「三国人」という「不適切な言葉」を懲りずにまた
「意図した意味と異なり、差別的に使われていた言葉だった」として、「今後は誤解を招きやすい不適切な言葉を使わない」と表明していた。
石原慎太郎という都知事の「三国人」発言だ。
9月15日に都内で開かれた危機管理に関するシンポジウムで、不法滞在の中国人による犯罪の横行にふれて、「不法入国の三国人、特に中国人ですよ。そういったものに対する対処が、入国管理も何もできていない」と、懲りずに発言したという。
この知事は2000年の陸上自衛隊の式典で「不法入国した三国人、外国人が凶暴な犯罪を繰り返しており、大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される」と発言した、その「三国人」という表現が差別的発言という批判を浴び、冒頭のように「今後は使わない」と自ら述べたのだ。
にもかかわらず。
※発言については、
・石原知事、また「三国人」 治安対策めぐり発言(2006/9/16朝日新聞)より
【ブログ内関連記事】
・もはやチンピラ小学生以下の石原暴言」と批判する斎藤貴男さんの講演に(2006/9/8)
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» 「石原知事、また『三国人』治安対策めぐり発言」(asahi.com) [かわうそ実記]
数日前のニュースですが、また言ったね、この人。 「石原知事、また『三国人』治安対 [続きを読む]
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