電車と妊婦、通勤時間の過ごし方・・・
秋になり、電車内でも眠る人が多くなったと感じるのは私だけでしょうか。
また電車ネタかよと言われそうですが。
今週、2人の妊婦さんを見かけました。
たぶん、妊娠4ヶ月とか5ヶ月くらい。ややお腹がふくらんでいるという感じの。
言われなければわからないくらい。でも、言われなくてもわかりました。
◆マタニティマークをとおした「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について(厚生労働省2006/3/10)
このマタニティマークがバックにぶら下がっていてわかったのです。マークには「おなかにあかちゃんがいます」の表示も。
いいことですね。
でも、2人の妊婦と出合った私、その1度は近くに空いた席に私が座り、座りたかったはずのその妊婦さんがちょっと離れた位置に移動。
私が座らなければその人が座ったはずなのですが、距離ができて譲れませんでした。
それでその妊婦さんの前の座席は3人がけで満杯。
立ったままでした。
【ブログ内関連記事】
・「若者は席を譲らない」って本当ですか?(2006/5/6)
で書いたように、やはり年代差は関係ないと思いました。
彼女の目に座っているのは年輩の3人。マークは前向きにぶらさがっていても。
電車内の、もう1つの話題を。
・忙しい日本のサラリーマンの自由時間は音楽か睡眠!?(オリコン2006/10/3)
この調査によれば、通勤時間の電車内の過ごし方は、音楽を聴くか、寝るか、携帯でメールをするか、本を読むか。。。
新聞を読む光景が減った実感は、40代男性の8位に「新聞を読む」がやっとあらわれることで裏付けられています。
「個室化」のすすむ電車内。
そこから見える社会の構図、人々の姿にめまぐるしい変化を感じている秋です。
« 奉仕を義務に、愛国心も | トップページ | ドキュメンタリー映画「もうひとつの日本を!」 »
「社会」カテゴリの記事
- 「たつ年」あけましておめでとうございます(2024.01.01)
- ハラスメント防止にむけて 講義を踏まえて認定試験を受けました(2022.12.24)
- 赤、青、黄、緑、桃、ジェンダーという壁を振り返ってみる(2022.06.04)
- 11人の教師が関与し53件のパワハラが認定された北海道立高等看護学院の闇を追ったテレメンタリー「やっぱり、看護師になりたかった...」(2022.05.22)
- 就職したばかりだけど、職場がおかしいので退職したいという人へ(2022.04.16)
ぐちの友達も赤ちゃんがいますマークをつけていました。
工事現場の交通整理のおじさんが気づいて、「どうぞー」ってしてくれてうれしかったって。
自分がしんどいときはタヌキを決め込んでしまいますが、お年寄りに席を譲ることはします。
投稿: ぐち☆ | 2006.10.07 15:23
年配の女性の方が譲らないかもしれません。
以前、お腹の大きな職場の先輩に机を運ぶの
を代わると申し出ると「職場で初めて言われたよ」
と感激されました。
経験された年配の方が多いので、大きなお腹でも
働くのは当たり前という風潮があるようです・・・
でも、ちょっと冷たいなと思います。
やっぱりしんどい事はしんどいんじゃない??
もう皆、その時の気持ちを忘れちゃったんじゃない??
・・・と疑問に思います。
男性の方が譲ってくれるという話しは友達から
良く聞きますよ。
せっかくマークが出来たんだから、譲る人が増えると
良いですね・・・。
投稿: yukapyon | 2006.10.07 18:10
☆ぐちさんへ、私もときどきタヌキです。電車のこといろいろ書いてますが、通勤で往復1時間半くらいは過ごすなかで、気になることも多いので。人にやさしい電車内でないと、少子化に歯止めなんてかからないよね。
yukapyonさん、「私の若かった頃は・・」「今の若い子は・・・」という感じの話、ほんと困るよね。世代論の根拠の浅い決めつけが結構あって、それがその溝をいろいろと深めているんじゃないかと思うことは各分野であります。
ワイドショーも、ハンカチ王子に一息ついたわけだから、マークのこととか、電車のマナーとか、取り上げたらいいのに。。。いまの子は凶悪犯罪ばかりなんていう風潮もあるけれど、尊敬されるおとなの姿が見えないんだと思う。
だらだら、だらしなく生きてる私だけど、その姿にはなってなくても、そうありたいという気持ちは持ち続けたい。。。
投稿: tamy | 2006.10.08 01:32