10代でつくる平和新聞「ひろしま国」からの発信
10代でつくる平和新聞「ひろしま国」を知っていますか。
はじまるよ みんなの新聞
あなたは、生きる希望を持っていますか。
大人が始めた戦争やテロで死んだり、負傷したりした子どもを新聞やテレビで目にすることが少なくありません。私たちの周りでも親が子の、子が親やきょうだいの命を奪う事件が後を絶ちません。いじめによる自殺も起き、日本の自殺者はここ数年、年間3万人を超えています。
広島に原爆が世界で初めて投下され、62年になります。被爆者の平均年齢は約74歳。その体験をじかに聞ける最後の世代である子どもたちが今、「命の大切さ」をしっかり考えるときではないでしょうか。
公募で選ばれた小学5年から高校2年まで10代のジュニアライター(こども記者)17人と中国新聞の記者3人が、国境のない理想の平和国家「ひろしま国」を舞台に、希望の持てる世界への道筋を考えていきます。
(編集長・吉原圭介)
というもので、1月29日に創刊されたwebページです。
この創刊を教えてくれた、フランス在住の平和活動家・美帆シボさんが、創刊号に「世界の中のヒロシマ(1)知ってほしい核兵器の怖さ」という記事をよせています。
特集記事にも注目です。
今回の特集は
「ねがい」~ぼくらの国歌はエンドレス~
ひろしま国には、どんな国歌がふさわしいだろう。ジュニアライターたちは、中学校の平和学習から生まれた曲「ねがい」に着目しました。人種や国境を越えて歌詞が次々に作られ、歌われるこの曲。誕生から約5年で600番を超える熱い思いが積み重なっています。
とても詳しい特集記事です。
米米CLUBのボーカルの石井竜也さんは、編集部に作詞を依頼され、
「世界の人に聴いてもらえるよう英語で歌詞を作ってみたいし、この後に続くメロディーも作って歌ってみたい。宿題にさせてもらっていいですか」と答えています。
私はこの「ねがい」、何度も聴いたことがありますが、みなさんはどうですか。特集記事で曲を聴くこともできます。
さて、この「ひろしま国」、3月には英語版のページも開設されるといいます。
「ひろしま国」からの世界への発信に期待しています。まず、この国に広がるようにと、みなさんに。
おとなが知らないこともたくさん書かれています。
また、初々しい編集後記も。
十数年前、私も高校1年生の頃、このような活動にかかわっていたことを、いま忙しさにおぼれながら思い出しています。
ぜひ、アクセスを、世代をこえて。
◇紹介サイト
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