへのリンクも充実している。
お仕事図鑑にとどまらず、仕事の模様を動画でみることもできる。
ちなみに私の適職は?
16日から2日半、組合の大会で、熱海におりました。
活動の総括や方針の提案や約60本のみなさんの発言を聞き、夜は大量の買出しをすませ、飲んでしゃべって朝になり・・・。
厳しい賃金・労働条件のなか、子どもたちや高齢者らと向き合い、またさまざまな逆風にも負けずに頑張る姿に、共感・感動の貴重な機会をすごしました。
年に1回のこの大会で再会する素敵な若い職員のがんばりにもふれることができ、最終日は特に気になっている同年代や後輩のなかまの発言に、涙・涙でした。
具体的には書きませんが、飲みながらの話だけでなく壇上での発言の内容とそのすばらしい姿勢がとても前向きで、しかもみんなこの前あったときより「成長」していて。
この2、3年、このような場での私の提起・発言は納得できない出来を繰り返してきましたが、今回は合格点の発言をすることもできました。
今月初旬の似たような場では20分も発言の機会がありながら、どうしようもない内容となってしまい、私自身が驚きでした。ただ、今回の6分は短い時間のなかでも、私なりに展開できました。久しぶりの充実感です。
特に最近はいろいろ悩みも多く、落ち込む日々だったのですが、なかまと磨きあって、支えあって、がんばっていけたらと思えたのでした。
明日はお休み、リフレッシュです。。。
ブログ開設、2周年! がんばりましたー。
雨の日も風の日も。共感や励まし、批判、嫌がらせなど、さまざまいただきましたが。
記事数615、コメント606、アクセス約24万。
過去には、「マガジン9条」の「今週のツッコミ」や、月刊誌「世界」のブログ時評で紹介していただいたことも。びびりましたが。
この先どうしようということは考えつつあります。もうちょっとはこのまま続けて、ある区切りをつけて、今後は私のつぶやきとしてのブログ、それともう1つは私とわからないようにしたブログにして社会・政治批評をして、反響をみてみようかなぁとか、考え中です。
それはさておき、みなさん、見ていただいてありがとうございます。たいしたことのないやつですが、何にも続けられなかった私がブログを続けられてきたことにびっくりしつつ、みなさんに感謝です。
ということで、めったにコメント書いてと言わない私ですが、お祝いコメント募集します。攻撃的なのは削除しますけど。
みなさん、ありがとうございます。もうちょっとがんばりまっす。
「意図した意味と異なり、差別的に使われていた言葉だった」として、「今後は誤解を招きやすい不適切な言葉を使わない」と表明していた。
石原慎太郎という都知事の「三国人」発言だ。
16日から18日まで仕事的研修で、熱海にいます。
全国各地から参加があるのでそれぞれの名物を持ち寄ろうと。
区議、都議、国会議員を経て、約20年もの間、政党のトップにいた大幹部がその政党からの批判にさらされている。
その政党機関紙からは「奴」「恩知らず」などの猛烈な非難をうけている。
明石家さんまさん主演で、内容も大きな反響を呼んだ『さとうきび畑の唄』。
あの日までの3姉妹の生活と戦争が奪ったものを描いた『広島・昭和20年8月6日』。
この2作に続く、戦争をテーマにしたスペシャルドラマ第3弾『僕たちの戦争』がTBSで9月17日(日)午後9時から放送される。
上記の番組ホームページによれば、今回のテーマは若者。若くして戦争の犠牲となった回天の乗組員のストーリーと現代の若者の戦争に対する意識に注目した作品とのこと。
5年間、ほえつづけてきたライオンがまだほえている。
12日未明、訪問先のフィンランドでの記者会見でも、格差を拡大したとの批判に、
「日本は世界で一番格差が少ない社会だ」と、またほえたという。
11日夜に、すべてが消えていた。
容疑者は私。
今日、あの衝撃のテロ事件からちょうど5年。
当時、職場の先輩に「あなたがアメリカの大統領だったらどうする?」と聞かれ、
「平和主義者ですけど、テロの首謀者に出て来いとよびかけて出てこないのなら、アフガンを攻撃するって言うかもしれませんね。だって数千人が殺されたんですよ」
と私は答えていた。
おっきなレンタルビデオ屋さんにさっき行きました。
9月8日レンタルリリースのDVD「Vフォー・ヴェンデッタ」をかりようと。独裁国家の抑圧とそれに立ち向かう自由と正義が鋭く描かれている。
リリース直後だけに、特設コーナーがあり、30本近くのケースが。
しかーし、全部の中身が空で。映画館で1回は観たので何とか我慢できましたが。
でも、発見。すさまじいまでのセクハラにプライドをかけて立ち上がる映画「スタンドアップ」が6月にレンタルリリースされたことを知っていたのですが、9月22日に発売&レンタルリリース予定の、裏切らない正義、貫く勇気を歴史として示した「白バラの祈り-ゾフィーショル、最期の日々」もあわせた3大作品(この夏レンタルリリースの)ととらえていた私。
間違ってました。差別と貧困、民族対立の根深さと「国際貢献」の偽りの事実、映画「ホテル・ルワンダ」もこの9月初旬にDVDがレンタルリリースされていました。
ということで、この夏(もう秋が迫っていますが)、DVDをかりて、民主主義、自由と正義のたたかいのすばらしさ、人々の力の可能性を感じ取れる四大作品、おすすめです。
年明けから、新聞や週刊誌、NHKなどで格差社会の報道が相次いでいます。
それでも、民放テレビ局がゴールデンタイムで「格差社会」という言葉を番組名に入れて放送することはなかったのではないでしょうか。
今日9月9日(土)午後7時から2時間枠でテレビ朝日が「緊急特番!!仰天格差社会ニッポン!あなたも中流から転落する!?」という番組を放送します。
時間帯や出演者のこともあり、一定のバラエティーの要素が入るでしょうが、ちょっと注目です。
昨日の記事にそれなりのアクセスがあり、ちょっとだけ安心しています。
ニュースをみると、報道ステーションで次期総理をねらう3氏の討論。安倍さんの言うことが一番古く、かろうじて格差のつながりを生まないための公教育の改革という、一見すると格差社会の是正にうつる主張をしていました。
彼のできる数少ないマジックがこれだと確信しました。
でも、与党内の谷垣さんの主張にさえ、まともに返そうとしない安倍さん、ひ弱すぎませんか。
メチャ悪総理になりそうなんだけど、論戦がちょいどころかメチャ弱い。自民党議員の7割が投じようとしていることに驚きです。
彼の著書「美しい国へ」を読んで感じたのは、内容の薄さと語彙の貧困さ、そして取り繕うとする表現、ある種の新興宗教色でした。
「きっこのブログ」の「美しい国って?」(2006/9/3)で証明されたようです。反響を週刊誌が取り上げ、さらに輪が広がると思われます。
格差社会にあえいでいる人にとっては泥沼なのに、愛国心を押し付ける公教育でこの国を「美しい」と言わなければ異質とするのが安倍ビジョンでしょう。
私、一歩もついていけません。
最近の私のブログは政治ネタが続いていますが、そもそも本意ではありません。何を伝えたいのかわからなくなってもいます。
今月17日でブログ2周年を迎える中、閉鎖かリニューアルか、それともその他の道か、いろいろ考え中です。あと10日をきりましたが、少し変化をつけたエントリーをしようかなと思ってます。
ちなみに私、おぼっちゃま育ちの対極にいますが、安倍さんに負けず劣らずのメチャよわです。ここ最近は何か、強気なようで腰が引けてます。
一家丸ごと利権構造なのに、その構造改革はまったくするはずのない、オモテムキはやさしい顔したおぼっちゃま総理の舵取りで、この国どうなるんでしょう。
自信をなくす人が多い中、なんとなく安倍路線についていってしまうんでしょうか。私もやや危ないです。
東京都知事選挙が来年4月に迫っている。福祉・保育などの施策を大きく切り下げ、また教育においては、都立高校での職員会議の挙手採決禁止、日の丸・君が代の強制処分など、他県に例のない姿勢で「東京から日本を変える」と発してきた石原都政のもとで7年半。オリンピック国内候補に決まり、石原慎太郎という男は三選出馬を明言した。
靖国神社についても堂々と参拝し、批判する人を「バカなサヨク」と言ってのけ、憲法や国連憲章についても否定する発言を議会の内外で繰り返してきた。
保育士になることを目標に短大に入り、資格を取得して、無認可保育所に就職。希望を胸に子どもたちと向き合って・・・。
彼女の21年の人生は、園、保育行政によって絶たれることになる。さらにこの国の冷酷なまでの労働行政によって、13年半ものたたかいを余儀なくされ、遺された父親は70歳になっても娘の人生の責任を何としても問い続けてきた。
・資格取得後、1月から無認可保育所で働くが、配置基準は守られていないなか、初めての保育士業務にあたる。
・すぐに、年度末(3月)での職員一斉退職予定が判明し、次年度(4月から)の主任業務の担当とされ、すぐに新人指導、勤務表、送迎バス時刻表の作成、パソコン操作などと命ぜられる。
・調理師もいないため、保育の合間の買出し、さらに調理業務なども含めて、月曜日から土曜日まで連日12時間程度の勤務を強いられ、自宅に仕事を持ち帰ることも常態的になる。
過労で適応障害と診断され、年度末で退職、そして求職活動をするものの、その1ヶ月後に自らの命を。。。
支持率が歴代最高で推移した首相の靖国参拝について異論を唱え続けた加藤紘一衆議院議員(元自民党幹事長)。
加藤氏の言論にからんで、実家を放火し全焼させた事件が起きたが、新聞やテレビ、週刊誌の関心も高まらず、さらに世間の話題にすらなっていないと私は危機感を持っている。
希望を胸に21歳の保育士は無認可保育所に就職。過労状態となり、その2ヶ月後に精神障害で入院・退職。翌月に自ら命を絶った。
労災として認定されず、13年半に及ぶたたかいを経て今日4日、東京地裁は労災として認める遺族勝利の判決をくだしたという。
日曜日、私の勤務する労働組合の大会が無事おわりました。
準備がなかなか思うように行かず、緊張しながらの1週間。
ほっと一息です。
臭い劇場政権はやめてもらいたい。
9月1日、ポスト小泉が確実視されている安倍晋三官房長官が、9月20日投票の自民党総裁選挙に出馬表明し、政権構想を発表した。
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