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2006.09.08

「もはやチンピラ小学生以下の石原暴言」と批判する斎藤貴男さんの講演に

 東京都知事選挙が来年4月に迫っている。福祉・保育などの施策を大きく切り下げ、また教育においては、都立高校での職員会議の挙手採決禁止、日の丸・君が代の強制処分など、他県に例のない姿勢で「東京から日本を変える」と発してきた石原都政のもとで7年半。オリンピック国内候補に決まり、石原慎太郎という男は三選出馬を明言した。

 靖国神社についても堂々と参拝し、批判する人を「バカなサヨク」と言ってのけ、憲法や国連憲章についても否定する発言を議会の内外で繰り返してきた。

 この権力者を真っ向から批判している人は少ない。議会内では共産党、自治市民93、市民の党が石原都政に対じしているが、議席数では1割ちょっとでしかなく、共産党にいたっては前回幅広い反石原候補を立てられず、責任をとる形で東京の党の責任者がやむなく立候補し、惨敗した。

 この石原都知事を少なくともこの2、3年、正面から批判し続けている人がいる。ジャーナリスト・斎藤貴男さん。日本工業新聞、「プレジデント」、週刊文春などの記者を経てフリーになり、『機会不平等』、『空疎な小皇帝-「石原慎太郎」という問題』、『ルポ改憲潮流』など、著書多数。

 最近は、オジサマたちの夕刊紙『日刊ゲンダイ』に隔週月曜の連載「二極化・格差社会の真相」を持ち、9月5日(4日発行)号では、「もはやチンピラ小学生以下の石原暴言」と題し、8月31日のオリンピック国内候補地で東京都が選ばれた直後の祝賀パーティーでの石原暴言を取り上げている。

 投票前に福岡市の応援演説をした姜尚中(かんさんじゅん)・東大教授のことを、パーティーで石原慎太郎という都知事が「怪しげな外国人が出てきてね。生意気だ。あいつは」と言い放ったことも踏まえ、「最低最悪の差別主義者にはそもそも在日コリアンの存在自体が許せないのだろう」とし、「チンピラ小学生以下の精神年齢をさらけ出して恥じない老人の存在は、これはこれで珍しい見せ物」だと痛烈に批判した。

 ちなみに姜氏は熊本生まれの在日二世だ。

 斎藤さんは 「くだらなすぎるゲス野郎の妄言に付き合わされ、それをコラムで取り上げるのは生き恥をさらすようなものだが、仕方ない」とまで言っている。

 これ以上はあえて引用しないが、斎藤さんは先週、

 『加藤紘一氏宅放火事件 私たちは「言論封じ」のあらゆる政治テロを許さない』

 とのアピールに呼びかけ人として加わり、記者会見でも発言した。

※「言論封じのテロを許さない 加藤議員方放火でアピール」(東京新聞2006/9/5)

 9月21日、この斎藤貴男さんが講師をつとめる集会が都内で開かれる。

 主催は、公的保育・福祉を守る東京実行委員会

 午後6時15分受付開始、6時30分開会

 1時間半ほど斎藤さんの「石原都政を斬る~石原都政の8年間は、都民に何をもたらしたか~」と題する講演がおこなわれる。

 その後、30分ほど石原都政のもとでの公的保育の切り下げ・市場化に対する報告や行動のよびかけがされる予定だが、発言し続ける斎藤さんの講演は保育問題ということではなく、石原都政の問題をするどく突くはず。

 保育に直接関係しない人でも石原都政の問題点を知る上で、貴重な機会になると思います。斎藤さんをぜひ都知事選の候補に、と個人的には思っています。その趣旨で企画しているわけではありませんが、斎藤さんの石原都政のお話を聞きたい方、おすすめです。私は中心的にかかわっているわけではありませんが、それなりにかかわっているので参加します。近隣の方、ぜひ。ブログで急によびかけて常連の方などが来ていただけるとは思いませんが、運営の関係者にお声をかけていただければ、私もわかると思いますのでぜひ。企画を妨害する方の参加は当然お断りですが。終わったあと、飲みにいけるとおもしろいですね。

◆「こどもにやさしい東京に! 9.21署名スタート決起集会」

 とき 2006年9月21日(木)

 受付 18時15分 開会18時30分(20時50分終了予定)

 会場 全理連ビル9階(JR代々木駅北口すぐ) 地図こちら

 内容 記念講演「石原都政を斬る~石原都政の8年間は、都民に何をもたらしたか~」

     講師:斎藤貴男さん(フリージャーナリスト)

 参加費 1000円

 主催 公的保育・福祉を守る東京実行委員会

 東京都杉並区阿佐谷北3-36-20 電話03-3339-1601

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コメント

はじめまして。MNGと申します。
「石原慎太郎」で検索して、こちらに到達しました。
ブッシュ、小泉、石原という前代未聞の最低政権が世界と日本を支配した近年ですが、ブッシュはあと2年半、安倍は当確、せめて来年石原を落とさなければ、この世の闇は更に続きます。
東京の皆さんの健闘を、お祈りしています。

はじめまして。鋭い漫画ですねー。
石原慎太郎という問題については、積極的に書いてきているつもりです。ほかがあまり批判的に書かないので。

せめて、ですよね。
落とすには、対立候補を出す必要があるのが当然で、その気配がないことが危機だと思います。

まさか立たないなんてことがあるか、立たないも同然の候補だったりすれば、石原批判をしている側が問われます。

前回の選挙で問われたはずなんですが。情けない。

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