メチャ悪総理になりそうな安倍さんと、ちょい弱な私
昨日の記事にそれなりのアクセスがあり、ちょっとだけ安心しています。
ニュースをみると、報道ステーションで次期総理をねらう3氏の討論。安倍さんの言うことが一番古く、かろうじて格差のつながりを生まないための公教育の改革という、一見すると格差社会の是正にうつる主張をしていました。
彼のできる数少ないマジックがこれだと確信しました。
でも、与党内の谷垣さんの主張にさえ、まともに返そうとしない安倍さん、ひ弱すぎませんか。
メチャ悪総理になりそうなんだけど、論戦がちょいどころかメチャ弱い。自民党議員の7割が投じようとしていることに驚きです。
彼の著書「美しい国へ」を読んで感じたのは、内容の薄さと語彙の貧困さ、そして取り繕うとする表現、ある種の新興宗教色でした。
「きっこのブログ」の「美しい国って?」(2006/9/3)で証明されたようです。反響を週刊誌が取り上げ、さらに輪が広がると思われます。
格差社会にあえいでいる人にとっては泥沼なのに、愛国心を押し付ける公教育でこの国を「美しい」と言わなければ異質とするのが安倍ビジョンでしょう。
私、一歩もついていけません。
最近の私のブログは政治ネタが続いていますが、そもそも本意ではありません。何を伝えたいのかわからなくなってもいます。
今月17日でブログ2周年を迎える中、閉鎖かリニューアルか、それともその他の道か、いろいろ考え中です。あと10日をきりましたが、少し変化をつけたエントリーをしようかなと思ってます。
ちなみに私、おぼっちゃま育ちの対極にいますが、安倍さんに負けず劣らずのメチャよわです。ここ最近は何か、強気なようで腰が引けてます。
一家丸ごと利権構造なのに、その構造改革はまったくするはずのない、オモテムキはやさしい顔したおぼっちゃま総理の舵取りで、この国どうなるんでしょう。
自信をなくす人が多い中、なんとなく安倍路線についていってしまうんでしょうか。私もやや危ないです。
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» 安倍晋三『美しい国へ』に見る左翼、リベラルへのルサンチマン [残 照]
自民党総裁選が今日8日、告示されました。どのメディアに行っても「安倍晋三官房長官の優位動かず」というので、こんなつまらない選挙などそっぽむくしかないと思うけど、総理総裁選挙となれば当面する日本の動向に数年は大きく影響するでしょうから我関せずとはいきません。
書店にうずたかく平積みされている安倍晋三氏の著書『美しい国へ』をじっくり立ち読みしちゃいました(買い求めるのは悔しいじゃない)。
ま、どこの物好きがゴーストライトした(*1)かは知りませんが、品良く(?)装丁され、タイトルに象徴されるよう... [続きを読む]
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初めてココに来たときは、「tamy、なんか難しいこといってる」って思ったものでした。
最近も「ムズ・・・」と思うことはあるけれど、いろんな情報も聞いて、tamyんトコに書いてあったな、と読み返してみたり、コメントはできなくても、考えるところ、感じるところがあります。
今日も、昼にテレビの予告見て、「これ見なきゃ」って思ったのが、ココに書いてあって、ぐちはtamyのおかげで、少し意識することができてきたんだなって思っています。
「知ること」ははじめの一歩だよね。tamyはその種まきをしてくれていると思います。「知った」あと、種をまき、育て、花を咲かせるのは自分の努力。少しづつがんばるね。
いつもありがとう。
投稿: ぐち☆ | 2006.09.10 00:06
>最近の私のブログは政治ネタが続いていますが、そもそも本意ではありません。
さる友人も同じようなことを言っていました。かく言う私も同じです。政治ネタ続きで、自分でもこんなはずではなかったと思いつつ、つい書かずにいられなくて。
投稿: さくら子 | 2006.09.11 01:18
ぐちさん、ありがとう。直接知っていて読んでる人やコメント書いてくる人は少ないので緊張します。実際をちょっと知られているので。
できるだけかみくだこうとは思いつつ、自分で読んでも難しかったり。試行錯誤の毎日です。どんづまりも多いけど。たねまき、がんばりまっす。
さくら子さん、ほんとそうですね。学生時代は字数制限もある新聞に投書して載るか載らないかドキドキしていたこともありますが、いまはがんばれば発信できる時代です。つい書かずにはいられないという気持ちと外へのメッセージを大切にがんばっていきたいですね。ほんとは、どうでもいいような、日常の中から感じたショートショートが書きたいのですが。。。
投稿: tamy | 2006.09.13 21:23