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2006年11月の記事

2006.11.30

12月1日、「三丁目の夕日」日テレ金曜ロードショー

1年前に観た大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

12月1日(金)午後9時から日本テレビ金曜ロードショーで放送されるそうです。

この映画、2007年11月に「ALWAYS 続・三丁目の夕日」として続編が公開されるとのこと。

製作決定会見も先日開かれたそうで。

2006年もあと1ヶ月。

ラストスパートなのですが、緊張する仕事の連続で。疲れますね。

発言するときにエキサイトもしてないのに、左手が「ちょっと、ちょっとちょっと」の動きによくなるとか、話を聞いているときに、何か物にさわっているとか。

癖がもともとあるのですが、それらがひどくなっているようで。

この1週間だけで3人に「癖」、指摘されて。。。

三丁目観て、回復しないと。

2006.11.28

12月10日、NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ 努力が報われる社会ですか」

 7月23日に放送されたNHKスペシャル「ワーキングプア ~働いても働いても豊かになれない」の反響が広がり、同局にはこれまでにない1000件近い電話やFAX、メールなどが寄せられたという。

【ブログ内関連記事】

働いても豊かになれない「構造改革」とは何なのか(2006/7/23)

NHKスペシャル「ワーキングプア~働いても・・・」第2弾が12月放送(2006/9/28)

 NHKでは、第2弾の取材を12月放送にむけてすすめ、このほど放送日とその内容が明らかになった。

 この第1弾によって、ワーキングプア(働く貧困層)の問題が社会問題として認知され始めた。注目の第2弾。

 
NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ~努力が報われる社会ですか~(仮)」
12月10日(日) 午後9時15分~10時29分 総合テレビ

*再放送12月19日(火)深夜【水曜午前】0時~1時14分 総合

 『働いても働いても豊かになれない…』。

 今年7月に放送したNHKスペシャル「ワーキングプア」は、生活保護水準以下の暮らししかできない“働く貧困層”の厳しい現実を見つめ大きな反響を呼んだ。NHKに届いたメールやファックスをもとに、今回、ワーキングプアのさらなる実態を取材。「第2弾」として放送する。

 この10年の雇用環境激変の影響を、最も大きく受けた女性たち。その窮状を訴える声が数多く寄せられた。雇用が回復した今も「正社員」は依然として狭き門で、複数の派遣やパートの仕事を掛け持ちしても、生活ギリギリの給料しか得られない女性が急増している。

 一方、中小零細企業の経営者からは、『景気回復など実感できない』という声が相次いだ。海外との激しい価格競争の渦に巻き込まれ、廃業に追い込まれる企業が続出。地域全体が地盤沈下するところも出ている。再チャレンジしようにも、衰退した地域の中では、なかなか新しい仕事を見つけることはできない。

 さらに老後への不安も高まっている。医療費などの負担が増え、年金だけでは暮らせず、70歳を過ぎても清掃や廃品回収の仕事を続けるお年寄りも数多い。
なぜ真面目にコツコツ生きてきた人たちが報われないのか。どうすればワーキングプアの問題を解決することができるのか。一人一人が抱える現実を直視し、社会のあるべき姿を探っていく。

2006.11.27

30代男性3人に1人が1日の半分以上仕事

 半日以上働いている人が30代男性では3人に1人。

 働きすぎの実態が明らかになりました

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2006.11.26

いじめ発言、海外出張、四男登用 450件の石原批判の都民の声が

石原都知事に対する風向きが少し変わってきている。

「いじめ自殺」予告への11月10日の定例記者会見や、
翌11日のテレビ出演での発言、
15日に明らかにされた豪華海外出張の実態、
22日に示された肝いり事業・ワンダーサイトへの四男の関与に対し、

知事への要望や苦情を受け付ける東京都「都民の声」に450件の声が寄せられ、

ほとんどが批判的な意見だという。

毎日新聞が11月25日の夕刊で大きく報じた。

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2006.11.25

教育基本法変えて教育「よくなる」4% 朝日モニター調査

教育基本法を変えると教育はよくなると思いますか?

朝日新聞のモニター調査によれば、「よくなる」は4%ですよ。

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企画調整というお仕事 タウンミーティングにサクラ参加

 企画調整課という部署は、大きな自治体の部局にはあるものだと思う。

 そこがホントに、「企画調整」してしまったケースがこれ。

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2006.11.24

学校の先生だって大変 平均1日11時間労働

 学校の先生は、平均で1日11時間働いている。

 文部科学省の調査で、実態が明らかになったそうです。

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2006.11.22

石原都知事の四男が肝いり事業に関与という私物化

 「石原」「都知事」で検索して、また都政の私物化ニュースを読むはめになった。

 今日、東京都が2016年にオリンピックを開催しようと招致委員会を発足させた日でもあるが、石原都知事の都政の私物化は徹底的に批判されるべきだろう。

 1週間前に、ブログで異常な海外視察の実態について書いた。

石原都知事の海外出張、その異常な浪費ぶりが明らかに(2006/11/15)

 そして今日。

 ◇石原都知事四男が芸術行政関与=オペラ調査で公費出張も-共産党指摘(時事通信2006/11/22)

 石原慎太郎東京都知事の四男で画家の延啓氏(40)が、若手芸術家支援を目的とした都の文化施設「トーキョーワンダーサイト」(TWS)の事業に関与し、公費で海外出張したり都代表として海外の会議に出席したりしていたことが共産党都議団(渡辺康信団長)の調査で22日分かった。
 同党調査によると、延啓氏は「TWSアドバイザリーボード委員」として2003年3月、能を題材にしたオペラ創作の事前調査のため独仏両国を訪問。経費約55万円は公費から支出された。「能オペラ」は石原知事が02年に構想発表したが、作曲家との調整がつかず04年に公演中止となっている。 

 毎日新聞も取り上げた。

<石原都知事>四男が知事肝いりの事業にかかわる(2006/11/22毎日新聞)※紙面は翌日

 東京都が若手芸術家育成を目的に取り組む文化振興事業に、石原慎太郎知事の画家の四男(40)がかかわり、公費で海外出張をしていたことが22日、共産党都議団の調査で分かった。
 この事業は「トーキョーワンダーサイト事業」で、石原知事の肝いりで01年度から始まり、作品発表や制作のため3カ所の施設を設けた。当初は都職員らでつくる任意団体が運営したが、今年度から都の外郭団体が事業主体となった。事業費のほとんどは当初から都の補助金で、今年度の補助金は4億7000万円。
 共産党の調査や都によると、四男は03年3月の1カ月間、任意団体の委嘱で事業への助言を行う委員を務め、同月18~26日に調査として欧州の芸術祭などを視察した。旅費や宿泊費など約55万円は任意団体が支出した。
 共産党は「トップダウンで始めた事業に四男を深く関与させているのは都政の私物化だ」と批判。都生活文化局は「事業の円滑な遂行のため、若手芸術家として活動する四男を登用した」と説明している。

 これらの報道の情報元はこれ。

・ワンダーサイトにおける石原知事の都政私物化について(2006/11/22日本共産党都議団)

 すでに報道されているが、このワンダーサイトの館長・副館長夫婦は、四男と非常に近い知人といわれている。

 何でも本音で言うことで知られてきた石原知事がなぜこのことを隠し、さらに9月の都議会代表質問(その質疑の議事録はこちらの終盤)でまともに答えなかったのか、疑惑は深まる。

【追記】

石原知事の四男、公費で海外出張 都「問題ない」(asahi.com)

 芸術活動に携わっている石原慎太郎・東京都知事の四男(40)が03年3月、都職員らと一緒にドイツ、フランスを訪れた際、費用計55万円を都が全額負担していたことが22日、共産党都議団の調査で分かった。都は「都の事業の外部委員としての出張で支出に問題はない」としているが、委員の委嘱は1カ月間だけ。庁内からは「海外出張のための委員委嘱では」との声も上がっている。

 都側の説明では、四男は同月19~26日、文化行政担当の都参与とその妻、都職員と4人で、石原知事脚本の「能オペラ」の制作準備のためドイツの室内楽団や欧州で活動中の日本人作曲家と打ち合わせなどをした。四男の航空運賃や宿泊費は都が全額負担した。

 四男は、都の若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」に助言、意見をする芸術家として、03年3月1日、外部委員「アドバイザリーボード」の委嘱を受けた。委員としての報酬は受け取っていないという。「事業の理解者として委員に委嘱した。旅費の支出に問題はない」としている。

 しかし、委嘱の期間は同31日までの1カ月間だけ。この事業に詳しい都幹部の一人は「極めて不自然。海外出張させるために委嘱したと疑われても仕方ない」と話す。

 「能オペラ」は04年2月に東京公演を予定していたが、作曲家との調整がつかず中止された。四男はその後も参与らの海外出張に数回同行しているが、都は出張費を負担していないという。

 ワンダーサイト事業について石原知事は今年9月の記者会見で、「私が考えついたんだからね。トップダウンですよ」と話している。

※東京都「都民の声」課では、電話・FAX、メールなどで「知事への提言(意見)、要望
・苦情」などを受け付けています。
http://www.metro.tokyo.jp/POLICY/TOMIN/iken.htm
メールアドレス
koe@metro.tokyo.jp
FAX03-5388-1233
電話03-5320-7725

みんなで話をしてみよう、『みんなの9条』について

 非核三原則は8割が守るべきだと思っているが、核保有議論については賛否はほぼ半々。
 
 11月21日に読売新聞に掲載された世論調査に驚いた。

非核3原則、今後も「守るべき」80%…読売世論調査(2006/11/21読売新聞)

 読売新聞社の全国世論調査(11、12日、面接方式)で、核兵器に関して日本がとっている「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核3原則について、今後も「守るべきだ」という人は、「どちらかといえば」を合わせて80%に上った。「改めてもよい」は計18%だった。

 北朝鮮の核実験実施を受け、政府や自民党内の一部に出ている「日本が核兵器を持つべきかどうか議論をしてもよい」との意見については、「反対」が計51%、「賛成」は計46%で、賛否が割れた。(以下、略)

 核保有については被爆国だから最初から考えるべきでないということも含めて議論に入っていかないと、世論とかみあわないということは受け止める必要がある。
 
 憲法9条についても、 守り生かそうという立場にいる私たちの発想の転換が必要だと思う。

 平和憲法を持つ国だから大切に守っていかないといけないとか、戦争を繰り返さないために守るべきだというような、言い尽くされてきた従来型の観念論だけでは通じないのではないか。角度はもっと多面的でなければ議論は広がらないだろう。
 
 そんななか、人気サイト『マガジン9条』編集部が注目の本を出版した。

 その名も『みんなの9条』(「マガジン9条」編集部編 集英社新書 2006年11月17日発売)

Minnano9jo_1

 橋本治、香山リカ、黒田征太郎、広井王子、いとうせいこう、毛利子来、辛淑玉、木村政雄、大田昌秀、きむらゆういち、早苗NENE、姜尚中、雨宮処凛、愛川欽也、上原公子、ジャン・ユンカーマン、石坂啓、中川敬、伊藤千尋、渡辺えり子、松本侑子、辻信一

 

 早速、書店で購入した。

 多分野で活躍する22人が9条について語り、そしてよびかけている。

 改めて、みんなで話をしてみよう、みんなの9条について。

2006.11.21

死なないで いじめ自殺へのメッセージ

いじめ自殺や、予告が相次いでいる。

本物でない予告も含まれてはいると思うけれど、

いま、おとなが子どもたちに対してどんなメッセージを届けるかということが問われている。

11月10日に石原都知事が定例記者会見で放ったことば(映像は左記リンクからWindows Media Player 2分50秒頃からの約4分間 正式なテキストも掲載あり)は、しっかりと批判されるべきだと思う。

さて、毎日新聞が連載した、「死なないで:いじめ・メッセージ」は著名人のメッセージ。

死なないで:いじめ・メッセージ/1(その1)=作家・あさのあつこさん(2006/11/9)

死なないで:いじめ・メッセージ/2=ルポライター・毛利甚八さん(2006/11/10)

死なないで:いじめ・メッセージ/3=元プロ野球投手・今関勝さん(2006/11/11)

死なないで:いじめ・メッセージ/4=シンガー・ソングライター、川嶋あいさん(2006/11/16)

いじめ・メッセージ/5止=シンガー・ソングライター、嘉門達夫さん(2006/11/17)

私のブログ、最近は政治のことばかり書いているけれど、卒業にかかわる歌などを取り上げてきたことで中学生などからの検索アクセスも一定程度あるようだ。

届け、いのちのメッセージ。傍観も含めたいじめを許さないという説得力をもつおとなの一人でありたいと私は思う。

2006.11.20

11月26日、都知事選統一候補へ大胆シンポ パネラー確定

先週は、石原都政について続けて書いてきた。

いじめ自殺について、いじめられる側への厳しいコメントのみという姿勢や、都政の私物化ぶり・・・。

どよどよっと、疲れる。

【ブログ内関連記事】

石原都知事の海外出張、その異常な浪費ぶりが明らかに(2006/11/15)

石原都知事への対立候補の統一をめざす動き(2006/11/13)

石原都知事が「いじめ自殺予告」に発したことば(2006/11/10)

石原都知事について批判的に書くブログは少ないようだ。

でも、下記についての紹介記事は多くの人が一致できる内容ではないかと思う。

都知事選へ出馬表明をしている吉田万三氏と、都議会民主党などの代表が同席することは聞いていたが、具体的な名前も確定してきたということで、少しホッとし、期待は高まる。

**** 転送歓迎 (重複ご容赦ください) ********

 都知事選統一に向けての11月26日「大胆シンポ」の豪華パネラーが決まりました。コーディネーターは、「自然と人間」前編集長の熊谷伸一郎氏です。

 390名会場を熱気で一杯にすることで、統一への市民要求をパネラー、マスコミそして都民全体にアピールするチャンスにご協力ください。


************************************************************ 
  Close it 石原都政 11.26大胆シンポジュウム
    2007年都知事選 統一候補の可能性!
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<パネラー>
 ○革新都政をつくる会
吉田万三 氏

 ○都議会民主党幹事長・民主党東京都連会長代行
田中 良 氏(予定)

 ○都議会・生活者ネットワーク幹事長
大西ゆき子 氏

 ○社民党東京都連代表
中川直人 氏

 ○新社会党東京都本部副書記長
橘 幸英 氏

<コーディネーター>熊谷伸一郎氏(「自然と人間」前編集長)
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日時:11月26日(日) 6:30 開場、 7:00 開会、 9:00 終了予定
場所:牛込箪笥区民ホール(大江戸線「牛込神楽坂」A1出口直ぐ。
   東西線「神楽坂」2番出口徒歩10分)  資料代: 500円
***********************************************************

 対抗軸の統一を望む市民組織が、既に立候補を表明した吉田万三さん、
それから独自候補擁立の方針を決めた都議会民主党をはじめ、東京・生活者ネット、
社会民主党、新社会党の各会派の代表者と 一堂に会し、直接対話できる場を
セッティングしました。是非参加して、市民の熱い思いを伝えましょう! 

☆☆☆ 時事ネタコント・「ダメじゃん小出」の芸風もお楽しみに! ☆☆☆
***************************************************************
主催: 東京。をプロデュース2007 (代表 楠 典子)
お問合せ・連絡先:telfax  03-3313-7022(小島)
hkh_top2007@yahoo.co.jp(請求頂ければ案内チラシの添付ファイルをお送りします)
http://www.tokyo-produce.net/
**************************************************************

2006.11.18

安倍さんと教育と空き缶の話

教育基本法「改正」法案が衆議院を通過した11月16日、

この日送られてきた安倍内閣メールマガジンの内容の薄さに驚かされた。

「教育基本法への想い」のなかで、安倍さんはまた同じ話をしている。

そんなに長くもないので教育基本法関連部分を引用してみる。

続きを読む "安倍さんと教育と空き缶の話" »

2006.11.17

日刊ゲンダイ、2日続けて石原都知事批判

ふだんは買わない夕刊紙「日刊ゲンダイ」。

ここ2日間は、買いました。

石原都知事の都政の私物化ぶりが取り上げられています。

ゲンダイネットに、見出しと簡単な記事紹介が出ています。

フザケルナ都知事海外豪遊2億円(日刊ゲンダイ2006/11/16発売号)

石原都知事 超豪華ギャラリー、ムダ遣い(日刊ゲンダイ2006/11/15発売号)

今日17日は3時から、毎週金曜の定例記者会見があるはず。

ただ、都のホームページのトップページの上部に通常は予告がされるのですが。

いじめ自殺に対する発言、文化事業を称した私物化支出疑惑、海外豪遊問題、どう答えるのでしょうか。

会見が行なわれるのなら、ぜひ記者のみなさんには、いつもの及び腰でなく、つっこんでがんばってもらいたいです。

〔追記〕2006/11/17AM9:00

東京都のホームページに「本日の知事記者会見放送はありません。」と表記されたので、電話で問い合わせたところ、知事本局の職員は「知事は休暇です」と答えました。

2006.11.15

石原都知事の海外出張、その異常な浪費ぶりが明らかに

 石原慎太郎という東京都知事が週に2日か3日しか登庁してこなかったこと、議員時代からの懐刀・浜渦氏を重用してきたこと、福祉施策を大きく切り捨ててきたことは、このブログでも指摘してきた。

 さらに、今度は都政の私物化の実態が明らかになったことにふれざるをえない。

 ◇石原都知事、規定超す宿泊費 共産都議団が指摘(朝日新聞)
2006年11月15日22時36分

 東京都の石原慎太郎知事が海外出張の際、都条例の規定を大幅に超過する高級ホテルやクルーザーに宿泊し、衆院議員時代からの秘書も、飛行機は知事と同じファーストクラスに格上げしていたことが15日、共産党都議団の調査で分かった。石原都知事の規定額は総理大臣と同額だが、それを超えていた。神奈川、埼玉、千葉の各知事はそれより下のランクで、いずれも「規定額を超えたことはない」という。

 石原都知事はこれまでに計19回の海外出張をしており、共産党の調査では、記録が残っている過去5年の15回分で、同行職員分も合わせて出張費の総額は約2億4350万円に及んだ。同党はこのうち6回について、情報公開請求で詳細な記録を入手し、公表した。

 都知事の宿泊費や交通費、日当は48年制定の都条例で定められている。「国家公務員等の旅費に関する法律」に準じており、総理や最高裁長官と同額だ。例えばロンドンやワシントンなど大都市では1泊4万200円。だが、詳細な記録のある6回の出張では、石原知事の宿泊費は規定の3.3~1.6倍だった。

 01年9月のワシントン出張では、1泊26万3000円~13万1500円のホテルに泊まり、同6月のガラパゴス諸島への出張では大型クルーザーを5日間借り切り、1泊あたり13万1000円だった。

 6回の出張にはいずれも特別秘書が随行し、5回は知事と同じファーストクラスを利用。都の規定では、知事はファーストクラスだが、特別秘書はビジネスクラス。今年5月のロンドン出張では、格上げの理由を「知事と機内で打ち合わせを行う必要がある」とし、航空運賃は規定を約80万円超える167万5700円だった。

 また、5回の出張では大手通訳会社と随意契約し、通訳が日本から同行している。うち4回の理由書には、「知事自身が発言を無意識に省略あるいは割愛した場合に、必要に応じて都政の現状や知事の従前の発言を踏まえて適宜補足するという高度な技術が不可欠」と書かれていた。

 石原知事はこの日、「何も豪勢な旅行をしようと行っているのではなくて仕事だから。(出張費の使い方は)知事が差配することではない。規定はよく知らないし、それからはずれているなら直さなければいけないと思う」などと語った。

 この報道記事を知り、早速、日本共産党東京都議団のホームページをみると、

 「石原知事の超豪華海外出張の浪費実態について」(2006/11/15)で、全文と情報公開で明らかにされた根拠となる資料が掲載されていた。

 この都知事に12年も都政を任せるわけにはいかない。

 その意味でも、対立する候補の統一の可能性をさぐる「東京。をプロデュース2007」が主催する11月26日の大胆シンポジウムに期待している。

※東京都「都民の声」課では、電話・FAX、メールなどで「知事への提言(意見)、要望
・苦情」などを受け付けています。
http://www.metro.tokyo.jp/POLICY/TOMIN/iken.htm
メールアドレス
koe@metro.tokyo.jp
FAX03-5388-1233
電話03-5320-7725

2006.11.14

子ども虐待をとめるために私たちは

子どもに対する痛ましい、すさまじい虐待事件。

子どもに対する、いじめ。

さまざまな形の虐待の連鎖が続いている。

保護者が養育できない状況にある子どもたちは、乳児院や児童養護施設で生活をする。

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2006.11.13

石原都知事への対立候補の統一をめざす動き

 石原発言にも驚いたが、前回のエントリー記事への反響が思ったほどでもなかったことにも驚いている。

 さて、その石原慎太郎東京都知事が3選出馬を見据えるなか、4月8日投票の東京都知事選が近づいている。

 「革新都政をつくる会」が元足立区長で歯科医の吉田万三氏と協定を結び、その吉田氏は先月下旬に出馬表明をおこなった。

 吉田氏は、基本目標を掲げるとともに、大同団結・共同を強調している。つまり、方向性を同じくする人物が幅広い層から推されれば、出馬を見送る可能性を残しているということだ。

 反石原の動きが広がれば、さまざまな動きも出てくるはず。

 そんななか、「東京。をプロデュース2007」という団体が、統一候補の模索を目的に、11月26日に興味深いシンポジウムを開催するという。

 転送歓迎とのメールが届いたので以下に記載してみる。

**** 転送歓迎 (重複ご容赦ください。連絡先は末尾参照)****

 吉田氏が立候補を表明し、民主党も独自候補を出すことを決めました。

 個別にお伺いすると何処もが「統一候補で勝ちたい」と言われます。
過去の経緯もあるでしょうが、なんとか統一を模索していただきたいというのが市民の熱い要望です。沖縄や各地の例もあります。

 2007年都知事選に向けて、05年秋から統一候補づくりを呼びかけてきた市民団体「東京。をプロデュース2007」(代表 楠典子)では急遽、統一問題をテーマにシンポジュウムを提起しました。

 この呼び掛けに対して、なんと吉田候補、民主党、社会民主党、新社会党、東京・生活者ネットの参加が実現したのです。スゴイ!

 一筋だが統一への光が見えた思いです。万障繰り合わせてご参加ください。

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  Close it 石原都政 11.26大胆シンポジュウム
    2007年都知事選 統一候補の可能性!
***********************************************************
日時:11月26日(日)   6:30 開場、 7:00 開会、 9:00 終了予定
場所:牛込箪笥区民ホール(大江戸線「牛込神楽坂」A1出口直ぐ。
   東西線「神楽坂」2番出口徒歩10分)     資料代: 500円
 
<パネラー>
 ○革新都政をつくる会
     吉田万三 氏
 ○都議会民主党幹事長・民主党東京都連会長代行
     田中 良 氏(予定)
 ○東京・生活者ネットワークより
 ○社会民主党より
 ○新社会党より
<コーディネーター>熊谷伸一郎氏

 対抗軸の統一を望む市民組織が、既に立候補を表明した吉田万三さん、それから独自候補擁立の方針を決めた都議会民主党をはじめ、東京・生活者ネット、社会民主党、新社会党の各会派の代表者と 一堂に会し、直接対話できる場をセッティングしました。是非参加して、市民の熱い思いを伝えましょう! 

☆☆☆時事ネタコント・「ダメじゃん小出」の芸風もお楽しみに!☆☆☆

***************************************************************
主催:東京。をプロデュース2007
お問合せ・連絡先:telfax 03-3313-7022(小島)
hkh_top2007@yahoo.co.jp(請求頂ければ案内チラシの添付ファイルをお送りします)
http://www.tokyo-produce.net/
******************(転送歓迎ここまで)************************

 組織のサイトの「呼びかけ人」をみると幅広い。

***
【呼びかけ人】 11月現在
藍谷邦雄(弁護士)
味岡尚子(子どもと法21)
石崎暾子(草の実九条の会)
上杉聡(歴史家)
内田雅敏(弁護士)
尾山宏(弁護士)
川田文子(ノンフィクション作家)
きくちゆみ(グローバル・ピース・キャンペーン)
熊谷伸一郎(編集者・ライター)
くまがいマキ(劇作家)
郡山総一郎(フォトジャーナリスト)
是枝裕和(映画監督)
最首悟(水俣展実行委員長・和光大学人間関係学部長)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
ジャン・ユンカーマン(映画監督)
萩尾健太(弁護士)
林博史(関東学院大学教授)
村上義雄(ジャーナリスト)
森達也(映画監督)
柳田真(都労連交流会)
吉武輝子(作家・戦争への道を許さない女たちの連絡会)

【賛同人】
竹下景子(俳優)、根岸季衣(俳優)、他

***

 私も都合がつけば参加するつもりだ。

 鍵は都議会民主党だと思う。石原シンパとして知られる土屋たかゆき都議(板橋区)に続き、前回の都議選で初当選した吉田康一郎都議(中野区)は、石原知事を「当代一級の政治家」とまで議会質問で持ち上げている。どう、まとまれるか。

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2006.11.10

石原都知事が「いじめ自殺予告」に発したことば

いじめ自殺を予告する手紙が文部科学省に届いている。

消印に「豊」の文字があり、文部科学省の談話を踏まえ、豊島区などのある東京都は、いじめ等問題対策室(03)5320-6888を設け、自殺するとされている11日を重視し、12日朝まで24時間体制で相談電話を受け付けている。(詳細はこちら東京都教育委員会

今日10日、石原都知事の定例記者会見が行なわれた。映像(左記リンクからWindows Media Player 2:50頃から6:55頃の約4分間)を見たが、知事の発言に驚かされた。

一部報道もされているが、関連部分のやりとりをテキスト(東京都のホームページには1週間後に正式なものが掲載される)で起こしてみた。 

続きを読む "石原都知事が「いじめ自殺予告」に発したことば" »

やらせ演出劇場 教育基本法改正に潜むもの

教育基本法「改正」にむけたタウンミーティング(町の教育委員会も含めた談合)の多くが「やらせ」だったことが明らかになっています。

これが来週にも衆議院通過、今臨時国会成立という流れで動いています。

「小泉劇場」がやらせ演出によるものだったことがわかってきた以上、いまゼロから考え直すことが必要だと思います。

背後に潜むものを、東京新聞記事が立花隆さんに聞く形で浮き彫りにしています。

教育基本法改正背後に潜むもの 立花隆氏に聞く(2006/11/10東京新聞特報)

【関連サイト】

教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会

2006.11.08

「談合」で教育基本法を変えていいのか

政府や教育委員会が徹底した「やらせ」までして、教育基本法を「改正」しようとしているのはなぜでしょうか。

タウンミーティングは、「談合」の典型でした。

今日の東京新聞が特報で詳細に取り上げています。

八戸タウンミーティング 『やらせ質問』の舞台裏(2006/11/8東京新聞特報)

八戸以外の「談合」疑惑については、明日9日に報告されるようです。

この状況で、この国会で、この国の教育の基本に手をつけていいのでしょうか。

安倍さんは、奉仕の精神を盛り込むことによって、子どもが缶をポイ捨てしなくなる、など国会で答弁しています。

基本の法律を変えることによって、子どもたちがそうなるでしょうか。

おとなが社会性を失っている中で、教育を変えれば美しい国になるというような論法は無責任にもほどが。。。

今日は夕方4時という日程にもかかわらず、国会周辺で約1000人の人間の鎖(ニューマンチェーン)というアクションがとりくまれたそうです。

法改正に抗議し人間の鎖 国会周辺で市民団体1000人(東京新聞)

いま、一番の力を持っている自民党の派閥は森派ですが、その森元首相は、10月31日の産経新聞(「森元首相に聞く 参院選争点は『日教組壊滅できるか』」で、「日教組、自治労を壊滅できるかどうかということが次の参院選の争点だろうね」と言っています。

問題の本質と争点が完全にずれている。この人たちに教育の基本を変えられたくない。

私はそう思います。

【関連サイト】

教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会

【ブログ内関連記事】

「やらせ」発覚!教育基本法「改正」で(2006/11/1)

ゼロ歳児保育見直し発言に高市大臣が不快感

 5日の自民党東京都連の講演で、下村博文官房副長官が保育所の入所待機児童解消策について、

 「本当にいいのか見直すべき時期に来ている。(特にゼロ歳児保育に)税金投入するなら、(母親は)無理に働かなくても、家庭でしっかり子育てをやってもらえるようにシフトしていくことが望ましい」(読売報道)と発言したとされることについて、
 
 高市早苗少子化担当大臣が不快感を示したという。

 大臣が記者会見で官房副長官の発言に所見を示したということは、その発言の詳細を事前に確認しているはず。

 5日の講演のなかの前後の発言がよくわからなかったが、基本的にはゼロ歳児保育に否定的なものだったということだろう。

 高市氏のこれまでの節操のなさ(結婚後に自身は通称で通しながら、夫婦別姓は社会崩壊が持論など)を私は評価しないが、下村発言はもっと評価できない。 

◇高市少子化担当相、「家で子育てしろ」発言に不快感(産経新聞)

 高市早苗少子化担当相は7日午前の記者会見で、ゼロ歳児保育見直しに言及した下村博文官房副長官の発言について「生活やキャリア確立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家で子育てしろと言い切られるのは残念だ」と述べ、強い不快感を示した。

 高市氏は「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろいろな人生、暮らし方がある」と指摘。政府が進める待機児童ゼロ作戦を継続する考えを強調した。

 下村氏は、5日の講演で「保育園に入れるより、母親が家庭で1歳ぐらいまで子育てできる社会システムへの方向転換が必要だ」と発言した。

(11/07 12:16)

 安倍内閣、だいじょうぶか。

【ブログ内関連記事】

「母親は家庭で」という安倍側近発言の影響は?(2006/11/6)

2006.11.06

「母親は家庭で」という安倍側近発言の影響は?

 昨日ふれようと思っていた記事。でも、検索すると、この発言について本来はそうあるべきだからこの言葉に感動したというような、ブログ記事をみかけた。

待機児童問題で官房副長官「母親は家庭で子育てを」(2006/11/6読売新聞)

 下村博文官房副長官は5日、静岡県熱海市で開かれた自民党東京都連の勉強会で講演し、保育所の入所待機児童解消策について「本当にいいのか見直すべき時期に来ている。(特にゼロ歳児保育に)税金投入するなら、(母親は)無理に働かなくても、家庭でしっかり子育てをやってもらえるようにシフトしていくことが望ましい」と述べた。政府が進めている待機児童解消策の見直しを求めたものと見られる。

 また、下村氏は「家庭をバラバラにする政策ではなく、人間社会の原点である家庭を再び構築していくような政策が必要だ」と強調した。

 高校の必修逃れ問題に関連し、問題となっている教育委員会のあり方については「文部科学省、都道府県教育委、市町村教委、学校現場の関係を整理する必要がある」として、現在、都道府県教委が持っている小中学校教員の人事権を市区町村教委に移すことなどを検討するよう求めた。

 そうかなとも思った。

 でも、やっぱり違うと思ったので掲載した。

 「(特にゼロ歳児保育に)税金投入するなら」という前提があるから。

 家庭で育てられるべきという論理が、財政面からきている。

 本来は家庭で、ということは理解できるけれど、そうではない。(講演全体をきいたわけではないが)。

 「核保有議論」推進にしても、安倍さんが本当は言いたいことを周囲が言って様子をみているのではないかと私はみている。

 中川政調会長や中川幹事長、高市早苗少子化担当大臣などなど、目玉として重用した政治家は、従来安倍さんが言ってきた考え方に近い。

 下村博文副官房長官は、なかでも安倍側近と言われてきた人。この発言の影響がどう出ていくか。簡単な空振りでは終わらないのではないだろうか。

2006.11.05

宮崎あおいさんも『この国が好き』

主演映画「ただ、君を愛してる」が10月28日から公開中の宮崎あおいさん

本の特集誌・月刊『ダ・ヴィンチ』11月号の表紙と、巻末「Studio Interview」に登場している。

11月6日に12月号が発売なので、ちょうど、もう店頭にはないけれど。

16頭のパンダが撮影された『コパンダちゃん』(菅野ぱんだ リトルモア)をメインで紹介。

さらに『この国が好き』(著:鎌田實 マガジンハウス)を選んできたという。

この絵本については好き嫌いはわかれるとは思うけれど、私もふれたことがある。

『この国が好き』非戦の誓いのすばらしさ(2006/7/11)

20歳の彼女は、
いま、憲法を改正する議論が起こっているけれど、私は戦争をしたくはないから、この憲法を変えることに反対。でも、そのために私には何ができるんだろう?って考えるようになったんです。まさか国会に乗り込んでいくわけにもいかないし(笑)、結局何もできないまま『嫌だ、嫌だ』と思っているだけなのかな?って。でも、この本を読んで、こういう本が存在することが嬉しくて。私がどうしたらいいのかわからなかったことが、きちんと書いてあったんです」という。

兄で俳優の宮崎将さんとのインド旅行で、カーストが残る村やスラム街を歩き、人々と出会って感じたこと。それを6月に『たりないピース』(著:宮崎あおい、宮崎将 写真:森本美絵 小学館)という本にまとめ、出版。1冊70円が寄付されるということも示したこのホームページにも惹かれる。

早速、注文した。

インドでの葛藤にもふれながら、「知って、そこから自分が何をできるかを考えなくちゃ」と前向きだ。

映画、観にいこうかなぁ。

2006.11.04

志村けんさんのおすすめ「運動靴と赤い金魚」

ときどきみている志村けんさんのブログで、

イラン映画です。1997年の作品 お使いの途中で、妹の大事な運動靴を無くしてしまった少年 両親にも言い出せず 二人は一足しかない靴を交替で履いて学校に通う ある日マラソン大会の賞品に運動靴が 妹の為に走る事に  なんでもある今の日本では考えられない様な 物が不自由なくあるのが いいのかわるいのか 素晴らしい兄弟愛   物を大事にする事を教えられたいい映画でした

と、「運動靴と赤い金魚」が紹介されていたので、

DVDをレンタルして、観ました。

以下、ややネタばれあり。

生活の厳しさ、物が買えないなかで深まる兄妹愛。

展開は予想通りだけれど、私たちにとって、「あたりまえ」にある物と、「あたりまえ」では感じにくくなっている気持ちの大切さがそこにありました。

少し短めの映画でしたが、最大の焦点だった靴。そのなかでがんばった足。その足をラストシーンで癒し励ます金魚。

中東系の映画は「亀も空を飛ぶ」くらいしか観たことはないけれど、「運動靴と赤い金魚」、せつないけれどあたたかい映画でした。

足立区「学力テストで予算に差」!?

昨日に続き、朝日新聞の記事に驚いた。今日は一面トップ。

東京都足立区が、学力テストの成績によって、学校の予算枠に差をつける方針を固めたというのだ。

足立区といえば、今年1月に、就学援助(親の経済状況によって、一定の経済給付がおこなわれる)の受給率が4割をこえ(足立区42.5%、全国平均12.8%)、全国でもっとも深刻な状況にあることが伝えられた自治体。

安倍さんの構想にもあるこのイギリス・サッチャー型の「教育改革」がすでに失敗し、修正がかけられていることは、月刊「世界」(岩波書店)の11月号で、在英ジャーナリスト・阿部菜穂子さんが「安倍政権は、問題の多いイギリス「教育改革」に追随するのか」と実態を明らかにしているところだ。

にもかかわらずだ。

格差社会の厳しさをうける人たちの多い、セーフティーネットも穴だらけの自治体で、テスト結果の悪い子どもの通う学校には、少ない予算しかこないあまりにも残酷な制度が来年度から実施されようとしている。

学力テストで予算に差 足立区教委、小中学校4ランクに(2006/11/4朝日新聞)

 東京都足立区教委は、区立小中学校に配分する07年度予算で、都と区の教委がそれぞれ実施している学力テストの成績に応じて各校の予算枠に差をつける方針を固めた。小学校計72校、中学校計37校をそれぞれ4段階にランク分けし、最上位は約500万(中学)~約400万円(小学)、最下位は約200万円にする予定。都のテストで同区が低迷していることなどから、学校間競争をさらに促す必要があると判断した。

 区教委によると、差をつけるのは各校の自主的な取り組みを支援する「特色づくり予算」の金額。各校の申請をもとに配分し、外国人講師や補習指導ボランティアの派遣費用などに使われている。07年度は前年度比約1億5000万円増の約4億1000万円を予定している。

 ランクづけの大きな根拠は、年1回実施される都の学力テスト(小5と中2の全員が対象)と区のテスト(小2以上の全学年全員が対象)。都テストで、各校の平均正答率が、都平均と区平均以上の科目がそれぞれいくつあるか▽区テストの成績が前年度からどれだけ伸びたか――などの項目を設けて査定する。

 これらの成績と校長からのヒアリング結果を8対2の比率で数値化し、各校の「実績」とする。満点は小学校が165点、中学校が170点で、上位から順にA(全体の1割)、B(同2割)、C(同3割)、D(同4割)のランクに区分けする。

 予算枠はAランクの中学校で約500万円、小学校で約400万円。B、Cと減らし、Dランクは小中学校ともに約200万円にする。各校が「特色づくり予算」について申請すると、ランクの枠内で認める。

 教材費や光熱費など学校運営の必要経費は、従来通り児童・生徒数やクラス数などの「基礎数」に応じて配分する。これまで中学校は1校あたり平均で約1000万円、小学校は約850万円を配分してきた。07年度はこの経費にむだがないかどうかを厳しく精査して圧縮し、「特色づくり予算」の増額分に振り分ける方針だ。

 同区は02年度に区全域の小中学校で学校選択制を導入。都と区のテスト結果については、教科別まで各校の平均正答率をホームページなどで公表している。人気中学校の多くが学力テストの平均点が高い傾向がある。今回のランクづけは公表しない。

 04年2月に初めて実施された都のテストで、同区の成績は23区中23位だった。今年1月の都のテストでは中学校は22位、小学校は21位と順位を上げた。

 内藤博道・区教育長は「頑張った学校に報い、校長と教員の意欲を高めることが、区全体の基礎基本の学力向上につながる。これまでも希望に応じて非常勤講師を追加配置するなどの対策をとっており、成績のよい学校ばかり優遇するわけではない」と話している。

 文部科学省の担当者は「学力テストの結果を予算に反映する例は聞いたことがない」と話している。

【ブログ内関連記事】

・イギリス型「教育改革」で導かれる美しい国とは(2006/10/19)

2006.11.03

憲法公布60年、石田純一さん「首相、戦前に戻るつもりですか」

今日11月3日は、憲法公布60年の節目。朝日新聞の社会面の記事がサプライズ。

「安倍世代」憲法こうみる

との記事で、安倍首相と同世代(1954年生まれ)の三者がそれぞれの角度から注文をつける。

そのなかで俳優の石田純一さんが「首相、戦前に戻るつもりですか」と問いかけている。

バブル期にトレンディー俳優として人気を得たものの、その後「不倫は文化」などの発言で物議をかもして急降下した石田純一さん。それでもバラエティー番組などでも定着し、先日発表された「ボージョレ ヌーヴォー」が似合う大人の俳優の1位にも輝いたばかり。

・キリンお酒と生活文化研究所 レポートVol.40「ボージョレ ヌーヴォー」に関する意識調査について ~「ボージョレ ヌーヴォー」が似合う大人の俳優・女優ランキングも発表 ~(KIRINニュースリリース2006/10/24)

その石田さんが安倍さんについて「政治理念は全く相いれない」という。

安倍さんは僕らの世代の代弁者とは思えない。過激な軍備増強・改憲論は、同世代にはかなり奇異に聞こえるはずです。現政権には『戦前に戻るつもりですか』と問いかけたい」と厳しく批判する。

学生運動の「政治の季節」にもまれた石田さんは、

先生も生徒も自由にものが言える雰囲気があった。いま、社会のそんな空気が薄れているようで、懸念しています」と続ける。

憲法について日々考えることは少ないとしつつも、

世界で紛争の火種が絶えない今こそ、日本は武力放棄をうたった崇高な平和憲法の理念を、世界に伝えていくべき大切な時代にある」と言い切り、安倍首相にその「憲法論」をぶつけたいという。

憲法公布60年の朝、石田さんの意外な一面にふれて、驚いたと同時にすっきりした。

※tamyレポートは、「マガジン9条」と「Keep9 9条守ろう!ブロガーズ・リンク」に賛同しています。

2006.11.01

「やらせ」発覚!教育基本法「改正」で

月も変わったので、少し息抜きの記事を書こうと思っていた矢先、

今の臨時国会で安倍内閣が最重点で成立させようとしている教育基本法「改正」法案のインチキシナリオが明らかになったのでふれざるをえない。

タウンミーティングで、内閣府などが賛成意見を依頼していたというのだ。

悪質なやらせ番組が明らかになれば、テレビ番組は打ち切りや再編を余儀なくされる。

という常識に習えば、今回の「改正」法案は出直すべきだろう。

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