「産む機械」発言に妊娠中の女優が

　妊娠6ヶ月の女優・井上晴美さんが出演映画の舞台あいさつという形で、妊娠発覚後初めて公式の場にあらわれたという。

　すでに、2人目について海外出産の希望もコメントしたようだ。

◇井上晴美　次は海外出産！？…出演映画舞台あいさつ（2007/2/4スポーツ報知）

　この井上晴美さんは自身のブログ「井上晴美の"POWER OF HARUMI&quot」の「柳沢厚労相に一言」という記事で、「女性は産む機械」発言にふれ、辞任を求める声に同調している。

　今日は、愛知県と私の地元・北九州市で、大きな選挙の結果が出る。

　その結果も反響をよぶと思うが、このような「産む機会」を迎えた著名人の発言に私も説得力を感じる。

　すでにその反響が広がっている。

◇井上晴美、妊娠６か月！５月下旬出産　女優は続行（2007/1/31スポーツ報知）

　女優の井上晴美（３２）が、第１子を妊娠していることが３０日、スポーツ報知の取材で分かった。現在、妊娠６か月で、出産予定は５月下旬ごろ。井上は２００５年９月、当時カナダ在住でインターナショナルスクールに勤務するルベンさん（３１）と結婚。かねてから子供が大好きだった井上にとって、待望の妊娠。出産後も育児をしながら仕事は続けていく意向のようだ。

　アイドルとして芸能活動をスタートさせ、数々のドラマにも出演してきた井上晴美が、待望のママになる。

　関係者によると、井上は現在、すでに妊娠６か月。５月下旬の出産を予定しているという。初産になるが、すでに安定期に入り体調も安定しているようで、以前から子供の誕生を待ち望んでいたという井上は夫・ルベンさんとともに喜びに満ちているという。

　喜びの一方で、３０日付の公式ブログには、柳沢伯夫厚生労働相が女性を「産む機械」と発言したことについて「女性として男性にこのような考えでおられるのは残念でたまりません」と怒りのコメントを掲載。これから子供を持つ母親になる責任感も十分に見て取れる。

　井上は、０５年９月１７日に留学先のカナダで出会った１歳年下のルベンさんと、太平洋をまたいだ超遠距離恋愛を実らせて国際結婚。結婚後は、しばらく日本とカナダに離れて新婚生活を送っていたが、昨年春から日本での同居生活をスタートさせていた。

　井上は、２７日から秋田で先行公開された哀川翔（４５）主演の映画「デコトラの鷲パート４　愛と涙の男鹿半島」（４月２１日全国公開、香川秀之監督）のヒロイン役で出演。２月３日には秋田・ＡＫＩＴＡシアターで舞台あいさつ、同４日には秋田・男鹿市文化会館でトークショーを開催。ともに井上も出席する予定。同作では母親役を演じていることもあり、壇上での発言が注目される。

　また、現在のところ次回作の出演予定もなく、「デコトラ－」のプロモーション活動後に産休となる見込み。出産後も仕事を続ける意向という。育児が落ち着いたタイミングでの復帰となり、ママ女優として、幅広い演技を見せてくれそうだ。

　◆井上　晴美（いのうえ・はるみ）本名・仁絵（きみえ）。１９７４年９月２３日、熊本市生まれ。３２歳。９１年にテレビ朝日系オーディション番組をきっかけに芸能界入り。同年、「ふりむかないで」で歌手デビュー。グラビアでも活躍。フジテレビ系「お水の花道」など出演作多数。９９年、幻冬舎文庫のポスターでスキンヘッドを披露。０３年には舞台初挑戦。