商店街に活気があふれて?
統一地方選挙の後半戦もおわった。
選挙カーでの名前の連呼にはそれほど驚かない。
選挙の制度の根本を開かれた形に変えないと、住民に身近な政治にはならない。
どれだけ「福祉」「少子化対策」「改革」を掲げても、いまの閉鎖的な政治構造を守ろうとしている人々に投票する理由が私にはわからない。
今回の議員選挙で街の厳しさを思い知らされた。
何気なく買い物へと自転車で少し離れた、月に1度行くかどうかの商店街に行くと、
空き店舗がいくつも選挙事務所に変わっていた。
選挙の最終日には、支持者・家族の最後の集会と訴え・お礼がいくつものお店の前で続いていた。
商店街の店舗が次々と店をしめ、4年に一度、選挙事務所になる。
4年後の商店街はどうなっているのだろう。
その思いをめぐらせる暇もなく、すでに選挙事務所の撤収は始まり、ふたたび空き店舗としてシャッターを閉じていく。
活気があふれたのは数日間だけだった。
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